2004年12月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

12月31日

 大晦日。朝から雪。今日は毎年恒例のお買い物。えびす三越に出かけて、おせち料理のお買い物。おりんさんの好物の「大トロ」と、俺の好物の「タラバガニ」を買って、親子ともどもご機嫌。
 家に帰って、外に出て雪だるま作り。そして雪合戦。おりんさんは道端に寝そべって雪まみれ!

12月30日

 おりんさんと朝8時半から渋谷へ映画を観に行く。「ハウルの動く城」・・・・2回目。朝一番の上映ゆえに、駐車場も映画館も空き空き。前回は満員で、りおんちゃんは通路に座ってみたためか、今回はゆったりいすに座ってご機嫌。そして「何度観ても感動するよねー。」と満足。

 自宅に戻って、「こくごとさんすうドリル」を30ページ。そして自宅前でバドミントン。

12月25日

 今日から毎年恒例の日本文学風土学会の現地踏査だ。シャワーを浴びてから、かばんに2泊3日の荷物をつめていると、
 「パパー、リーちゃんにクリスマスプレゼントないの?」 とおりんさんがベッドの中でつぶやく。ぴちぴちピッチのテレビを見ながら。
 「・・・昨日、金沢のおばあちゃんから、ご本とパズルいただいたじゃないの!」
 「パパからは?」
 「・・・・サンタさんに聞いてみるね・・・」
 「あーーー、忘れたんでしょう、リーちゃんのプレゼント!」
 「だって、昨日、一緒に買いに行こうって思ってたんだけど、パパ疲れてて寝ちゃったんだもん・・・・ごめんねぇ。あさっていっしょに晩御飯食べようね!」
 「まぁ、いいけどね、しょうがないけどね・・・・・」 と意外と物分りのいいおりんさんなのであった。

12月24日

議員会館に入り、執務と締め切りの原稿。すごいスピードで済ませて、9時までに自宅に戻り、りおんちゃんの小学校へ授業参観。
 今日は「朗読の会」。一生懸命練習した成果を発表する場。図書室に伺うと、おりんさんは緊張の面持ちで発表の順番を待っていた。一人で発表するのではなくて、班編成をして、5〜6名がみんなの前に出て朗読をするのである。
 見ていると、暗記している子や、プリントを見ながら朗読する子や、声の小さな子やはっきり堂々と朗読する子やらまちまち。おりんさんは、隣の子と小突きあいながらも、元気な声で発表。

 まぁまぁだけど、相変わらずお調子者というか、先生の言うことをよく注意して聞いていない傾向がある。ときどき後ろを振り向いてはパパを指さして、にらんだり笑ったりしていて、あんたさん、もしかして本当に落ち着きがないんじゃないの?と心配になるのであった・・・でも、こんなに元気いっぱいの30名以上の子供たちを指導する先生の実力には頭が下がる。
 みんなで協力して、そして何よりも友達のことを気遣いながら学習活動ができており、先生の指導力のおかげだ。

12月16日

 夜。自宅に戻ると、おりんさんが
 「パパー、今日5時に帰るって行ってなかったっけ?」 と怖い目で見る。
 「えぇーーー、6時って言ったじゃない!」
 「5時って言ってたよー!」
 「そうかなぁ、6時って言ってたつもりなんだけど・・・・」 といいつつも、パパの帰りを待っていたおりんさんと、宿題を一緒にする。

 音読。声が小さいので、
 「もっと元気出して読んでよ!」 と言うと
 「今かぜひいてるからね、こんなもんだよ!」 とか言いながら、「ずっと、ずうっと大好きだよ!」の単元を4回繰り返し読む。、や。に気をつけながら、正確に読めるようになってきた。

12月13日

 夜、高見さんが風邪でダウンのため、おりんさんにご飯を作って食べさせて、宿題の面倒を見る。ときたまごが上手にできた・・・・・っつうか、これは金沢の老舗「不室屋」さんが開発したインスタント商品。しかし、インスタント商品とは思えない味付けに、おりんさんも
 「パパ、お料理上手だね!」 とにこにこしながらおかわりするのであった!

 宿題は、「くりあがり足し算」と、音読。ひらがなと漢字とカタカナと、ミックスした文章もスムーズに読めるようになってきた。少しずつ上達しているのがわかる。さすが、先生の教え方のおかげだ。ありがたい。

12月11日

 家に戻ると、おりんさんはまだ遅い朝ごはんの途中だった。
 「パパー、誕生日のプレゼント、坊主めくり買って!」 と叫ぶ。
 「ん、坊主めくり? 何それ?」
 「坊主めくりだよ、かるたの!」
 ん、かるたの坊主めくり・・・・・・ああ、百人一首のかるた絵で遊ぶ、あの坊主めくりね!

 「いったいどこで坊主めくり覚えたのさ!」
 「児童館だよ! 児童館でみんなで遊んでるんだよ、坊主めくりで。蝉丸が出たら、相手の札も全部取れるんだよ!」 といっちょまえにパパにルール説明までし出すではないか。
 「いいよ、じゃあ、今から渋谷に行って百人一首買ってくるから待っててね!」 と、かばんを置いて、そのまま、また車に乗って渋谷へ買出し。東急プラザの本屋さんで百人一首を買い、1階のコージーコーナーでお祝いのショートケーキを買い、またまた家に戻る。

 グランドコートを羽織って、カメラを首からぶら下げて、公園へ。児童館にいつも遊びに行っている子供たちの親が、ブルーシートを敷いて陣取って、子供たちの発表会を楽しそうに見学しているのであった。
 児童館の先生方も、丁寧に子供たちの相手をしてくださっており、地域の一員としてお世話をいただいていることに感謝。太鼓にしても、ソーラン踊りにしても、うれしそうに発表する子供たちの姿は、尊い。

 発表会が終わり、おりんさんを肩車して、家に帰る。夜は、お誕生日のお祝いに、代々木の「今半」ですき焼き!

12月9日

 夜、自宅。「黒革の手帳」最終回。
 「あたし仕事だから、ビデオとっておいてよ、お願いね、きっとよ!」 との高見さんの言いつけを守り、緊張感の中で最終回を見守る。
 ・まさか、安嶋のくるまに発信機がとりつけられていたなんて・・・・
 ・まさか、元子が流産するなんてぇぇぇ・・・・(誰の子?)
 ・そこで最後に2億円かよぉ・・・ぉ・・・
 というわけで、最後まで強気の元子を演じきった米倉涼子さん、お疲れ様でした、って感じ。

 「やっぱりこの女(元子)が悪いよね、お金取っちゃうんだもん!」 と納得いかないおりんさんと、
 「いーーや、女をだます男が悪いんじゃない?」 と言い張るパパとのあいだで、しばし「元子善人?悪人?論争」を展開。そして、
 「やっぱり、人生お金じゃないよね、家族だよね!」 と結論付ける、小学校1年生のおりんさんなのであった。

12月8日

 夜、自宅に戻り、おりんさんを自転車に乗せて近所のセブンイレブンへ。
 タンバリンのご飯と、ついでにピッコロとマーブルの猫缶も。
 セブンイレブンとなると目の色の輝くおりんさん。漫画の本「こぼちゃん」を買い、色紙を買い、ご機嫌。でも、あいかわらず自転車に乗りながら、道行く人にだれかれとなく
 「今晩わー!」
 「寒いですねー!」
 「り−ちゃんねぇ、パパとお買い物だよ!」 と叫ぶのはやめてほしい。っつうか、相手を見て声をかけないと危ない!!

 「リーちゃん、今の人知ってるの?」 と聞くと
 「知らないよ!」
 ・・・・・・・・最近、女児連れ込み未遂事件が頻発しており、
 「知らない人に声かけられても、ついてっちゃだめだよ!」 と口をすっぱくして言ってるのに、よりによって自分から声かけることないじゃない。

12月2日

 家に帰ってみると、もう午後9時21分。おお、「黒革の手帳」の時間じゃないか。急いでベッドにもぐってテレビの前に陣取るおりんさんの隣にもぐりこむと、
 「きゃー、パパエッチー! エッチスケッチワンタッチー!」 と叫ぶ。
 「な、なんやの、それ!」 と聞くと、
 「パパがリーちゃんの足に触ったー! エッチスケッチワンタッチー!」 とまた叫ぶ。どうも学校でそう叫ぶことが流行っているらしい。まぁ、流行り廃りは別にいいのだが、娘から「エッチ!」呼ばわりされるなんて、そんな・・・・・あんまりやないの! でも、そのうちいっしょにお風呂入ろうと言ったら、それこそ「えろオヤジー!」 などとさげすまれるんだろうなぁ、やっぱし・・・・

12月1日

 夜、高見さんが仕事のため、おりんさんの子守。今日も晩ごはんを作って食べさせ、寝かせる。
 「パパの作るご飯も美味しいね!」 と、いつもながらヨイショの上手いおりんさんなのであった。
 「おりんさんは、まだ一人で留守番できないの?」
 「できない! パパ、どこにも行かないでね! 一人にしないでね!」 と、真剣に訴える、パパの手足にしがみついてくるのであった。いったい、いつまで、こうしてしがみついてくれるのであろうか・・・・

 

  

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