2005年10月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

10月28日

 学校に行く準備をしていたおりんさんが叫ぶ!
 「あーー、パパーー、わりばしとアルミホイルは? コンビニで買ってきた?」 と。
 あ、そうだった。今日の図工で使うために、わりばしとアルミホイルを各自持っていかねばならないのであった。たまたま昨晩チェックしたら我が家になかったので、パパが朝早く起きてコンビニに買いに行くはずだったのに、すっかり忘れていた・・・
 「ご、ごめんちゃい・・・今からすぐに買って来るからね!」 とおりんさんに平謝りしてコンビニへ。

 ところが、わりばしはあったけれど、アルミホイルがたまたま品切れ。コンビ二のおにいちゃんも一生懸命探してくれるけれど、
 「ハセさん、切れてるわー・・・ごめんねぇ・・」 と。
 仕方ない。わりばしを抱えて走って自宅に戻る道すがら、ランドセルかついでたまちゃんと登校中のおりんさんにまたまた平謝り。
 「ごめんんね、わりばししかなかったよ・・・アルミホイルはお友達に貸してもらってね!」 と謝ると、

 「いいよ、わざわざ走って買いに行ってくれてありがとう!」 と言って、わりばしを持って嬉しそうに学校へむかうのであった。
 さて、わりばしを使ってどんな作品を作るのであろうか、出来上がりが楽しみだ!

10月27日

 夕方自宅に戻ると、おりんさんとまこちゃんが遊んでいた。
 「パパー、メルちゃん携帯の電池入れ替えてよ!」 というので、ちっちゃい電池を入れ替えるんだけれど、パパのでかい指ではなかなか難しいのであった。

 「5時だ帰るゾウ」の時間になったので、おりんさんとタンバリンといっしょにまこちゃんを自宅まで送っていく。

10月26日

 朝起きて、寝室のカーテンをがばっと開け放ってママが一言。
 「リーちゃん、曇ってるけど大丈夫だよ!」 と。
 そう、今日は待ちに待ったマラソン大会。2年生になった今年はグランド3週(800メートル)も走るのだそうだ。去年は15位。というわけで、
 「今年は15位以上目指してがんばらなきゃ!」 と朝から鼻の穴がふくらむおりんさん。ちょっと肌寒いのに、スカートはいちゃって気合満々なのであった!

 夜、自宅に戻り、おりんさんのマラソン大会の様子を聞く。
 2年生の女子23人中、11位。去年が15位だから、まずまず。
 でも、ママに聞くと、
 「最初は凄い勢いでトップだったのよ。こりゃいけると思ったのに、ママの前に来ると急に飛び跳ねてピースサインしたりおちゃらけ走りしたりして、次々と追い抜かれちゃって、結局最後は11位だわよ・・・・情けないったらありゃしない! あたしの小さい頃にそっくりよ!」 と憤慨したり納得したりしているのであった。

 でも、ママが見学に来たからこそ嬉しくておちゃらけたんだから、まぁ、いいじゃないの。
 当のおりんさんは、
 「マラソン大会、楽しいけど、しんどい!」 とのたまうので、
 「これからは短距離にかけようね!」 と親子3人で誓い合うのであった。

10月25日

 夕方、ほっとして自宅に戻り、軽くジョギング。足を痛めて以来だから、ジョギングするのも3ヶ月ぶり。ひざに負担を掛けないように、あまりひざを曲げないフォームで40分ほど近所を走る。
 帰りに水泳教室のおりんさんをプールに迎えに行くはずが、踏み切りに引っかかっちゃって遅れる。プールに着くと、せいかちゃんのお母さんが、
 「あら、はせさん、たったいままで待っていたのに、ゆうかちゃんといっしょに帰りましたよ!」 とのこと。

 最後の力を振り絞って自宅前まで走ると、ちょうどゆうかちゃんを玄関先で見送るおりんさんの甲高い声が聞こえる。
 「ゆうかちゃーーーーん、ありがとうねーー! また明日遊ぼうねーー!」 と叫ぶ後ろから、
 「おりんさん、ただいまーーー!」 と汗だくで声をかけると、
 「あーーー、パパーーーーー、遅いよーーー、ずっと待ってたのにーーー!」 と、これまた甲高い声で叱られるのであった・・・・

10月19日

 夜、おりんさんとタンバリンと散歩。来週のマラソン大会が気になるのか、今日もグランドに向かい、走る練習。パパはタンバリンと一緒にそれを見ている役目。
 「パパー、タイムは?」
 「400メートル2分25秒。まぁまぁじゃないの! がんばったじゃない。でも、パパの見えないところで歩いてなかった?」
 「・・・・へへぇぇ、ばれたか。だって、あそこのかどっこ(200メートルカーブのところ)しんどかったんだもん、あるいちゃった。」 とはいいつつも、マラソン大会に向けて気合十分。

 「去年は15位だったからなぁ。びりになったらどうしよう・・・こないだの練習でえりちゃんとひなちゃんとに抜かされちゃったしなぁ・・」 などと、弱気なのであるが、でも、練習に燃えているのであった。

10月18日

 夜、自宅に戻り、おりんさんをプールに連れて行き、水泳教室で泳いでいる間に晩御飯を作る。米沢社長と橋場社長が遊びに来るということで、女房が仕事でいないので手料理を作る。いざ作るとなると気合が入り、「ソース焼き飯」「特製野菜スープ」「マーボ豆腐」などを作る。
 米沢社長も橋場社長も俺の几帳面な性格を知り抜いているものの、その素朴な味のできばえに大喜びしてくださるのであった。おりんさんもいっしょに晩御飯を食べて、大喜び!

10月16日

 自宅に戻るとおりんさんがテレビを見ていたので、タンバリンといっしょに散歩に誘う。近所の400メートルグランドで「走りたい!」というので、タンバリンと一緒にかけっこ。とちゅう、転びながらも2周も走るおりんさん。髪の毛まで汗だくだくになりながらも、
 「はぁぁ、気持ちいい! これでこんどのマラソン大会はばっちしだわ! パパも一緒に出る!」 と大喜び。
 「パパは小学生と一緒に走れないよー、国会もあるし! でも、応援しているからね!」 と激励。

 しかし、400メートルトラック2周に付き合わされたタンバリンは、へろへろでしりもちをついて、上目遣いで舌を出しているのであった・・・お気の毒に。

 家に帰って一緒にお風呂に入って汗を流すと、今日一日の疲れも吹き飛ぶのであった! 晩御飯はママの作ってくれた特製オムレツ。

10月14日

 タンバリンの散歩から帰ってくると、すでに着替えを済ませてママといっしょに朝ごはんを食べているおりんさん。
 「あれ! 今日から学校行くの?」
 「うん、行くの!」 と、嬉しそうにトーストエッグをぱくついている。しかし、心配なのはママのほうだ。

 「大丈夫かなぁ、心配だなぁ、おたふく風邪治ったかなぁ・・・・」 と、扁桃腺のあたりをなでている。しかし、テレビアニメを見ながら夢中でトーストエッグを食べるおりんさんは、学校に行くのとアニメに夢中だ。顔の腫れも引いたし熱も下がったし、何よりも本人が意欲満々だから、復活といったところだ。

10月13日

 おりんさんはずいぶんと元気回復してきたのだが、まだ左側の扁桃腺が腫れているということもあり、大事をとってお休み。
 「今晩からドリルしようね! こくごとさんすう4ページずつね!」
 「わかった!」 というわけで、パパが帰ってきたらすることに。

  夕方、議員会館内を根回しで歩いていたらおりんさんから電話。
 「パパー、ドリルはパパが帰ってきてからするの? 先にやっておけばいいの?」
 「どうする? 先にやっててもいいよ、パパが答え合わせしてあげるから!」
 「ん〜ん、いい! パパが帰ってきたら一緒にする、じゃあね!」 というわけで、あっという間に切れる・・・なんなんだよ!

 そして自宅に戻って夕方から一緒にドリルと学校の宿題のプリントと、本読み。「黄色いバケツ」をいっしょに音読。 楽しい!
 終わってから、なぜかレスリングの練習。そして、跳び箱(にされるパパ!) エネルギーが有り余っているおりんさん、明日からこそは学校に行きたいと、気合十分なのであった!

10月11日

 おりんさんが、金沢と小矢部のおばあちゃんに葉書きを書く。
 「ぬりえおくってありがとう」
 「シャープペンおくってくれてありがとう」

 「おたふくかぜでがっこうやすんでいるんだ」
 「ほっぺたはれていたいんだ」

 「またおはかまいりにいくね」
 「”せんきょありがとう”」
 と書いてある。親が言わなくても親の気持ちはわかっているわけね・・・・

 今はお手紙を書くのが唯一の楽しみ。今日もまだおたふく風邪は治っておらず、自宅静養。でも、見た目も本人も元気一杯でエネルギーを持て余している。
 ベッドで飛んで跳ね上がったり、タンバリンを追っかけまわしたり、大声出したり、寝ているパパやママのからだに飛び乗ってきたりして、いっときもじっとしていない。

 「なかよしの付録のペンシル型消しゴムが入っていなかったよぉ!」 と文句を言ったり・・・・しかし、どう見てもほっぺたが膨れ上がって扁桃腺が腫れている以上は、休ませざるを得ない。

10月10日

 ママがお昼から仕事だったため、おりんさんとお留守番。おたふく風邪が治らず、両側の扁桃腺ともに腫れあがらせたおりんさんと、ごろごろとすごす。

 夕方からは、学校の教科書の進度にあわせたドリル練習を、こくごとさんすう4ページずつ。ひっさんでの足し算引き算や、図形の練習。しばらくは学校に行けない分、教科書を見て勉強をするのであった。

10月8日

 おりんさんの扁桃腺は、今朝もまだ腫れたまま。これが両側とも腫れると見事なおたふく風邪。
 アイスノンを新しいのに取り替えて、おとなしく寝ているようにとおでこをさすってあげてから、家を出る。

10月7日

 6時半前に、おりんさんに起こされる。
 「パパー、もう6時半だよ! リーちゃんもう起きたよ! いっしょに宿題しようよ!」 というわけで、自分で起きて、パジャマのまま机に向かって宿題を始めるおりんさん。 ひっさんで引き算をする宿題プリントをしているのであった。

 見てみると、全部合っていた! よしよし。そのプリントが終わってから、金曜日の時間割通りに教科書をそろえてランドセルに入れるおりんさん。パパに似て?几帳面だ。
 そのあとに、ママが作ってくれたおかゆを食べながら体温計で体温を測っていると、37.4度。昨日よりも熱は下がった。しかし、顔を見ると、あれま、左側のリンパ腺あたりがぐりぐりと腫れている。おやおやぁぁ・・・・さわってみると、異状に痛がるおりんさん。涙目。

 「どうしたの、おりんさん、そのぐりぐりは? 左の顔が膨らんでるよ!」
 「・・・とっても痛いの・・・・」 とさらに涙目。それをみて相談するパパとママ。

 「これ、もしかして、おたふく風邪?」
 「かもしれないねぁ・・・大丈夫かなぁ・・・心配だなぁ・・・」 すると、ビックリした表情で、
 「ええええ、おたふく風邪って何? 学校行けないの? 宿題したのに! ランドセルに教科書入れたのに! 鉛筆削りで鉛筆削ったのに!」 と悔しがるおりんさん。

 「・・・・でも、おたふく風邪だったらお友達にうつっちゃうしねぇ、そりゃ学校行けないよ。それに、37.4度じゃ、まだ安心して学校に行かせられないしね!」
 「そうだね、とりあえず、今日は学校休んで病院だな!」
 「そうだわね!」 と、パパとママの判断。結局、見た目こそ元気になったものの、リンパ腺の腫れがゆえに、お休みして病院に行くことに。心配したママがすぐに病院に連れて行ったらば、やっぱりおたふく風邪。診察の結果、一週間は自宅待機とのこと。よって、お友達とは一週間会えないという、悲しいおりんさんなのであった・・・・

10月6日

 朝ごはんは、代々木今半のすき焼き丼。昨日のお土産、っつうか、食べ残りを一晩寝かしたものなのだが、おりんさんの好物であるがゆえに、嬉しそうにぱくつくのであった。すき焼きのたれの味が、十分ご飯にしみているようだ。
 「うぅぅぅん、うまい!」 と言いながら、ご飯茶碗まで食べてしまいそうなのであった。

 自宅に戻ると、おりんさんが熱を出して寝ている。
 「どうしたの?」
 「お風呂に入った後に、半そででテレビ見てたらかぜひいたみたい・・・・」
 「あらあら、熱を測りましょうか!」 で、測ってみると、38.4度。

 こりゃいかん、寝かせつけなきゃ! というわけで、上野さんが作ってくれたカレーライスとトマトと冷奴を食べさせて、添い寝する。ばくばく晩御飯を食べるものの、アイスノンを頭の下に敷いて心配そう。

 「明日の時間割そろえてないし、宿題まだしていない・・・計算ドリルとさんすうプリントしなきゃ。どうしよう・・・」
 「それは明日、朝起きてからすればいいじゃない! ちゃんと起こしてあげるから。それよりも、からだを治すことが先だよ。」 と耳元でつぶやくと、むにゃむにゃ言いながらも、すぐに寝るのであった。

10月4日

 おりんさんに、トーストとコーンスープと、生ハムで包んだ梨の朝ごはんを作る。
 「この、ハムに包んでいるのは何?」
 「梨だよ!」
 「メロンじゃないの?」
 「メロン・・・・ないんだもん・・」
 「ふーーーん・・・梨ね!」
 「・・・・・」
 というわけで、ぶつぶついいながら、梨に包んである生ハムをむいて、別々に食べるのであった。

 午後5時過ぎ、自宅へいったん帰宅。今夜はママが仕事ゆえ、水泳教室のおりんさんを区営プールまで迎えに行く。
 晩御飯も作る。30分しかないので、ご飯を炊き、不室屋の「玉子とじ」とハムエッグとしゃしゃっと作る。富山名物昆布巻きかまぼこと冷奴とおしんこと、そして巨峰をデザートに用意し、一応見た目はカラフルな食卓!
 6時前に仕上げておりんさんに食べさせる。ご飯が炊き上がるのを待ちきれないおりんさんは、玉子とじだけ一気に食べておかわりしてしまうのであった。

10月3日

 朝起きたら、おりんさんから逮捕状を出される。表紙には、
 「わんこ県警察手帳」 と印刷してある。
 逮捕状の中は、おりんさんの字で、
 「あなたはママが私に作ってくれたおにぎりの半分を食べました。浩罪であなたを逮捕します!」 と書いた手紙が・・・・さらに、
 「あなたはわたしとあそぶことをよくやりました。」
 「あなたはゆるされてけいむしょからでられることになりました。」
 「また食べたかったら作ってもらうかちょうだいといいなさい!」 という手紙が入っているのであった・・・・ありがたくそのお手紙をいただくのであった。

 

  

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