発行にあたって  



発行にあたって
 高校生時代にも、チョッと「詩」みたいなのを記した記憶があるのですが、残ってもおらず、兄貴の結婚式に「歌」をプレゼントしたのが、自分の想いをキチッと言葉にした最初のように思います。「歌」が好きなこともあり、様々な時(歓迎会、結婚式など)に替え歌は数限りなくつくってきました。また、作詞・作曲ともに自分がつくったのも、数曲あります。

昨年の暮れ、ひよんなきっかけから、「詩」と言えるかどうかわかりませんが、日記というとおおげさですが、日々の生活の中で泉があふれるように言葉が「形」として出来てきました。時間をかけて机に向かってつくったり、考えに考えてつくったものはひとつもありません。ほとんど、通勤の行き帰りの車中で出来たものです。
 知人・友人に見てもらったら「詩」というものは、言いたいことは行間に書くものよ・・・」「文学的表現からすると・・・」「読んだそのままね・・」などの率直な感想もいただいております。また、「あなたが書いたのではなく、詩の素材となったあなたの回りの人々が、あなたに書かせたのよ・・・」との言葉もいただきました。

 なにはともあれ、「詩」なのか、手紙なのか、ただの言葉をつなげたのかは、自分でもわかりませんし、あまり気にしておらず、ただ自分自身の「あふれる想いを言葉にたくして」表現したい衝動にかられて書き綴ってきました.あらためて読んでみると、少し手直ししたい部分もありますが、その時その瞬間に感じ取ったことを書き綴ったそれがその時の精一杯の自分自身であることを大切にしたいと思い、あえて、手直ししてありません。

 「まとめた形にしておくと自分自身の財産になるよ」という知人のすすめもあり、また、みなさんとの関わりの中で、今の「自分」というものが育まれ存在していると思っており、今の「自分」の一端を、あらためてみなさんに知っていただきたいという想いもありまとめてみました。「川柳」「歌」らしきものも書き綴ってあるのですが、一応「詩」らしきもの全部ではありませんが、一定数を時何の流れでまとめてみました。
 御笑読いただき、また、まだまだ未熟な自分の人間性をやさしく励ましていただければ幸いです。

1 9 9 8年7月 山口修治



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