2日目は釜山から慶州にかけての観光。龍頭公園から釜山の街並みを眺めます。やはり文化が近いせいかなにか日本にいるような錯覚を覚えます。どことなく雰囲気は違いますけれど…・。続いて古墳公園、韓国は儒教の国なので古墳の発掘をしません。唯一、発掘調査が行われた古墳では金製品等が盗掘もされずに残っていたそうです。
そうそうここで問題です。「くだららない」とはつまらない物のことをさしますが、語源を知っていますか?答え 江戸時代初期の文化、技術は上方(現在の大阪、京都方面)が高く江戸の方が低かったので、下るものが喜ばれました、特にお酒は灘の下りものが一番、下らないものは2級品でした。これが下らないの語源です。それなのにこの韓国の現地ガイド「下らない」の語源は「百済ない」で当時(平安時代)から韓国は日本より文化水準が高かった(今でも高い、技術はもう少し)と言っています。間違ったこと教えてどうするの?
昼食はサムゲタン、若鶏のお腹に詰め物をしてゆでた?ものです。味が付けてないので各自、岩塩や味噌を付けたり、唐辛子をかじりながらいただきます。でもこれだけ小さい鳥だと食べるところが少なく、身をはがすのも面倒くさかったので骨ごと食べちゃいました。妻は相変わらず気持ち悪いと言って中の詰め物だけ、外身は私がおいしくいただきました。
午後から慶州国立博物館、国宝の鐘を見たり銅鏡を見たり…やっぱ日本にいるみたいです。そのあと石窟庵の仏像を見に行きました。写真撮影は禁止なのでちょっと残念でしたが、一見の価値のある仏様(仏像)です。世界遺産に登録されているそうで、今回の韓国旅行の中で一番良かったのがこの仏像でした。そのあと仏国寺の見学、ただ屋根の形が微妙に違うのと、色使いが派手なのを除けばもう奈良にきているのとほとんど変わらずです。これが中国だともう少し違うのかな?
夕食は韓定食、日本の首相も食べていったとのことで期待していたのですが、余りおいしくない。辛いだけ、本当にこんなので各国の要人が満足していったのでしょうか。きっと観光客用にはチープな料理を出して儲けを出しているに違いありません。おまけに時間がないからと言ってそうそうにバスに引き上げさせておいて、その後からデザートが出てきたと言うではありませんか(遅れてバスに来た人 談)。その余った時間はお土産物やさんへ、とにかくこのツアー土産物屋の数がやたらと多い。実際に観光している時間と、土産物屋で費やしている時間とどちらが多いのか?帰りにはコンビニに寄って貰ってアイスとポテトチップス、ビールを買ってホテルでいただきました。今晩の泊まりの慶州ヒルトンホテルは周りになにもないリゾートホテルみたいで、ホテルの中で過ごすだけのホテルでした。免税店やカジノはありましたが、品数も多くなく、カジノに行く気も起きず部屋でポテチを食べビールを飲んで(妻はポテチとアイス)、過ごします。 |