(C)two−way/授業/向山型算数/5学年/百分率とグラフ/授業分析/教師修業

 
   算数授業3分間の分析3 百分率とグラフ
                           TOSS加賀 岩田史朗 

東京書籍「新編新しい算数5下」P72 帯グラフや円グラフのかき方
生徒 29名 

       テープ起こし          分        析
「  」は、教科書の記述。
 お、今日も教科書開いて、ちゃんと準備して、すごいな!

C ・・・・・・・(聞き取れない)
 ・・・・・・・(聞き取れない)
 黒板をノートに写しなさい。
・・・1
 黒板をノートに?
 え、何?
 それを書けばいいが
 そうです。

             【約1分
 何やこれ。
・・・2
 先生、横の長さ、適当か?
 適当で結構。
             

             【約2分

 何やそれ、書くん。
・・・3
 これをノートに写しなさい。
 教科書に写ってないげんろ。

 先生、人数やから(人)ってつけんでいいじゃないが。
 念のために。            


              
【約3分
(1)授業案をもっと検討せよ!
 前日スキルまで終わらなかった。2日続けて予定通りいかなかったことになる。もっと授業案を検討しなければならない。また、授業中は言葉を削る、待たないなど、もっと強く意識しなければならない。


(2)明確な作業指示は効果がある!
・・・1
 この授業は長休みの後であった。チャイムが鳴ってから職員室を出て、教室についたときは4,5人いなかった。シーンとして取り組む中、一人、また一人と戻ってきた。一人の子以外、こちらが何も言わなくても静かに席につき、作業をはじめた。明確な作業指示には授業に引き込む力があると感じた。
 
(3)もっと授業を楽しくせよ・・・2,3
 2、3の子は同じ子である。この子が教室に戻ってきて作業をはじめるまで約1分かかっている。この1分の間、机からノートを出したり、作業をしている周りの子に話しかけたりしていた。きちんと作業している子を誉めて追い込むべきだったか。しかし、一番の原因は自分の授業が楽しくないことであろう。楽しければいそいで準備するはずである。もっと授業を楽しいものに!

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