今日は、朝7時に出発で、バスに揺られてルクソールまでの旅です。道中危険だそうで、武装警官の護衛がつきます。途中みんなでゲームをしながら神殿を2ヶ所回りました。
まずコム・オンボ神殿、このころになると多少大きい神殿であっても感動しなくなります(慣れというのは恐ろしい、香辛料たっぷりのエジプト風の味付けも気にならなくなります)。しかしこの神殿は、所々まだ彩色の残った壁画が残っていて、結構見応えがあります。次に向かったのがエドフのホルス神殿です。
この神殿はさすがに大きく、感動ものです。しかし暑い、とにかく暑い。熱で頭がぼーっとしてガイドの説明も半分上の空で聞いていて、ナイルメーターにはまってしまいました(しかしガイドも悪い、大丈夫といって人を先頭にどんどん進めさせるんだから・・・)。
その後の自由時間では、アラブのおじさんがこっちにきれいな壁画があるよと言うので女房の制止を無視して真っ暗な階段の中についていくと、きれいなホルス神の壁画がありました。もっと奥にもっときれいな絵があるといっていましたが、女房がどうしても行くのはいやだと、腕をつかんではなさないものでやむなく戻りました。後から聞いたところによると、そのまま進むと神殿の上に出ることができるそうです。あと入り口のところのスフィンクスにまたがって写真を撮ろうとして、警備の人に怒られてしまいました。スフィンクスは神聖なものですもんね。
相変わらず昼食は遅く2時半から、ホテルに到着は4時頃。めずらしく早く着いたなと、思っていると「明日は王家の谷に行きますので今日は十分休養しておいてください」とのことでした。もちろん言われたとうりに、シャワーを浴びてすぐ眠りにつきます。そうそう忘れていました、その日の晩御飯は、鳩の丸焼きです。期待していたのですけれどもほとんど食べるところもなく、身を剥がすのも面倒くさいので骨ごと食べちゃいました。味は、ニワトリとさほど変りません。女房は公園の鳩を思い出すからいやだと食べませんでした。
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