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鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋) |
11月30日 |
おりんさんが、いつもより早く起きている。なぜ、7時前に起きて元気なんだろうといぶかしげに見ていると、テレビのリモコンを操作して、ビデオを観始めた。そのビデオから流れてきた映像は、昨日観ていた「本当にあった怖い話」であった。パパが急いでベッドから抜け出てシャワーを浴びに行くのを見咎めて 「ほら、ここで、ほら、アノ鏡に女の子の影が映るんだよ、こわいよぉぉぉっぉ!」 などと、うしうし笑いをしながら、パパが怖くてびびってたじろいでいるのを嬉しそうに指差すのであった・・・・本当に人が悪いったらありゃしない! 夜、高見さんが仕事でいないため、おりんさんにごはんを作って食べさせて、寝かせる。 |
11月29日 |
夜、トンボ帰りで自宅に戻ると、おりんさんが「本当にあった怖い話」のテレビ番組を、ベッドの中でうっしっし言いながら見ている。パパは怖くて目をそらしているのに、わざわざ耳を引っ張ったりそむけた顔を両手で挟んでテレビを見させようとして、大喜び。どうしてこんな怖い話ばっかりすきなんだろう・・・・・ |
11月24日 |
夕方、児童館におりんさんを迎えに行き、手紙をもらう。 ママへのてがみには 「いつもすてきなままへ。かわいいままへ。おばあちゃんになってもあそんであげるね。」 と書いてある。 夜、ママが仕事に出かけたので、宿題をいっしょにする。引き算と、足し算の繰上げの問題であった。一の位、十の位の区別がいまいちであった! 明日、返事を書くことにする。 |
11月22日 |
自宅に戻ると、パパの顔を見たおりんさんが布団に隠れる。しかし、のがさない。今日は、インフルエンザの予防接種のために近所の医院に行かねばならないのであった。 「やだやだやだぁぁ。ママ助けてぇぇぇ!」 「時間稼ぎしてもパパには通用しませんからね!」 医院に着くと急におとなしくなっちゃって、先生に「はせりおんさーーーーん!」 と名前を呼ばれると、急に知らん振りして、アンパンマンのおもちゃで遊び始めたりして、やっぱり見え透いた時間稼ぎをするのであった・・・・・ジャケットを脱いで、シャツを捲り上げて、顔を引きつらせて、泣き言を言いながらも、卓越した先生の技で、あっという間に注射してもらって、今日は泣かなくて済んだのであった。 「おりんさん、泣かなかったじゃないの、えらいねぇ、大丈夫?」 はっ、と我に返って起きたら既に午後2時過ぎ。 「ハウルの動く城」は、戦争の愚かさ、愛する人を守る大切さ、敵味方を超越した人類愛がテーマとなっており、魔女の魔法もストーリー展開のポイントになっていたりして、子供から大人まで息もつかせずとりこにする作品。大満足。 |
11月16日 |
夜中に誰かが頭をぽんぽんと小突く。何事かと目覚めてみると、枕元にはおりんさんが立っているのであった。 夜、家に帰ったらおりんさんが、ママに見守られながら宿題をしていた。またまた漢字と作文の練習。 |
11月15日 |
自宅に戻ると、おりんさんから手紙が届いていた。 「さ、宿題しようか?」 というと、今日は素直に「は〜い」と言って机に向かって漢字の練習。毎日少しずつ新しい漢字を覚えてくるのが嬉しいようだ。今日は「男」と「女」の練習。 自由帳の新しいのがいるということで、自転車に乗って近所の文房具屋さんに買いに行く。帰りにたこ焼きを買ってくるのであった! |
11月12日 |
起きようとすると、横に寝ていたリーちゃんが耳を引っ張ったり、下唇を引っ張ったり、挙句の果てには、おんぶお化けのようにおぶさってきて起きさせようとしない。 「朝の学習会の掛け声掛けるの。」 |
11月11日 |
夜、おりんさんといっしょに「黒革の手帳」を見る。スト−リー展開の鮮やかさにひきつけられる。 「パパ、20日の土曜日、学校でブックコマーシャルあるんだよ。リーちゃんは、本の紹介するんだよ、見に来てね、絶対来てね!」 と食い下がるのであった。 |
11月10日 |
夜、おりんさんからメールが入る。 家に帰ると、 |
11月9日 |
自宅に戻ると、あいかわらずおりんさんが小猿のように走り回っている、元気いっぱいだ。 「んじゃあ、シャワーだけでもいいから入りましょう。パパもいっしょに入るから、わかった!」 おりんさんは学校で、鉄棒を独り占めしている上級生に、1年生を代表して 「ママ、どう思う? リーちゃんのことどう思う?」 と心配してママに相談しにきたそうなのだ。 |
11月8日 |
夕方、いったん自宅に戻ると、家の前で、おりんさんと、ごうくんと、みつのりくんが遊んでいる。道端でうろうろしているので、危ないから、運転席から顔を出して 「なんだ、遊びに来たんじゃないの?」 |
11月3日 |
「今度のお休み、どっか連れてってね!」 「早く行こうよ! 早く早く!」 の甲高い声に急かされて、車に乗って浦安へゴー! 残念ながら高見さんは昨日からの風邪にやられて寝込んでいるために、二人だけの出発。 到着したのは9時前。 しかし、ここでくじけては、せっかくママを置き去りにしてやってきた意味がない、とばかりに気を取り直して、まずはシンデレラ城めぐりツアーのアトラクションに並ぶ。並ぶこと35分。並んでいる間にも、ぐずりはじめるよそ様のお子様達。見ていると、ぐずるお子様達へのママたちの対応には2種類あることがわかる。 もうひとつは、子供が騒ぐとそれ以上に甲高い声を出して子供をしかりつけたり、パパに食って掛かったりして機嫌が悪くなるママたち・・・・ そんなママ観察をしながら、リーちゃんはおとなしく気をつけをして並んでいるのであった、とってもイイ子! そして、案内のお姉さんに連れられてやっとこさシンデレラ城へ! よれよれになりながらも、ピーターパンのアトラクションの行列に並ぶと、なんと、115分・・・・この時点で既にお昼。なな、なんだとおお、まだアトラクションを二つしか見ていないのに、もうお昼かよぉ。もうディズニーランドに到着して3時間も経ってんだぞおお・・・と怒っても、誰も振り向いてはくれない。そう、どの親もみんなそのような表情で疲れ果てているのだから・・・ 115分も行列に並んで、ピーターパンのアトラクションはまたしても5分。こりゃもう、耐えられないわ、おじさんには。体力の限界や・・・・こないだの試合で痛めた膝も腰も痛い、しびれてきた・・・ということで、 三沢のエルボーや武藤のシャイニングウィザードには耐えられても、ディズニーランドの大混雑にはとてもとても耐えられない・・・・・おまけに 「パパ! また連れてきてね! トゥーンタウンとハニーハントとバズライトイヤーね!」 と車の中でポップコーンをほおばりながら駄目だしするおりんさんなのであった。 自宅に帰ってベッドに、どてっっと大の字になって午後3時。そしたら遊び足りないおりんさんが、脱いだ靴下をパパの鼻先に持ってきて |
11月2日 |
夜、自宅に戻っておでんを食べていると、おりんさんがいつの間にか、静かにベッドから起きてきてパパの隣に立っている。思わず、夕方いっしょに見ていた「本当にあった怖い話」のテレビを思い出し、椅子から転げ落ちそうになるほどびっくりする。 |
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