2006年3月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

3月24日

 なぜかコッペパンとお味噌汁の朝ごはん。それでもコッペパンを口いっぱいにかぶりつくおりんさんなのであった。
 今日で学校も終わり、明日からは春休み。
 「パパー、どっか連れてってね!」
 「どこ?」
 「ディズニーランドに映画に渋谷の電力館!」
 「・・・・はい、時間があったらね!」 と、確約できない切なさよ。

3月22日

 「パパ、このお味噌汁、ちょっと味が濃いよ!」 といっちょまえにパパが作ったお味噌汁にだめだしをするおりんさん。
 「文句言うんじゃないよ・・・どれどれ?」 と味見すると、あれ? やっぱり味が濃い。 とり野菜「まつや」秘伝の味噌を使って作ったお味噌汁。お豆腐とほうれん草を入れてばっちしのはずだったのに、味噌を入れすぎたのであった。
 「ごめんねーー」
 「いいよいいよ、上のほうだけ飲めば薄いから。お豆腐は美味しいし」 と朝から娘に慰められる馳浩44歳なのであった。

3月16日

 午後7時前に。雨に濡れながら自宅到着。久美ちゃんが遊びに来ていたので、恭子とりおんといっしょに御飯を食べながら世間話。御飯を食べたら今日も「プロレスごっこ」をしようと意欲満々のおりんさん。しかたないので、泣くまでしごく。しかし、泣いてもしつこくパパに向かってくるおりんさんなのであった! ジャイアントスイングでぶん回して終了。

3月15日

 またまた、挑戦されるままにおりんさんとリビングレスリング。あんた、そんなにパパに振り回されても目がまわらないんかい?

3月14日

 朝ごはんは、御飯とシチューと杏仁豆腐。昨日はパパと「レスリング」ごっこで大騒ぎしていたおりんさんは、今朝もベッドの上で戦いに挑んでくる。戦いはいいんだけど、頭突き攻めは痛いのであった。あんた、意外と頭固いのね!
 「ところでリーちゃん、今日は何の日?」
 「ホワイトデー!」 というわけで、秘かに楽しみにしているのであった。

 帰りにおりんさんから電話がかかって来る。
 「パパーどこにいるの?」
 「大学で練習してたよ! どうしたの?」
 「だって、家に帰ったら靴が玄関にあるけどパパがいないから家出しちゃったんじゃないかと心配したよ!」
 「家出・・・はしてません。大学で学生に稽古つけてたんです。もうすぐ帰りますよ!」
 「やったーー! ママが鮭のおかず作って待ってるよ!」 と叫ぶのであった。

 帰ったら、御飯を食べて、今日もリビングでレスリング。

3月11日

 午前中、おりんさんのお相手。ニンテンドーDS 脳年齢トレーニング(今日は63歳)をしてからトランプ。 スピードではおりんさんが勝ち、7ならべではパパが勝つ。
 そして、公文の宿題ドリル20ページ。足し算と九九は得意なのだが、引き算はいまいちのおりんさん。割り算はからっきしだめ、と言うか習っていない。なんとか、6割る2が「3」と、理解できるくらい。でも、すでに塾で割り算を習っているお友達もいるのだとかで、おりんとしては悔しいのだとか・・・塾ではどんどんと先へ先へと教えているわけね。こりゃ、所得格差が教育力格差とマスコミが騒ぎ立てるのも無理からぬところだろうか??

3月9日

 3時48分起床、パソコン。あまりにも早く目覚めすぎて、1時間ほどパソコンしてから二度寝。目覚ましで飛び起きたのが7時。ママに催促されてシャワーを浴びたおりんさんが、目覚まし時計を探している。
 「パパー、パパのそばにいつも置いてある丸い目覚まし時計ない?」
 「知らないよ」
 「パパが触ったんじゃないの?」 と、まるでパパのせいにしている。

 「俺知らないよ!」
 「ないんだよねー・・・」 と、上を見たり下を見たりあっちへ行ったりこっちの部屋に行ったり。
 「ないないないない・・・・あ〜〜どうしてないんだろう? いらいらする!」 と朝からいらいらしながらリビングにまで探しに行っちゃったよ。しかし、灯台下暗しとはこういうときに言うのだろうか。なんと、ベッドそばのスタンドのいくつかある写真盾の間に隠れてその時計はあったのである。

 冷静に探せばすぐわかるものを、上を見たり下を見たりの不信感一杯で探すから目に入らなかったのであろう。おりんさんのいない間に元の場所に戻しておくと、
 「あ! あったああ!」 と大喜び。
 「やっぱりパパが隠してたんでしょう!」 とじっとパパを横にらみする疑り深いおりんさんなのであった。(だから、俺は隠してないっちゅうの!)

 終了後、自宅へ。親子3人そろって恵比寿ボウリングへ。今月末で閉館というさびしい事態。いつもはいかないのに、閉館だと聞くと想い出にと遊びに行きたくなるものだ。パパは調子が良く、151ー179=330点。おお、179点とは、44年間の人生の中でも最高得点。とってもいい気分。
 おりんさんも今までで一番良い点数の55−63点=118点を出して大喜び、のはずだが、ママに負けて激しい悔しがりよう。この負けず嫌いを勉強にも発揮してもらいたいものだが・・・ママは88−100=188点 というわけで、ボウリングをして日ごろのストレスを発散してすっきりしてから屋上のバッティングセンターへ。
 300円で24球を打って、これまたすっきり。わずか1時間半であったが、親子3人、晴れ晴れとした気分で帰るのであった。
 帰りにフレッシュネスバーガーでハンバーガーとオレンジティーの晩御飯。そそくさと食べて、9時から始まる「白夜行」を見るためにあわてて帰る。
 親子3人ベッドに寝る態勢をとったところで「白夜行」スタート。あああ、八千草薫まで殺さなくていいものを・・・と嘆きながら、寝る。

3月7日

 5時起床、パソコン。すこしずつ暖かくなってきたことが、布団から出ている肩で感じる冷気でわかる。
 パソコンを終えて、6時過ぎにはタンバリンを連れて散歩。帰ってきたら、もう起きてテレビを見ているおりんさん。
 「朝ごはん、御飯とパンとどっちが良い?」
 「御飯だと何?」
 「おじや!」

 「パンだと?」
 「ジャムパン!」
 「じゃあ、ジャムパン!」
 というわけで、ジャムパン・いちごヨーグルト・オレンジジュース・中華スープを用意。でも、トースト焦がしちゃったのであった。でも、その焦げたところに塗りたくったじゃむとバターがまた微妙に美味いのだそうで、ぺろりと平らげる。

3月6日

 夜、御飯を炊いて晩御飯を作る。台所でパパがお料理をしている間に、パパのとなりでさんすうや音読の宿題をするおりんさん。さんすうの「目盛り」を測るプリントに四苦八苦している。音読では長い文章も何とかつっかえずに読めるようになってきた。
 なんとか40分ほどで御飯を作り終えて、いっしょに晩御飯を食べる。炊き立ての熱々の御飯をはふはふ言いながらたいらげるおりんさん。おかずも残さずにぺロリ! とってもうれしそうだ。
 土曜日も日曜日も自宅にいないので、どこにも連れて行ってあげられないが、たまにこうしていっしょに御飯を食べるだけでも楽しいものだ。

3月1日

 6時起床。走りに行こうとするも、雨、残念。
 ニュースを見ながら朝ごはんを作る。昆布おかゆと、ハムエッグとヨーグルト。ケチャップ入りのハムエッグはいまいちだったようだが、昆布おかゆは気に入ったようであっという間に平らげた。うれしそうにむしゃむしゃとテレビを見ながら食べているおりんさんを見ていると、やっぱり食育の第一歩は、親が毎日ちゃんと朝ごはんを作って食べさせることだよなぁぁぁ、と実感。

 パパの帰りを待ちわびていたおりんさん。
 「パパ読んで読んで、これ泣けるよ! リーちゃん泣いちゃった!」 と言いながら、ドラえもんの漫画を見せにくる。
 「さようなら、ドラえもん!」 と書いてある漫画は、ドラえもんの最終回で、ドラえもんが帰っていってしまう場面。 漫画を読んで涙するのね、おりんさん・・・・

 その後は、「かいけつゾロリ なぞのまほう少女」を読み、学校のプリント3月分をチェックし、明日の時間割をそろえ、リビングで寝そべって新聞を読む。寝そべっているパパの背中に亀のように張り付きながら、おりんさんがしゃべり続ける。
 「あれ、どうしてパパ着替えているの?」
 「練習に行くからだよ!」
 「だめだめだめだめ! 家にいてよー!」
 「それはだめよ。練習しないと体がなまって元気が出ないんだから。8時半から練習行きます!」
 「オセロしようよー! リーちゃんが寝るまで行かないでよー!」
 「だ〜〜〜め!」
 「じゃ、いかせな〜〜い」 といってパパの体にがしっとしがみつくおりんさん。それをおんぶしたままベッドに連れてって、振り落として、冷たい雨の中をジムに出かけていくのであった。

 帰ってからパソコンをして、寝る。おりんさんはタンバリンを抱っこしながら寝ていた。

 

  

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