2005年6月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

6月30日

 6時半に起きてシャワーを浴び、おりんさんを起こして朝ごはんを作る。小さめに作った卵ふりかけ焼きおにぎり生ハム包み2個。そして暖かいコーンスープと野菜ジュース。お盆に乗せて机の上に置いておいたら、鼻歌歌いながら、漫画のページめくりながら、美味しそうに食べるのであった! 生ハム包み焼きおにぎり、お気に入りみたいで良かった!
 今度はレタス包みにしてみよう!

6月27日

 朝起きると、おりんさんが真っ黒!
 「昨日はプールに行ったの?」
 「そうだよ! 焼きすぎて背中が痛いよ!」 といいながらベッドにマグロのように転がっている。すると、ママが
 「おりんさんは、今年の水着とかばんと買ったんだよね−−!」 と口を挟んで知らせてくれる。

 「東急マルキューで買ったんだよ! 109だよ!」 と、はじめてママに渋谷109に連れてってもらってかばんを買ってもらったのがよっぽど嬉しいのか、買ってもらったかばんを肩からぶら下げながら一人悦に入っているのであった。

6月24日

 家に帰るとおりんさんがだらしなくまだ寝ている。見れば、足のつめが伸びているので、ベッドの横に新聞紙を敷いて、足を一本ずつ外に出させて、爪切り。おりんさんの爪切りは、ママよりもパパのほうが上手なのであった。で、指の爪も少々伸びていたのでついでに切ってあげる。
 ところが、足も指も汗でねちねちしていたので、
 「おりんさん、シャワー浴びなきゃあ、汗じっとりだよ!」 というと、す〜〜〜っと忍者のようにお布団の中に隠れてしまう。

 「だめだめ、シャワー浴びないと。早く入らないとパパが脱がせちゃうよ、パジャマむしりとっちゃうよ!」 というと、それだけはご勘弁と、ねずみのような速さで裸になってシャワーを浴びるのであった!
 髪の毛を乾かしてあげると、もう、すっきりさわやかな表情。ふんとにもう、だったらさっさとシャワーを浴びればいいのに、いっつも叱られてからじゃないとお風呂に入らないんだから!

 おりんさんが着替えている間に、台所へ。
 「玉子ふりかけおにぎり」を2個作り、そのままじゃ芸がないから、フライパンで炒めて焼きおにぎりにして朝ごはんにしてあげると、さらに大喜び。
 「パパー! パパの焼きおにぎり美味しいね。残りの1個は学校から帰ってきて食べるから、サランラップで包んでおいてね!」 ってか、自分でそんくらいつつめっちゅうの・・・・と思いつつ、甘いパパはせっせとおにぎりをサランラップに包むのであった。

6月21日

 夜、自宅で晩御飯。おりんさんが、お味噌汁を温め、ご飯をよそって、そしてそばにいて給仕をしてくれる。パパのことがよっぽど好きなのね、とほほえましく思っていたら、そうでもなかったのであった。リビングのテレビでしか衛星放送の「アニマックス」を見られないので、そのアニメ番組を見たいがために、パパのそばにいたのであった。

 「パパーー、このアニメ面白いよー!」 っつったって、パパはNHKニュース見たいんだけど・・・・・

6月20日

 夜、高見さんを虎ノ門に仕事に送っていってから、自宅に戻っておりんさんの晩ご飯を作る。
 「ソース焼き飯でいい?」
 「いいよ!」 というわけで、炊飯器に残っていた冷えたご飯とウィンナーと、キャベツがないのでレタスを多めにちぎって炒める。卵は多めに3個、蜂蜜でスクランブル。

 「どう?」
 「ちょーーー美味しい!」 というわけで、がつがつ大口開けてかっ込むのであった。

6月17日

 今日はおりんさんの担任の小池先生と保護者との個人面談日。午後3時から。行きたいけど国会ゆえに、ママが当然行くことに! 日頃の学習態度や学校での様子についての面談日であり、ママも楽しみにしているのであった。
 まぁ、おりんさんはさしたるトラブルも今までにまったくなく、小池先生には1年生の頃からずっと担任していただいていることもあり、おだやかな世間話となればいいだろう。

6月15日

 おりんさんは7時には起きて机に向かっている。宿題でもしてるのかなと思いきや、なんだ、自由帳に「メルキャラ」を描いているのであった。昨日、恵比寿ボウリングでぬりえ大会の特別賞に図書券1000円分をもらったのがよっぽど嬉しかったわけね。で、眺めていると、どこからか「チャンチャラ♪チャラチャラり〜ン♪」とメール着信音が!

 「あ、きたきたぁ〜〜!」 と大急ぎで着信音のもとへ走っていくおりんさん。見ると、おもちゃの「携帯電話」のメールをチェックして、ニコニコしている?
 「ど、どうしたの? 誰からのメール?」 と不安げに聞いてみると、夢中のおりんさんに代わってママが答える。

 「おもちゃのメールなのよ。応答には800パターンぐらいあるらしくて、寝る前にメールすると、朝の決まった時間にメールが送信されてくるわけよ。名前を入力すると、ちゃんとおりんさんへ、って宛名も付くわけよ!」
 ・・・・すごい、今の時代はおもちゃも個人向けなわけね・・・そのメールを今か今かと楽しみにしているおりんさんが、いったいいくつになったら携帯電話買ってちょうだいとせがむようになるのか・・・・不安でもある。

 メールの中だけが人生じゃないんだけど、最近、メールの中やインターネットの中の仮想現実を、現実と勘違いする事件が続出しているから、怖い。

 夜、おりんさんの勉強におつきあい。
 国語の「たんぽぽのちえ」問題集3ページ。いつものようにパパがベッドにねっころがり、おりんさんが1ページ仕上げるたびに答え合わせ。
 「パパ−−、わかんないんだけど・・・」
 「教科書見てもいいよ! 教科書読んでから自分で答え考えて見なさい!」 とアドバイス。一生懸命教科書をひっくり返して答えを探すおりんさん。

 すぐに「わからない」というのが口癖だが、冷静になってやれば、ちゃんとできるのであった。しかし、3ページもやると飽きてきて、パパのおなかに飛び乗ってトランポリンを始めるのであった・・・このこらえ性のなさは誰に似たのか・・・まぁ、いっか。
 ひとしきり遊んで、寝る。寝る前には、脱いだ服を折り目に従ってきれいに畳んでベッド脇に並べ、そしてパジャマに着替えるのであった。こういう几帳面なところは、誰に似たかな?

6月14日

 夜、いったん自宅に戻り、親子3人で恵比寿ボウリング場へ。といってもボウリングをしに行ったのではない。ゴールデンウィークに来たときにおりんさんが描いた「ぬりえ」が小学生の部で特別賞を受賞したとの連絡をいただき、賞品の「図書券」を受け取りに来たのであった。
 「凄いじゃん、おりんさん! 良かったね、特別賞!」
 「うん、嬉しい!」 というわけで、ちょっと自信なのであった。

6月11日

 午後、親子3人で劇団四季「秋」劇場へ。先日に引き続き「夢から醒めた夢」を鑑賞。前回と違って早めに到着したので、ロビーパフォーマンスを楽しむ。こうやって子供に「夢」「感動」を見させることも家庭教育のひとつか?! ただ単に俺がファンだから行ってるだけかもしれないが・・・ママとしては、宝塚も見せたい様子。また、ママは赤川次郎の原作を読んでいたようだが、四季バージョンも堪能した様子。

 おりんさんは、よしゃあいいのに、横に座ったママにずっと耳打ち。
 「マコは交通事故で死んだんだ!」
 「ピコはマコと入れ替わって霊界に行くんだよ!」
 「ここでデビルがぐはははは♪、って言うんだよ!」

 「デビルの口癖は、てめえのことば〜っかし考えやがって、だよ!」
 「ピコはパスポート盗まれちゃうんだよ!」
 「やくざが出てくるよ!」

 「コンピューターでマコを探すんだよ!」
 ・・・・などと、前回見たあらすじを先にしゃべっちゃうのであった。いちいち耳打ちするおりんさんに、当然ママはうんざり。でも、そうやってくすくす言いながら家族で観るからこそ、楽しいんだけどね。

 終了後、劇場近くでなぜかラーメンを食べ、自宅へ。

6月10日

 夕方、自宅に戻り、六本木ヒルズに仕事に向かう高見さんを送っていく。帰り際、おりんさんに、
 「何か食べて行く?」 と聞くと、
 「いや。パパの作ったお料理食べたい!」 と、嬉しいこと言うじゃないか!

 「何食べたい?」
 「カレーライス!」 ということで、買い物をしてから、家に帰ってカレーライス作る。台所にたまったお皿を洗い、お米を洗って炊飯ジャーへスイッチオン。

 そして、ジャガイモとにんじんとたまねぎの皮をむく。冷凍にんにく芽とソーセージ(牛肉代わり)ぶつ切りとをまぜて、フライパンで強火で炒める。
 「ん〜〜〜〜、イイ匂い〜〜!早く食べた〜〜〜〜い!」 とおりんさんが台所にやってきてパパの腕にぶら下がってサルのようにおねだり。さるの手を振りほどき、ガーリックパウダーと岩塩で味付け。
 続いて片手なべに入れ替え、お湯を足して中火で20分煮込み、カレールー(甘口と辛口半半)を入れ、さらに15分煮込んで仕上げに豆乳を入れて出来上がり!

 ・・・・さぁ、お味はいかが、とテーブルの上を片付け、布巾できれいに拭き、そしてテレビアニメを見ながら待ちかねていたおりんさんに聞くと、
 「100万点!」 と最高の笑顔。やっぱり、親の作ったお料理が一番嬉しいわけね。ママほど上手ではないが、おりんさんが美味しくて嬉しいといってくれると、次はもっと美味しいおかずを作らなきゃと気合が入るのであった。
 次は肉じゃがにチャレンジやな! しゃしゃっと後片付けをして、爆睡。

6月9日

 自宅へ。
 上野秘書がおりんさんの子守をして下さっており、感謝申し上げ、お見送り。
 「どう、おりんさん、うーたんといっぱい遊んだかな?」
 「うん。でも、うーたんやる気なさそうに遊ぶんだもん、テレビ見てたりして!」

 「これ、そんなこと言うんじゃないの! うーたんもお仕事で疲れた後におりんさんの面倒見てくれてるんだから、文句言うんじゃないよ! 感謝しなきゃ! おりんさんは一人じゃお留守番できないんだから!」
 「まぁね・・・」 というわけで、おりんさんのテンションで遊ぶことにはさすがの上野秘書もついていけないのであろう、か。

6月6日

 「おりんさん、忘れ物ない?」
 「ない!」
 「あれ、体育着持ってないじゃない?」
 「あ、そうだ、忘れたよーーー!」 と、たまちゃんを待たせて玄関に逆戻りするおりんさん。
 あんた、毎週月曜日の朝、同じこと繰り返してない??

 夕方、自宅に帰ると、パパを待ちかねていたおりんさんが玄関に出てきて、「お帰りーーー!」 を言ってから一言。
 「ママの性格は整理整頓マンだね!」
 「リーちゃんはお茶目かな?」
 ・・・じゃあ、パパは??
 「おならマン!」
 ・・・・・・・・・・・・・・・

 晩御飯の前に、おりんさんといっしょにタンバリンを連れて散歩。近所の公園を歩いていると、ベンチで堂々とチュウをする若いカップル。隣のベンチでは、女性の胸元に顔をうずめる若い男! それを見ておりんさんは、
 「おえっ、気持ち悪い、おぇ−−−っ!」 と吐き気を催した模様。
 「これ、若いカップルよ、人前でラブシーンはやめたまえ!」 ・・・・などといえず、咳払いしながらそそくさとその場を立ち去る。後味の悪い散歩となる。

 家に帰っても怒り心頭のおりんさんは、
 「人前であんなことしちゃだめだよねー。みんなが通る公園なのに、気持ち悪いよねーーおぇっ!」 と文句たらたら。
 「そうだね、リーちゃんの言うとおりだね。人前であんなことしちゃみっともないね!」 というのが精一杯。手を握るぐらいならほほえましいが、堂々と抱き合ってチュウするだなんて、胸に顔をうずめるだなんて、信じられない倫理の乱れ。嘆かわしい・・・

6月2日

 雨の中を帰宅。おりんさんを横に座らせながら、テレビ。おりんさんの見るアニマックステレビは、24時間アニメの衛星チャンネル。暴力の多いアニメ漫画。
 目を背けていると、おりんさんが
 「パパ、チャンネル変えようか?」 と気を使う。

 「いいよ、気にしなくても、パパはホラーで乱暴な番組は見てないから!」 というと、シーンとしてチャンネルを変える。・・・・パパがホラーと妖怪と暴力番組が嫌いなの、知ってわけね・・・ 

6月1日

 雨も上がったので、6時からタンバリンの散歩。
 帰ってきたらおりんさんはもう起きているので、特製梅たまごおじやを作ってあげる。今朝の出来は、梅がすっぱすぎたみたい・・・

 

  

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