朝、ルクソールからカイロに飛行機で向かいます。カイロ到着後、まず最初の観光はモハメド・アリ・モスクです。このモスクも他の施設と変わらず大きなモスクです。通常1本しかない尖塔が2本もあり、ドームも通常1つが5つもあります。内部は宝石をちりばめた非常に美しい物でした。そういえばここでも土産物売りがいてパピルス(実はバナナの皮、お土産には最適か?)がモスクに入場するときに10枚1000円(日本円です)が、帰る時には40枚!1000円になっていました。
昼御飯はナイルのほとりで魚料理です。相も変わらず香辛料たっぷりです。窓辺にはナイルの水面なので、食べきれない分はナイルの魚に上げました。
お次はハン・ハリーリでお買い物、ハードスケジュールのため時間が短いですけど、このときに土産を買わないといつか買えるかわかりません。とにかくTシャツ、しおりに目的を絞って買い物に臨みます(高い物を買うには値引き交渉に時間がかかるため)。狭い路地裏に店がひしめき合い一種独特の雰囲気をかもし出しています。私たちは夫婦なので気になりませんでしたけど、女性2人では客引きが怖くて満足に買い物ができなかったと聞きました。確かにあの狭い路地の両側にアラブの男の人たちが並んでいるだけで、かなりおっかなかったと思います。
さていよいよカイロ観光地の本命、カイロ博物館です。この博物館は入り口に金属探知器が設置してあって、危険物を持ち込まないようにしてあるとのことでしたが、カメラの持ち込み料金を支払った人のバックは調べないところを見ると、ただでカメラを持ち込まなさないためのようです。残念なことに、鑑賞時間はわずか2時間、とにかくツタンカーメンを見なくては・・・。その他の展示物もすごかったんですが、やはりツタンカーメンの遺物はものすごかったです。ひたすら金、金、金で、右を見ても左を見ても金色です。とにかく写真を撮りまくってしまいました。それに追加料金を払って(40LE)ミイラ室の見学もしました。この部屋は撮影禁止でしたが、王様・王妃様のミイラが安置されており、ある種厳粛な気持ちになります(今から三千年前の人間がミイラになっているとは言え残っているのですから)。
夕食はナイルクルーズ、客のほとんどは日本人です。夕食の間、ステージでベリーダンスや見たこともないダンス、音楽の生演奏等が行われています。この日まで生野菜、フルーツはいっさい食べず、料理は香辛料たっぷりだったので、皮の着いたフルーツがこの時出たので思わずにっこりしてしまいます。私たちのツアーの人たちは、今日までの疲れからかフロアの喧噪を避け、甲板に出て川風に吹かれていました。
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