2008年 2月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

2月27日

 自宅に戻って、おりんさんが宿題プリント2枚持ってくる。
 さんすうは帯分数。
 これはパパでもわかる!

 こくごは漢字の「つくり」と「へん」。
 ん?
 にんべんとか、きへんとか、まだれとか、くにがまえとか、しんにょうとか・・・・
 あらためて、漢字の構成を勉強すると、意外と難しい・・・
 「パパ、国語の先生でしょ!」
 と、おりんさんに叱られる。

 「わからないときは教科書を見なさいよ!」
 とかいって、パパは鼻歌を歌いながら♪新聞を読むのであった・・・

2月26日

 夕方、ママが出張に出かけていないので、早めに帰って家事。
 家中の床の拭き掃除をし、洗濯機を回し、晩御飯の準備。

 昨日、ママが作ったグラタンが残っており、これをどう処理しようかとしばし思案。
 閃いた!
 土鍋にキャベツの葉っぱを敷き、その上に昨日の残り物の御飯を乗せ、その上に冷えたグラタンをかける。
 さらにその上に、スライスチーズとウィンナーを2本乗せる。
 味付けは、ケチャップと濃い口ソースと、塩コショウにガーリックパウダー。
 さらに、味をまろやかにするために蜂蜜と牛乳を少々かける。
 これで出来上がり、あとはおりんさんが帰ってきたら、火にかけるのみ。

 8時に合唱団が終了したおりんさんを迎えに行く。
 「パパー、お腹すいたよー! 晩御飯何ー?」
 と、甲高い声でたずねるので、
 「新作品!」
 と、答えると、
 「大丈夫?」
 だってよ。
 そんなに俺の御飯は信用ないのかね??

 「パパ、季節でいつが好き?」
 と、いきなりたずねるから、
 「冬!」
 と、答える。

 「どうして?」
 「だってさ、寒いのに耐えるのがいいじゃん。 パパは雪国出身だから!」
 「ふぅぅぅん。 省略すると、パパは自分が好きなわけね!」
 「ん、何だよそれ?」
 「寒さに耐えている自分が好きなわけでしょ!」
 ・・・・

 そんなこんなで自宅に帰り、土鍋を火にかけて、5分で出来あがり。
 「パパ特製、グラタン土鍋」の出来上がり。
 お味は・・・って、これがまた、びっくりするくらいのまろやかなお味。
 下にキャベツの葉を敷いたおかげで、御飯が土鍋にくっつかなくて、グラタンとチーズとうまい具合にとろけあっている。
 こりゃ、ラザーニャ風かな?
 「んまい!」
 と、おりんさんもふぅふぅしながら、がつがつ食べているのであった。
 良かった。これでまた簡単レシピのレパートリーが一つ増えた。

2月25日

 「さ、おりんさん、早く学校に行く準備しなさい! いっしょに行くよ!」
 「え! なんでよぉぉっぉお?」
 「パパは今日、小学校で授業なの!」

 「なんで?」
 「6年生が来週国会見学に来るから、その事前授業で国会の質問に答えるんだよ!」
 「ええええええええええええええ。 やだなぁぁ。 ぜったい、あたしのクラスに来ないでよ!」
 「なんでだよ、行くモンね」

 「やめてよ〜〜〜。 また男子に、おい、ハセのおとうさんがきてるぞ、でっけぇぇとかって、からかわれるんだから!」
 「なんだとぉ、そんな男子がいたらパパがメンチ切ってやる〜〜!」
 「それがいやなんだよ〜〜。 パパ本当にメンチ切るんだもん!」
 ・・・というわけで、娘にダメだしされながらも、めげずに学校に向かうのであった。

 そしたら、
 「あたしもいっしょに行く!」
 と、ママもタンバリンの散歩がてらに学校正面玄関までついてくるのであった。
 「やめてよもう、恥ずかしいなぁぁ・・・」
 「いいじゃん、気にしない、気にしない!」
 と、ママが慰めるも、いっしょに歩きたくないおりんさんは、一人早足で玄関に消えていくのであった。

 職員室に顔を出して、担任の先生にご挨拶後、校長室へ。
 校長先生と一緒に、全校朝礼 見学。
 おりんさんはパパの姿を見つけて、嬉し恥ずかしの表情で、
 「んもうううう・・・」
 と、怒っているのであった。

 そして、8時50分より、6年生2クラスの国会授業。

 帰りには、おりんさんのクラスの算数の授業を見学。
 ストローを組み合わせ、図形の辺の数を計算する数式のお勉強。
 机間巡視をしながら、プリントに答えを書き込む子どもたちの真剣な表情を見て回る。
 「じゃあ、今、一番緊張している馳さんに質問します!」
 と、先生に指名されてあわわわ・・・と答えているおりんさんなのであった。

2月24日

 自宅に戻ると、おりんさんが、晩御飯をパパと一緒に食べるために待っていた。
 いつも日曜日の夜は金沢にいるので、こんなに早く自宅に帰ってくるのは半年に一度ぐらい。
 ママが作ってくれた干物を一緒に食べながら、合唱団のテストの話や、自分で作った物語を話してくれるのであった。

2月21日

 夕方、電車に乗って、親子3人で「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を、渋谷に観に行く。
 電車の中でしきりに学校で起きた出来事について、パパに報告するおりんさん。
 あんなこともこんなことも、パパに聞いてもらいたくて、しゃべりたくて仕方ないお年頃なのであった・・・

 そして、映画館へ。
 ママやパパには少々かったるいストーリー展開の映画ではあったが、おりんさんは身を乗り出して魔術の映画に目を丸くしているのであった。

2月19日

 夜、懇親会を2件はしごして自宅に戻ると、おりんさんの部屋の明かりがついている。
 ママに隠れてこっそりとテレビを観ているようだ。
 しかし、パパが玄関を開けて階段を昇って行く間に、部屋の明かりを消している。
 消して布団の中に隠れて寝ている振りをしているのであったが、テレビだけはついたまま。
 どうしても見たいドラマがあったのだろう。
 バッ!と、布団をひっぺがすと、うっしっしと笑いながらパパの顔を見上げている。
 寒いので、そのままおりんさんの布団にもぐりこんで、湯たんぽ代わりにして、寝るのであった。

2月13日

 「やっぱオバマだよね!」
 「え、なんでさ?」
 「だって、若くて強いもん。」
 「ヒラリーは?」
 「ヒラリーはダメだよ、泣いたモン。 女が泣いたらダメだよ。 ひいきで勝つのは良くない。 日本嫌いだし!」
 「ふぅぅぅん。」
 「強くなきゃ、大統領になっちゃだめだよ。 みんなのために働くんだから。 パパもみんなのために働いてるんでしょ!」
 「もちろん」
 と、いうわけで、ニュースを見ていて、おりんさんはいきなりアメリカ大統領選挙に、口出しするのであった。
 小学校4年生なりの判断なわけね。

 華々しいアメリカの大統領選挙予備選。
 民主党と共和党との大統領候補指名争いは全世界注目の的。
 それに比べて日本の国会は、子どもたちにどう映っているのだろうか。

2月 8日

 風邪の治ったおりんさん、今日は社会科見学の日。
 ママにお弁当を作ってもらい、いつもよりも早めに学校に到着して、バスで出かけるのだそうだ!
 行き先は夢の島だとか。
 ん、ゴミの行方でも調査するのかな?
 嬉しそうに飛び起きて、学校に行く準備をするおりんさんなのであった。
 「あああ〜〜遅れる遅れる!」
 と、焦っているもんだから、パパの車で途中まで送って行く。
 ママの作ってくれたお弁当を大事そうに抱えながら、校門に駆けて行くのであった。

2月 6日

 おりんさん、風邪を引いて学校お休み。
 昨日に比べて、元気そうなのだが、無理はさせられない。
 インフルエンザも流行っているらしいし、体調が万全となってから登校させねば、他の子にうつしても困るし。
 と、いうわけで、タンバリンと一緒にベッドでまったりしながらパパを見送るのであった。

 ママに作ってもらったおかゆは、たらふく食べるのだが・・・

2月 1日

 夜遅く、自宅に戻る。
 おりんさんが、自分の部屋のベッドで一人、目をらんらんと輝かせて「DEATH NOTE(デスノート)」を見ている。
 ママは、もうぐっすりと寝ているというのに。
 「どうしたの?」
 「ママ疲れて寝ちゃった!」
 「デスノートは、どう?」
 「むっちゃおもしろい!」
 「そっかぁ?」
 と、いうわけで、俺もおりんさんのベッドにもぐりこんでいっしょに見ていたが、疲れてすぐに寝てしまったのであった・・・

 

  

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