３日目

　朝ご飯は朝６時半から、食堂が開くのを待って１番で朝食開始、１日の活力は朝食に有りってね（笑）。ストックホルムの港に入港までは船の一番上のデッキで日向ぼっこしながら食後のけだるい時間を過ごします。バルト海は内海だけあって航海の間１度だけ大きく揺れましたが、それ以外は非常に静かな船旅でした。さすがに５万８千トンの船は違う。沖縄に行ったときのサンフラワーとはだいぶ違うな～。
　朝９時に船が接岸します。入国審査もなくそのまま入国です。現地ガイドの人に迎えてもらってまずは市庁舎に向かいます。市内のあちこちを回りながら向かうはずがＭＫデパートの前でバスが停車、なんでこんなところで？バスが故障してしまい代わりのバスがくるまでここで待つことになります。ほどなく代わりのバスが来てやっと目的地である市庁舎へ。ここにはあのノーベル賞の受賞記念パーティーが行われる青の間があります。時間の都合で見ることができませんでしたが少しだけ市庁舎の入り口からのぞき込んで青い色の雰囲気だけ感じることができました。
　続いて王宮へ国王様はいらっしゃいませんでしたが、護衛の衛兵はしっかり守っていました。どこかのツアーの日本人が、立ち入り禁止の黒線の内側で衛兵と記念撮影しようとして、銃剣を突きつけられてびっくりしてました。また大砲に近づきすぎて怒られている方も見受けられました。
　その後は旧市街へ昔ながらの煉瓦？石？を積んだ建物と石畳の街です。中世ヨーロッパの街並に迷い込んでいるみたいでなかなか雰囲気が良いところです。ただ時間が…
　昼食は中華料理屋で中華料理（あたりまえか）です。でもこの料理臭い！何か腐っているんじゃない？添乗員さんに言わせるとヨーロッパでの中華料理はこんなもんだと言いますが、やっぱり臭い。朝ご飯をしっかりいただいたので別に昼食抜きでもかまわないか。ロンドンで食べた中華料理はもっとおいしかったぞ！結局白米とデザートのフルーツだけ食べて、あとはほとんど食べずに店を出ました。ツアー客の何人かも私たちと同じように感じて、食べずにいた人もいたみたいです。
　あとは高台に上り街の全景を写真にとってホテルに帰ります。午後からはみんな自由行動。私たちとオプショナルツアーの希望者はドロットニングホルム宮殿へ向かいます。ホテルからドロットニングホルム宮殿まではバスで５０分くらい、現地ガイドの話を聞きながら向かいます。この宮殿は実際に王族が居住しているにもかかわらず一般に公開している宮殿です。国王の居室の２階部分以外はほとんど立ち入り自由でホントにこんなところで生活しているのかなと不思議に思います。でも建物の周りを衛兵（かわいいお姉ちゃんでした。さすが男女同権の国だけあります。）が守っているところを見ると、やはり生活しているのでしょうか。
　一回りしてカフェで一休み、ワッフルがおいしいと言うことで妻はワッフルを食べました。私はビール！昼食が昼食だったものでとてもおいしかったようです。やはり北欧は、日照時間が少ないせいか、お日様が出ているとみんな外で日向ぼっこだそうです。ドロットニングのホルムの周りの芝生にも多くの人が出ていました。噴水で水浴びしている子供たち、お弁当を食べている人たち・・ｅｔｃ。大きな犬をつれている老夫婦がおいでて、犬をほめて一緒に記念撮影して良いか確認すると、「俺たちが入って良いのか、犬だけでも良いんだぞ」と気さくに了解してくれて・・・、ペットをほめると飼い主は機嫌が良くなるようです（万国共通ですね）。
　ホテルに帰ってツアー客のみなさんと話をしていると、自分たちだけでドロットニングホルムに行った方がみえられて、所要時間は同じくらい、金額は３千円くらいだったそうな。オプショナルツアーで行くと１万円、まあガイドの説明が付いて、ホテルから目的地まで直接行けることを思えばこんなものか。
　ドロットニングホルムから帰ってくると４時くらい、夕食が７時からですから街に行く時間的な余裕がありません。あったとしてもこの国の商店の閉店時間は、だいたい５時くらいなので行くだけ無駄だろな～。周辺の散策ですホテルの横のショッピングモール、入り口が何ヶ所かありますが、開いているのが２カ所だけ夕方４時をすぎると鍵がかけられるみたいです。開いている入り口を入ると中の店がまだＯＰＥＮしています。外に面している店は全てＣＬＯＳＥなのに？閉店時間まで少しだけウィンドウショッピング。地下にはスーパーがあってここは閉店が９時、そこでまた残った硬貨を使い切るためにお菓子を買い込みます。
　

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