2005年11月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

11月24日

 4時起床。当然暗い。おりんさんの部屋に移動して、ベッドにもぐりこんでパソコン。ピッコロが物珍しそうに枕元にやってくるので、ちょびっとあごをなでて遊んであげる。
 ママは6時半には「こたえてちょ〜だい!」 に出かけるために準備を始める。そろそろおりんさを起こす時間だ。起きなさいといっても、はいそうですかと容易には起きないので、
 「トーストがいいの? それともご飯?」 と耳元でささやく。
 「トースト!!! トースト トースト!」 と叫んで飛び起きるあたり、食い気には弱いわけね。

 昨晩ママが作って冷蔵庫に入れてあった特製野菜サラダとひじきの煮物とヨーグルトドリンクを添えて、枕もとのテーブルに持っていく。テレビアニメを見ながら、いつものようにだらだらと食べているのであった・・・・
 いつもの時間にいっしょに玄関を出ると、あら、たまちゃんが駐車場前で待っていてくれる。迎えに来てくれたミキちゃんといっしょに学校に向かう幸せそうな3人の後姿を見送っていると、一昨日の「小学1年女児下校時殺害事件」のニュースで腹が立つ。許されない事件だ。家族にとっての「いつものような幸せな瞬間」をぷっつりと途絶えさせてしまうような殺人事件。絶対に許されない。

11月22日

 やっぱりタンバリンに顔中なめられて起こされる。散歩。帰りコンビニで豚マン買ってきて、おりんさんの今日の朝ごはん。大きな豚マンを口いっぱいにほおばるおりんさん、豚マン大好きなのね!
 「パパー、リーちゃん今日は忙しいんだ! 学校行って、夕方は水泳教室に行って、んでもって夜はママに伊勢丹のハリーポッターイベントに連れてってもらうんだぁ!」 と興奮気味。
 「まぁまぁ、そう興奮しないで!」 となだめながら、指の爪を切ってあげる。

11月21日

 寝ていると、タンバリンに顔中なめられる。しかし、眠くて起き上がれず。だらだらしているそのうちに7時になってしまったので、おりんさんの朝ごはん作る。
 「今日は何がいい?」
 「おにぎり2個!」 というわけで、台所に下りて炊飯ジャーの中をチェックするも、ご飯はちょびっとしかない・・・・おにぎり2個には足りないので、急遽卵と豆腐の雑炊を作る。これに冷奴を添えてできあがり。
 緑ものがないので、レタスを雑炊に入れる。雑炊にレタスもなんだかなぁと思ったが、まぁ、こんなもんか!
 「どう、美味しい?」
 「おにぎりより美味しい! パパが作ると美味しい!」 というわけで、今朝もご機嫌で迎えの車に乗るのであった。

11月19日

 自宅に戻ると、妻が晩御飯を作ってくれる。コンビニで缶ビールを買ってきて、おりんさんをホステス代わりに手酌。
 「おりんさん、今日はお風呂入ったの?」
 「はいらないよー!」
 「入ろうか?」
 「やだも〜ん。昨日入ったから今日はいいの! じゃあね、寝るよ!」 というわけで、嫌がって寝ちゃったよ。

11月18日

 自宅に戻ったらもう9時。
 おりんさんは寝た振りをして待っていた。この時間に起きているとママに叱られるからだ。でも、つぶった目を開けないようにまぶたを上下に微妙に動かしているので、狸寝入りは歴然だ。こちょがして起こして、遊ぶ!
 「パパー、ハリーポッター観に行きたい! 連れてってね!」 と言うので、
 「よっしゃ、28日の月曜日は小学校代休日だから、パパのお仕事が早く終わったらね!」 と約束する。さて、28日は無事にハリーポッターを観に行けるであろうか・・・・・

11月17日

 夕方自宅に戻る。夜はママが仕事ゆえ、早めに帰る。
 ママを仕事場へ送り届けて、帰りにおりんさんとラーメン「砦」で晩御飯。
 「パパの作るラーメンのほうが美味しいよ!」 と気を使いながらも、でもパパの作るラーメンを食べるときよりもはるかに美味しそうに完食するおりんさんなのであった! ギョーザもいっぱい食べてご機嫌だ!
 自宅に戻ってタンバリンの散歩。そして、お風呂に入れて髪の毛をドライヤーで乾かしてあげて、寝かせる。

11月16日

 夜、自宅に戻ってタンバリンとおりんさんと、仕事に出かけるママをタクシーまでお見送りしてから晩御飯。ママが作っておいてくれたお味噌汁やおかずをたらふくいただいて、台所を片付けると、もうぐったり。
 しかし元気なおりんさんは、お片づけを手伝ったり、リビングで逆立ちしたり3点倒立したりでちーっともじっとしていないのであった。 まぁ、お手伝いを一生懸命するところは偉いけれどね!

11月11日

 今朝も5時に目覚めてパソコン。そしてタンバリンとお散歩。帰ってくる途中、小学校の前で先生とばったり。まだ7時前。
 「今日は学校開放日でしたよね!」
 「そうですよ、8時50分から授業していますからお越しください!」 と笑顔の先生・・・でも、女性教諭がこの時間に学校の門をくぐるには、おそらく5時には起きて支度しているんだろうなぁ・・・大変だなぁ、小学校の先生は・・・と頭が下がる思い。

 そんな先生のご苦労を知ってか知らずか、おりんさんはママに作ってもらったうどんを食べ、そしてテレビを見て元気に歌って踊りながら着替えているのであった。
 8時40分には小学校の校門へ。すると、お世話役のPTA役員さんが
 「はい、馳さんは3番目ですよ、この訪問者カードをぶら下げて見てって下さいね。りおんちゃんは今朝、パパが8時半に来てくれるんだー! って大喜びしてましたよ!」 と首からIDカードをぶら下げてくださる。

 そして2年2組の「さんすう」の授業を見学に行くと、もう保護者の皆さんは教室の後ろで嬉しそうにわが子の姿を追いかけているのであった。おりんさんは校庭の窓側一番後ろの席。その前にはしっかりもので字の上手なまこちゃんが座っている。
 おりんさんは「パパが来たので嬉しくて仕方ないけどはしゃぐとかっこ悪いので静かにしています」 って感じの恥ずかし愛想笑いをしながら、小池先生の「長さを測る目盛り」についての授業を受けているのであった。
 ちゃんと先生の言うことを聞いて、ものさしをだしてセンチとセンチの間の「ミリメートル」について勉強しているのであった! めでたしめでたし。

 夜、自宅に戻り、おりんさんをお風呂に入れて寝かせる。
 今日の学校開放日の様子を聞く。
 「5限目のパソコン」の授業にはママも来てくれたんだよ!」 と嬉しそう。

11月10日

 おりんさんはノースリーブ姿で寝ている。暑いのか、パジャマの上着は脱ぎ散らかしている。肩を出して寝ているので、布団をかけてあげるが、パパはジャージを着込んで寝ているというのに、やっぱり子供の体温は高いわけね・・・・

 6時半過ぎに自宅出発。ベッドの中のおりんさんに
 「いってきまーーす!」 と声をかけると、布団の隙間から右手だけ上に上げてバイバイするのであった。それを見て頭を抱えるママなのであった・・・

 おりんさんが留守番しているので高見さんを会場に残して6時半には自宅に帰る。寂しかったのか、おりんさんは口をへの字にして待っている。
 「パパ遅いよ〜〜! 暗くなって怖いからまこちゃんにもいっしょにいてもらっちゃったよ!」 というわけで、迎えに来てくださったまこちゃんのお母さんに感謝のご挨拶。

 「おなかすいたでしょ! 何食べる? ラーメン屋さんにでも行く?」 と聞くと、
 「パパの作ったご飯がいい! パパのご飯食べたい!」 と足にしがみついてくるので、そのまんま台所に連れて行って、冷蔵庫の中をチェックして、ソース焼き飯を作ることにする。
 しゃかしゃかっと特製ソース焼き飯とお味噌汁を作って、いただきます。

 すると、ピーマンだけ、残しているではないか。
 「どしたの、食べないの?」 と聞くと、
 「給食のピーマンは食べられるんだけど、このピーマンはおっきくて匂いがするんだもん・・・」 とのこと。そっかぁ、次回からは、これがピーマンだ! と気がつかないようにお料理の材料として調理しなきゃな! ご飯を食べて、そして片付けてから、「渡辺プロ50周年記念人生ゲーム」をいっしょにするのであった!

11月6日

 自宅に戻るとおりんさんが寝たふりをして待っていた。あいかわらず甲高い声で
 「おかえりーーー!」 と言ってくれる。どうでもいいけど、どうしていつもこんなに笑っているのだろう。

 おなかが空いたので、ママにヒレステーキを焼いてもらい、特製野菜スープを温めてもらう。香ばしい香りにつられておりんさんもやってきて、パパのステーキとほうれん草を失敬して一緒に食べているのであった!

11月3日

 朝4時半に目ざめる。咳き込む。風邪気味。
 そしたらとなりに寝ているおりんさんも同じような咳をしている。うつしちゃったかなぁ。背中をさすってあげるのであった。
 寝付けなくなったのでパソコンをしていると、6時前におりんさんがパチッと目覚める。
 そしてにっこり笑いながら、
 「パパ副大臣おめでとう!」 とお祝いを言ってくれるのであった。

11月2日

 朝起きて、散歩がてらコンビニへ新聞を買いに行こうとすると、ママから
 「ちゃお12月号があったら買ってきて! リーちゃんが楽しみにしてるから!」 と頼まれる。
 「はいよ!」 と言って出かけるも、すっかり忘れて自分の日刊スポーツと読売新聞だけ買って帰ると、
 「あれ? ちゃおは?」 とおりんさんに叱られる。

 「あ、忘れてた!」 ということで、今度は走ってコンビニへむかい、お兄さんにお聞きしてちゃおを手に入れる。本棚の一番奥にあり、手に入れてほっと一安心。昨日が発売日で、この1冊しか残っていなかったのだ。そんなに「ちゃお」は人気なわけね。
 買って帰ったら、さっそくビニール袋を引き裂いて、中の付録をチェックするおりんさん。でも、どうしてママも一緒に嬉しそうにチェックしてるのさ・・・・

11月1日

 大学に行こうとすると、おりんさんがちょうどプールから帰ってくる。今日は水泳教室だった。おりんさんが出かける際に
 「送っていってあげようか?」 と声をかけたのだが、
 「だめ、リーちゃん一人で行くんだから、自転車で。ついてきちゃダメ!」 と叱られたのであった。もう、一人で行動したいお年頃なのであろうか。
 でも、ついてくるなと言われると余計についていきたくなっちゃうバカ親なんだよなぁ、やっぱり。

 

  

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