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令和6年能登半島地震について このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆様に衷心よりお見舞い申しあげます。 2024(令和6)年 元旦。16時10分。石川県輪島市の東北東30q付近を震源とするM7.6の大地震が、石川県全域をはじめ、北陸・中部地方を襲いました。 能登地方の寺院においては、津波による床上浸水、本堂半壊、庫裡全壊、 鐘楼堂崩壊など、甚大な被害を受けました。寺院だけではありません。門信徒にも多数の被害が及んでおり、避難所での生活を余儀なくされている方もおられます。壊滅状態の奥能登地方をはじめ、能登半島全域が深刻な状況に陥っています。 発災当初、震度5強を観測した金沢市においては、消防車や警察車両のサイレン、建物のセキュリティ音が街中に鳴り響き、金沢別院においても、経蔵の宝珠が崩れ落ち、平瓦が何枚も割れ、内陣仏具は落下破損、石灯籠が何本も倒壊するなど多数の被害が出ました。 現在、道路の崩壊や半島特有の地形の影響を受け、現地の復旧の兆しはありません。日本海側の厳しい寒さと警報級の積雪のなか、命をつなぎとめることしかできない状況が続いています。 発災時より、全国からたくさんの温かいご支援をいただいたことで、命をつなぐための物資は間に合いつつあります。しかしながら、これから能登地方における浄土真宗の存続を鑑みますと、寺院の復興は必至であります。再建にむけては、何より義援金、支援金、見舞金等、金銭面のご支援が不可欠です。 古くから、当地には「能登は やさしや 土までも」という言葉があります。能登の方々は、皆さん「うちは大したことはない」と仰られますが、被災地は すべて甚大な被災状況下にあります。 これから、被災地の方々は、長い時間と労力をかけて、震災の復興をしていかなければなりません。 このたびのご支援、お見舞いのお志に厚く御礼申しあげますとともに、有縁の方々に、この甚大な被災状況をお伝えいただき、支援の輪を拡げていただきますように、切に念じ申しあげます。 報道が少なくなるに比例して、震災は風化していきます。被災地の状況に かかわらずです。今後とも引き続きのご支援を賜りますよう、何卒よろしく お願い申しあげます。 2024(令和6)年1月24日 石川教区現地緊急災害対策本部長 石川教区教務所長 本願寺金沢別院輪番 中 村 祐 順 |
令和6年能登半島地震 浄土真宗本願寺派 能登半島地震支援センター設置について このたび「令和6年能登半島地震」における被災地への継続的支援に資するため、 支援物資やボランティアの受け入れにつきましては、以下の項目よりご参照ください。 ※2月1日より、ボランティアの受付を開始いたしました。詳細は特設ページをご覧ください。 インスタグラム https://www.instagram.com/hongwanji247/?hl=ja
以 上 浄土真宗本願寺派 能登半島地震支援センター 〒920-0851 石川県金沢市笠市町2番47号 本願寺金沢別院内 TEL 090-2565-5325 /
090-2163-5325(電話2回線) |
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