鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)
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3月24日
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9時半より、おりんさんの小学校へ。
卒業式。
妻は保護者として参加。
俺は(なぜか)来賓として、ご招待いただき、参加。
6年間、鈴音がお世話になった小学校。
6年前の入学式の幼い写真を見直す。
よくぞここまで成長した。 いや、教育していただいた。
わが国の安定した公教育の制度と、教職員の質の高さ、地域の協力に、感謝だ。
見事な卒業式でもあった。
卒業証書をいただく前に、壇上で一言スピーチ。
将来の夢は!
おりんさんの将来の夢は、
「思わず笑みのこぼれるような映画を作ること!」
だそうだ。
プロデューサーか、ADか、美術芸術担当か、タイムキーパーか、それとも女優か?
いずれにせよ、素晴らしい映画作品の制作に関わりたいのだそうだ。
夢を実現するために、頑張ってほしい。
妻も大粒の涙で、嬉しそうだった。
今朝は誰よりも早く家を出て、会場の体育館に到着して、保護者席の一番前の席を確保して、待っていたおかげ?
良かった良かった。
そういえば、おりんさんの幼稚園入園の願書を取りに行くときも、朝3時から並んでいたっけ!!
さすが、母は強し。
おりんさんの退場する姿を見届けて、岩本君のお父さんと一緒に国会に戻る。
午後10時、自宅に戻り、遅い晩御飯。
カップラーメン。
おりんさんも、もぞもぞと起きてきて、パパのカップラーメンをすするのであった。
小学校卒業おめでとう!
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3月23日
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夕方自宅に戻り、おりんさんを合唱団の練習に送っていく。
今日はテストがあるとか。
一生懸命に「浜千鳥」を暗唱している。
うまくいきますかどうか。
帰りには、妻と一緒に晩御飯のお買いもの。
ぶりカマと大根。
そして、奮発してマカロン。
午後八時半、おりんさんを迎えに行く。
午後九時過ぎに、ようやく晩御飯。
あさりと蛤の酒蒸し、水餃子、ぶり照り焼き、ブリ大根。
明日は、おりんさんの小学校卒業式。
前祝い。
美味しい。
おりんさんの「浜千鳥♪」を聞きながら、ありがたい晩御飯。
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3月22日
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午前9時から、ジョギング1時間。
帰ってきて、シャワーを浴びてテレビ。
なんと、おりんさんがNHK教育テレビに出ている!
すぐに金沢のおばあちゃんに電話するも、いない!
肝心なときにいないんだから、もう!
すぐさま小矢部のおばあちゃんに電話。
こちらはいた!
早朝3時からの仕事を終わって、もう家に帰ってきているころだと思ったら、いた。
「母ちゃん、NHK見んか! リオンちゃん出とるさけ!」
「ほ、ほうか・・・どれどれ、あ〜〜、本当や、出とる出とる!」
と、方言丸出しで大喜びの母ちゃんなのであった。
すぐにおりんさんに電話を変わって、元気な声を聞かせるのであった。
しかしおりんさんは、おばあちゃんが何をしゃべっているのか半分くらいしかわからないのであった・・・方言だし。
英語よりも小矢部の方言のほうが難しいのだそうだ・・・・そりゃそうだろうな。
午前10時半には着替えて、おりんさんを車に乗せて合唱団の練習へ。
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3月21日
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午前10時、妻とおりんさんを連れて、新宿伊勢丹へ。
卒業祝いと中学校入学祝いの記念写真撮影。
家族そろっての記念撮影は、小学校入学以来。
おりんさんの全身写真と、座った写真。
そして家族3人の写真。
金沢のおばあちゃんと、小矢部のおばあちゃんの分も注文。
年度末の時節柄か、卒業写真や、家族写真を撮影するお客様で満杯。
記念写真って、家族の節目でもあるのだろう。
ちょっとお高いが、年に一度は家族そろって撮りに来るのもいいかも。
終了後、おりんさんを合唱団の発表会に送ってから自宅へ。
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3月16日
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めずらしく午後5時半には、帰宅。
今朝は3時半過ぎからフル回転していたので、そして街頭演説の緊張も相俟ってか、ベッドに横になったらそのまま寝入ってしまったようだ。
携帯電話のコールで目が覚めたのは、すでに8時半。
あ!
おりんさんを合唱団に迎えに行く時間だ。
が、過ぎちゃった。
「パパどこ?」
「ごめん、まだベッドの上だ!」
「えええええええ! 来れないの?」
「ごめん、今日はバスで帰ってきて!」
「ふんとうにもう! わかったよ、バスで帰るよ!」
と、いうわけで、近所のバス停に帰ってきたところを迎えに行く。
晩御飯は、鶏肉の照り焼き。
すんごいいい匂い。
猫も犬もテーブルの周りに大集合。
しかし、食べさせると太っちゃうので、あげてはいけない指令がママから出され、残念ながらあげられないのであった・・・・
タンバリンは、足にまとわりつくも、諦める。
でも、・・・諦めきれないのか、膝にまとわりつくので、口の中にあった鶏肉を落としてあげようとしたら、それを察知したおりんさんが、ナイスタイミングで手のひらでキャッチしたのであった。
・・・平和な晩御飯だ。
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3月15日
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夜、熊本空港から羽田空港に戻り、自宅へ。
おりんさんは、中学校の制服が出来上がってきた。
着て見せてもらう。
ブラウスを着て、スカートをはいて、ベストを着て、えんじのネクタイを締めて、そして制服上着を着て出来上がり。
まだ新品(あたりまえ)。
とてもよく似合う。
小学校は私服だったので、制服はフォーマルな感じがして、大人びていて、やっぱりいい。
折り目正しい、というか、今までは「女の子」だったのが、「女子」になったという印象だ。
嬉しくてウニョウニョ歩きをするおりんさん。
中学校に入ったら入ったで、またいろんなことがあるんだろうなぁ。
でも、誰もが通る道だからなぁ。
楽しみだなぁ。
晩御飯を食べる前に、ちゃんと脱いで片づけたはずなのだが、あとで見ると、あれま、スカートは丸めて箱に入れてあるだけじゃないの!
さっそくハンガーにかけて、しわを伸ばすパパなのであった。
これじゃ、先が思いやられるような・・・・
「中学生になったら、制服着なきゃいけないんだから、早起きしなきゃ!」
と、発破をかけるも、
「ふふふ〜〜ん♪」
と、鼻歌をうたっているおりんさんなのであった。
だいじょうぶかなぁ・・・
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3月11日
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午後5時前に、自宅に戻る。
自宅は、暖房器具改修中。
実はこの冬は暖房器具が故障していて、ずっと暖房なしの冬を過ごしたのだ。
あまりにも我慢できなくなって、改修したのだ。
業者さんがいるのに、妻は仕事で自宅にいられないというので、入れ替わりで自宅に戻る。
ちょうどおりんさんが、自転車で友達のおうちに遊びに行くところ。
「6時前には、帰るんだよ!」
と、声をかけて送り出す。
おりんさんといっしょに暖房をつけて、あたたまる。
ところが。
次第に気分憂鬱に。
なぜか?
「パパ〜〜、部屋があったかいとつまんないね!」
「そうだね・・・」
「部屋が冷たいから、我慢できなくて早く布団に入って寝たくなるし、家族でくっついて寝られるから楽しかったよね!」
「確かに!」
・・・・これって贅沢病?
でも、地球温暖化って、こういうことじゃないだろうか?
人間、便利に慣れすぎて、環境適応力を失ってしまったことが、温暖化を急伸させた原因じゃないか?
知らず知らずのうちに、「本当に必要ではない」冷暖房や、家電製品や、自動車や、石油製品や、電力消費を野放しにしてしまったつけが回ってきたからじゃないか?
暖房の効かなかったこの冬は、我が家は早寝早起きで、親子でくっついて寝て、人間らしい生活だった気がする。
「なんで暖房効かないんだよぉぉぉぉ!」
「お風呂場が冷たすぎるじゃんかよぉぉぉ!」
「おかげでぎっくり腰になっちゃったじゃないかぁぁぁ!」
「フローリングが冷たいよぉぉぉぉ!」
とか、ぶつぶつも文句を言いあいながら、タンバリンを湯たんぽ代わりに、手足をすりすりしながら、くっついて寝ていた事が懐かしい。
暖房器具が治ったら、Tシャツ姿のおりんさん。
昨日までは、家の中では重ね着だったのに・・・・
「あたたかいとつまんないね!」
と、いうひとり言の意味がよくわかる。
やっぱり、困難を克服する人間力を培うには、自然力が必要なわけね!
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3月10日
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8時半には、おりんさんを迎えに行く。
「浜千鳥♪」の曲を歌って、合唱団のテストを受けたおりんさんは、ちょっとご機嫌。
帰りの車の中で、ご機嫌気分で歌ってくれるのであった。
で、合わせてパパが歌うと、大笑いするのであった・・・・
俺の歌は、そんなに演歌かい?
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3月 4日
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午後2時半より3時まで、おりんさんの小学校へ。
6年生のありがとうの会。
「ありがとうの会?」
妻に誘われて一緒に行ったのだが、いったい何をするのだろう?
体育館に待っている子どもたち。
音楽の小川先生が熱心に最後のリハーサル中。
ン?
そっか、保護者への感謝で、演奏(合奏)をしてくれるのか!
合奏の前にクイズ大会もあって、一気に盛り上がる。
でも、合奏は一曲で終わっちゃって、なんか物足りない。
「アンコールはないの?」
と、リクエストすると、指揮棒をふるって汗を流していた先生が、
「え・・・・・! じゃあ、もう一回やります!」
と、のだめカンタービレもかくや!と、思わんばかりの熱演再現。
お父さんお母さん方も大拍手。
ここまで成長したわけね。
ご指導いただいた先生に感謝だ。
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