2005年9月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

9月29日

 今朝はおりんさんをシャワーに入れて、髪の毛をきれいに洗う。なかなかお風呂とシャワーが嫌いなので、「入りなさい!」と叱るか、ママやパパが誘って一緒に入らないと入らないのはこれいかに! でも、シャワーした後にドライヤーで髪の毛を乾かしてあげると、それはそれで、
 「あ〜〜〜気持ちいい! いい香り!」 と喜ぶのではあるが・・・・だったら自分で進んで入りなさいっちゅうの!

9月28日

 夜はママが仕事ゆえ、おりんさんのお相手。ママが作ってくれた晩御飯。オムレツと大根おろし白魚と、しゅうまい! 美味い! おりんさんと二人でシュウマイを取り合いながら、がつがつ食べるのであった。「お風呂どうする」

9月27日

 夜中におりんさんのお布団を直してあげていると、突然むっくりと起き上がって、
 「明日遠足なんだ、楽しみだなぁ・・・お弁当のおかずは鶏の唐揚げなんだ!」 とひとこと。
 よっぽど待ち遠しいみたいで、嬉しくて嬉しくて興奮気味。

 「わかったから寝なさい、じゃないと遠足でねむくなっちゃうよ!」 と背中をなでてあげる。
 「うん!」 と満足そうにまた布団にもぐりこむのであった。

 そして朝。まだ5時半だというのにしつこくパパの顔を嘗め回すタンバリン。
 「散歩連れてってよ 散歩連れてってよ 散歩連れてってよ!」 とうるさいので、起きて散歩に連れてってあげる。一時間ほどして一汗かいて戻ってくるとまだ6時半。にもかかわらず、おりんさんたらばもう起きて朝ごはん食べているではないか!

 「どうしたの、早いじゃない!」 と声をかけると、
 「だって、遠足楽しみなんだもん!」 と嬉しそう。そして、ママが昨日作ってくれた遠足のおかずの鶏の唐揚げを、朝ごはんのおかずに一個出してもらって、大事そうに食べている。それを満足そうに眺めながら、ママときたら、
 「心配だなぁ・・・電車で行くんでしょう・・・ついていこうかなぁ・・・」 と心配している。

 「それだけはやめて、恥ずかしいから!」 と娘に駄目だしされても、
 「心配だなぁ、迷子にならないかなぁ、黙ってついてっちゃおうかなぁ!」 と心配するママなのであった。

 夜、自宅に戻っておりんさんに遠足の報告を聞く。
 「1年生のもえかちゃんの手をつないで一緒に行ったんだよ!」
 「1年生よりもはしゃいじゃった!」
 「児童公園の乗り物が楽しかった!」
 「ママのお弁当全部食べたんだよ、梨もね!」

 「電車の乗り換え大丈夫だったよ!」
 「公園でいーっぱい遊んじゃった!」
 「あ〜〜〜、たのしかったぁ!」
 「りえちゃんとあやなちゃんといっしょにお昼ご飯食べたんだ!」
 などなど、夢の続きを語るようにように楽しそうに報告するのであった。その報告をいきいているだけで、パパもママも幸せなのであった! おりんさんの話を聞きながら、缶ビールを3本も飲んでしまったのであった。

9月26日

 台風17号も過ぎ去り、涼やかな朝。台風一過ごとに、秋も深まってくる気配。
 おりんさんはいつもながらママとじゃれあってから、起きて朝ごはん。トーストとコーンスープ。
 タンバリンが「なんか食べさせてくれないかなぁ・・・」 と背伸びしてじっと横に座って待っていると、おりんさんがパンの耳をちぎってくれるもんだから、大喜び!

9月23日

 がばっと目覚めたら、7時20分。
 「どうする?」
 「行こうか!」
 「くるま?」
 「晴れてるから!」
 「んじゃあ、電車だね!」
 「じゃ、準備シヨ!」 というわけで、この短い夫婦の会話だけですべては成り立ち、お墓参りへ。

 こうと決まれば動きの早い我が家。シャワーを浴びて着替えて、午前8時にはもう、自宅玄関を出、駅へ。
 「やったーー、電車だね!」 と、パパと一緒にお出かけできることが嬉しくて仕方ないおりんさん。しっかりとパパとママと手をつないで、腕を振りながらコンビニのおじさんに「お墓参りだよ!」 と自慢げにするのであった。

 そういえば、親子3人で出かけるのは、選挙のため今年の夏休みには出来なかったこと。しかし、夏休みの事を言い出すと、「プールに一緒に行けなかった!」 とまた責められることになってしまうので、静かにしているのであった。
 ものの1時間で高尾霊園到着。高尾駅で買ってきたお花とお線香とぼた餅をもって傾斜のきつい坂道を登っていく。

 お墓は草でぼうぼう。伸びきった草を手でぬいて、小さな草はむしり、ごみを拾い集めて、たわしと雑巾で墓石を磨く。おりんさんもてきぱきと水をくんできたり、ごみを拾い集めたりしてお手伝い。もうアレをしなさい、コレをしなさいといわなくても、自分で考えて動けるようになったので、我が家にとっては貴重な戦力だ。
 一汗かいて墓掃除をしてから、ぼた餅を備え、線香に火を入れて合掌。なぜかおりんさんだけ蚊にさされてしまったが、それはそれとして、親子3人で高尾山に囲まれながら深呼吸。

 片付けて「さぁ、帰りましょう!」 といって後にして自宅に着くまでやっぱり1時間半かからず。往復3時間半以内のお墓参り。やっぱり電車は速い!

 午後からは劇団四季「ライオンキング」
 夜は代々木「今半」で晩御飯。

9月22日

 夜、自宅に戻り、ママが作った特性皿うどん!
 「学校の給食より美味しい!」 といっぱい食べるおりんさん。確かにお店の味とそん色ない美味しさ! 満腹。

9月21日

 夕方いったん自宅に戻り、児童館にいるおりんさんをタンバリンと一緒に迎えに行く。
 「パパー! パパに作ったんだよ!」 と、児童館の先生に教えてもらって手編みをした細長いマフラーをプレゼントしてくれる。感謝。おりんさんとタンバリンと一緒に公園を散歩しながら帰る。

9月20日

 朝5時に起きてタンバリンを散歩がてらリハビリの散歩。まだゆっくりとしか歩けないが、それでも歩くことで筋力をつけていかなければ。自宅に戻って二度寝したら、なんと再度目覚めたのは7時40分! あ、おりんさんを起こさなきゃあ! とがばっと飛び起きたら、おりんさんはもう起きて着替えている途中であった・・・・親が寝坊してても、ちゃんとこどもは起きてるわけね!

 「おりんさん、梨でいい?」 と、朝ごはん代わりに梨をむいて食べさせる。元気一杯で学校に出かけていくのであった!

9月19日

 朝、東京に戻ると自宅におりんさんがいない。
 「どこにいったの?」 と仕事をしているママに聞くと、
 「えりちゃんと近所のプールに行ったわよ!」 とのこと。

 ならばと、リハビリもかねておりんさんを探しにプールへ。区民プールゆえ、2時間300円とめっちゃ安い。海水パンツに着替えてプールに入ると、やっぱりひときわ甲高い声ではしゃいでいる女の子がおりんさん。
 「あーーー! パパぁ!」 と叫んで抱きついてきて、あとはいっしょに泳ぐ。

 といっても右ひざのいうことの聞かないパパは、ゆっくりと水に身体を任せるのみ。やっぱり水の抵抗を感じながらゆっくりと泳ぐと、気分もさっぱりとしていい。 使用料金も300円と安いから、いいかも!

 お昼ごはんに焼きそばを作ってあげて、一緒に食べる。午後からは渋谷の東京電力の電気館へ。帰りに東横のれん街で晩御飯のおかずを買ってきて、夜はママも一緒に晩御飯。

9月16日

 朝起きると、おりんさんがロッククライミングのように、ベッドに積み上げられた枕をよじ登るような姿で寝ていた。なんでだろ・・・起きて聞いてみると、
 「これが一番寝やすい!」 のだそうだ。

9月15日

 ママが作ってくれたおにぎりをおりんさんと一緒に食べて朝ごはん。元気一杯。
 「パパー、帰って来たら百人一首しようねー!」
 「いいよー!」 と答えてしまったが、今日は午後から八戸日帰り出張であった・・・ごめんなさい。
 いつものように近所のたまちゃんといっしょに登校するのを見送ってから国会へ。

9月14日

 昨日、寝る前におりんさんからお手紙をいただく。朝起きてから、一人でそっと開いて読む。
 「パパへ   9月13日火曜日
 元気?わたしは元気だよ!!今日ね ままがトケイをなるようにしてくれて プール一人でいったんだ!!かえるときも一人だったんた おさいふももってって のみもの2回もおかわりしたんだ!! かぎもしめてね!プール楽しかったよ!! り音より (原文ママ)」
・・・・ってか、ぜんぜん「選挙でがんばっておめでとう」って書いてねえじゃねえかよぉぉぉぉ! 俺の選挙よりも、プールに一人で行けたほうが大事なわけね、やっぱり・・・・それでも今朝もパパにまとわりつくので、足を洗ってあげて両手両足の爪を切ってあげるのであった。
 ランドセルを背負って学校に出かける後ろ姿を見送ってから、国会へ。

 夜、自宅に戻ってママの作った晩御飯。ひき肉入りオムレツとゴマ風味サラダと昨日の残りのハンバーグ。おりんさんも大喜びで一緒に食べる。終わっておりんさんの宿題手伝ってしていると、もう爆睡状態。

9月13日

 タクシーで玄関に着くと、ママとおりんさんとタンバリンが玄関まで出てきてお迎えをしてくれる。1ヶ月ぶりだ。ママの作ってくれた「銀鱈の水炊きなべ」をポン酢でいただきながら、おりんさんのこの1ヶ月の報告を聞く。親子3人で食卓を囲むのも1ヶ月ぶり。少しは背の伸びたおりんさん。
 「百人一首しよー!」
 「宿題いっしょにしよー!」
 「テレビ一緒に見ようよー!」 などと矢継ぎ早にパパに話しかけてくれるのも、1ヶ月ぶり。

 

  

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