鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)
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5月28日
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20時半過ぎには自宅に戻る。
修学旅行から帰ってきたおりんさんと、カレーライスで晩御飯。
お土産は、京都の「しば漬け」だった。
いいぞ、おりんさん、パパの好物をしっかりと押さえているところは!
奈良公園の鹿に襲われそうになった話など、楽しそうに話すおりんなのであった。
めでたしめでたし。
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5月25日
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おりんさんは、明日から修学旅行。
やる気満々みたいだ。
うれしいだろうなぁ、修学旅行。
手引書を見ると、お小遣いは6000円以内とある。
寝ているおりんさんに、
「お小遣いあるの?」と聞くと、
「ない!」と、にやりと笑う。
「じゃあ、あげるよ!」と、お財布から6000円を渡す。
うれしそうに、そのお金をしまうおりんさん。
いいなぁ、中学生の修学旅行。
引率する先生方も大変だろうなぁ。
点呼、交通移動、宿泊、視察、全体行動、班行動、健康管理。
どこで何が起きるかわからない。
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5月23日
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国会に行く朝の準備をしていると、おりんさんの部屋に、「修学旅行の手引き」を見つけた。
「やった、修学旅行だ!いつから行くの?」
「週末!」
「どこ行くの?」
「京都と奈良!」
「へぇぇ、パパと一緒だ。いいなぁぁぁ。」
パパの興味津々な姿を、めんどくさそうにベッドの中で答えるおりんさん。
手引きを開いてみれば、すでに、修学旅行の視察先について、調査をして書き込んだ文章がずらり。
そっか、行き先について、もう調べ上げているんだ。
さらにさらに、班行動の注意とか、乗り物での注意とか、ホテルでの注意とか、事細かく書いてある。
おそらく、こういうちまちました注意事項は、あんまし頭の中には入っていないだろうが。
とにかく、修学旅行がとっても嬉しそうなおりんさん。
二泊三日。
自分の修学旅行を思い出すのであった。
ちなみに、ママも、中学生時代は京都と奈良へと修学旅行に行ったそうだ。
「どう、おりんに黙って、この日程を追っかけて行こうか?」と、妻に独り言を言うと、
「うっそ〜〜、やめてよね〜〜〜!」と、不機嫌そうなおりん。
この親だったらやりかねないと、おりんさんも警戒しているのであった。
もしかして、そういうモンスターペアレンツ、いたりして・・・・
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5月20日
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20時30分、羽田空港から停めておいた車で、自宅へ。
おりんさんは、明日からの中間テストに向けて、一生懸命リビングでテスト勉強している。
でも、どうして自分の部屋でしないの?
それは、リビングの大型テレビで、2PMのビデオやCSのKーPOP番組を見たいから・・・・
まぁね、それがモチベーションなんだから、別にいいんだけどね。
それに、部屋にこもって何やってるかわからないよりも、リビングでのびのび勉強したり遊んでいるほうが、安心。
ママも、おりんさんのそばのカーペットで寝転がって、「プレデター」を見ているし。
タンバリンは、ソファでくつろいでいるし。
ピッコロは、老衰?でタオルの上で寝ているし。
のどかな日曜日の夜。
明日からまた、頑張ろう。
さすがに疲れた。
福岡空港土産の「わさびおいなり3個」と、冷奴と、カップラーメンと、コンビニで買った缶ビールと、きゅうりの一本漬けで晩御飯。
今じゃ、こういう浅漬けまでコンビニで売ってるんだね。
きゅうりの浅漬け大好物のおりんさんが、「ちょうだい!」というので、半分くらい、かじらせるのであった。
うまい!
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5月17日
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昨夜、中間テストの勉強をしていたおりんが、つぶやいた。
「パパ、国語の長文問題、得意だった?」
「パパは文章を書くのだけは、異常に得意だったよ!」と、答えると、
「やっぱ。あたし、パパに似たんだね!」という。
「どして?」
「だって、長文問題、いくらでも文章が出てくるんだもん。説明文は苦手だけど、登場人物が出てきたり、歴史文章は得意だよ!」と。
なるほどね。
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5月 8日
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20時過ぎには自宅に戻り、おりんさんの帰りを待つ。
今夜は塾だ。
がんばってるなぁ。
でも、帰ってきたら、話題は2PM。
まぁ、いいんだけどね、それが励みになれば。
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