2005年8月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

8月19日

 お昼休み時間におりんさんに電話。
 「リーちゃん何やってるの?」
 「あ〜〜〜、パパだぁぁぁ! えりちゃんと遊んでるの!」
 「こくごとさんすうのドリルしましたか?」
 「やってないよぉぉ!」
 「・・・って、怒ることないじゃない! パパが帰ったら答え合わせしてあげるから、やっておきなさい! 遊んでばっかりいるんじゃないよ!」 と注意すると、都合が悪くなったのか。
 「じゃ、選挙がんばれよ!」 と叫んで電話が切れるのであった。

8月15日

 夜、リーちゃんから留守電。
 「パパぁ・・・選挙ど〜ぉ? パパかわいそうだけど早くおうちに帰ってきてね・・・選挙がんばってね・・・」

8月5日

 「おりんさんは今日は何するの?」
 「今日はプールの日!」
 「そっかぁ、真っ黒だね。」
 「パパも来ないの?」
 「パパは金沢でお仕事だよ! おりんさんも来る?」
 「い〜〜〜や! お墓参りはいくけどね!」

 「じゃあ、今日も教科書ドリルしとくんだよ。毎日こくごとさんすうは2ページずつね!」
 「わかった。でも、パパ丸付けしてくれないじゃん!」
 「金沢から帰ってきたらしてあげるから、ちゃんと2ページずつするんだよ!」
 「は〜〜〜い!」
 というわけで、相変わらずベッドの上でテレビを見ながらだらだら過ごしているのであった。

8月4日

 退屈なおりんさんが、「お手伝いカード」を作った。
 「つくえふき」 「かたたたき」 「ゆうびんとりなんかいでも」 「オセロあそび」 「ごはんはこび」 などと書いてあるカードを持ち歩いてパパとママに手渡して遊んでいる。でも、「オセロあそび」がどうしてお手伝いカードなんだろうか? 残りのカードを見てみると、
 「あいすをいっぱい食べないこと」 「いじわるをしないこと」 「うそをつかない」 「えをいっぱい書く」 「おこらない」 「かってなこうどうをしない」 「きちんとかたずける」 「くりかえさない」 「けんかをしない」 「こわがらせない」 ・・・・・って、こりゃお手伝いカードじゃなくて、「お約束かるた」じゃないの!

 でも、あまりにもリアルでシュールでセンスがいいコピーなので、
 「リーちゃん、さ行から先も作ってよ!」 とお願いする。

8月3日

 暑くて4時半に目覚めてしまう。シャワーを浴びてもまだ暑いので、冷房をつけてそのまま布団の中で資料整理。
 おりんさんは真っ黒な長い手足を伸ばして寝続けている。いつのまにか、また背が伸びた様子。タンバリンを抱えて寝続けているのであった。

 出かけようとしたらのっそりと起き上がって
 「パパー、何時に帰ってくるの?」
 「10時かな?」
 「え〜〜〜〜〜〜つまんないの!」 ・・・って、パパは貴重な遊び相手なわけね。そんなこといいながら、昨日はオセロでパパに2連敗して、悔しくて30分にわたって大泣きしたくせに。

8月2日

 「リーちゃん、爪切りますよ!」
 「ええええ、ねむいよ〜〜!」
 「大丈夫、指さえ出せば、パパが切ってあげるから!」
 「ふぁ〜〜〜い」 と寝ぼけ眼のおりんさん。

 こっくりこっくりと舟をこぎながらパパに右手左手と順番に差し出す。器用に一本一本の指の爪を切る几帳面なパパ。しかし、おとなが切る爪きりで切ったために、微妙に深爪。できあがった自分の両手の指先を見て
 「ちょっと、パパぁぁ、深切りじゃないの! これじゃあ、ボタンも掛けられないじゃない! 痛いよぉ・・・」 って、あ〜あ、泣いちゃったよ・・・
 「泣くことないじゃないのさ、きれいに切りそろえたんだから。ちょっと深爪しただけじゃないの!」
 「だってぇ、深切り痛いんだもん・・・・ふんとにもう、パパッたら!」 ・・・・って、俺の責任かよ! やっぱし。

 夕方、おりんさんを連れて恵比寿三越へ。
 退屈なので本を読みたいというから、連れてきてあげたのだが、妖怪の本ばかり探すものだから、ママに駄目だしされていたのであった。結局、「バムケロ」シリーズを見つけてゲットしてご機嫌。でも、本当に欲しかった「ちゃお9月号」は売り切れていて、残念。
 家に帰ってきてたまたまテレビを見たら、その「ちゃお9月号」の付録のコマーシャルをやっていて、またぞろ
 「ほしいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」 病が始まったのであった。

8月1日

 まだ仕事が山ほど残っていた午後5時過ぎ。おりんさんから珍しく電話が入る。
 「パパーーー! 何やってるのさ!」
 「まだお仕事だよ!」
 「何時に帰ってくるのぉ!」
 「6時半か、7時過ぎかなぁ・・・・・」

 「今日は神宮の花火大会だよ! 早く帰ってこないと連れてってあげないよ!」 と脅かされ、
 「では、残りはおうちに帰ってから仕事するから、すぐに帰ります!」 と直帰。自宅へと通じる曲がり角を曲がると、おお、おりんさんが浴衣姿でこちらに歩いてくる。 まぶしいほど可愛い! でも、色は黒い・・・・
 「おりんさん、可愛いじゃないの! 浴衣着て下駄はいて、どこ行くの?」
 「ママが撮りっきりカメラ買って来なさいっていうから、コンビニ行くの!」 と言いながら、自分でも自分の浴衣姿に気に入っている様子。

 カメラを買って走って帰ってきたおりんさんを連れて、親子3人で神宮花火大会へ。知り合いの広告会社の屋上で、ビールや焼き鳥をいただきながら花火に魅入る。どうして日本人て、こんなに花火が好きなんだろう・・・と思うくらい、町なかは浴衣姿のカップルや親子連れであふれんばかり・・・・って、そういえばウチもそうだけどね。

 

  

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