鈴音ちゃん成長記録（はせ日記から抜粋）

９月　７日

午後９時過ぎに自宅に戻る。 　妻が、お願いしていたシチューを作って、待っていてくれる。 　おりんさんと一緒に並んで食べる。 　缶ビールをぐいっと飲み干す。 　妻のシチューであったまる。 　おりんさんが、しきりに政治の話をしゃべっている。 　「民主党になったら、官僚は困るんだって？」 　・・・・なるほど。 　うちの近所には、国家公務員幹部職の宿舎があり、そこの子供たちも同級生に多いから、自然とそういう話になるのだそうだ。 　子どもながらに「親の立場」には敏感なわけね。 　ママのワンピースを普通に着こなしているおりんさん。 　大きくなったわけだ。 　「こないだね、寝て起きたら背が伸びてたよ！」 　・・・・って、ほんまかいな？ 　でも、帰るたびに大きくなっているのは事実。

９月　３日

午後８時半、昨日に引き続き、合唱団の練習が終わったおりんさんを迎えに行く。 　「今練習している曲　難しいんだ！」 　「なんて曲？」 　「○りえ！」 　「ん、ゴリエ？」 　「も、り、え！　モリエだよ！　シャープとかフラットとか一杯出てくるんだ！」 　・・・・・音楽音痴のパパはよくわからないのであった。 　自宅に戻って遅い晩御飯。 　駄々ちゃ豆、ママ特製オムライス、ママ特製キムチ！ 　とりわけ、韓国通のママ特製キムチは抜群の美味しさ！ 　伊達にチャングムの誓いマニアではなかった！ 　おりんさんも完食！

９月　２日

午後８時半に、合唱団の練習が終わったおりんさんを迎えに行く。 　「リーちゃん、パパがなかなか当確でなかったから待ちくたびれて寝てたんだって？　んで、起きたらパパから電話が来て当選がわかって、ほっとして熱が出て学校休んだんだって？」 　「んんんん、だってなかなか当選しないんだもん！　テレビ観てて枕抱えたまま寝ちゃったよ。　次の日は疲れ果てちゃって、熱が出ちゃったんだよ！」 　なるほど、小学校６年生にもなると、選挙の何たるかがわかるわけね。 　「友達も喜んでたよ。　だってパパは、いつもうちの学校の国会見学の紹介してくれてるから。　これで国会見学できるって！」 　なるほどね、そういう見方もあるわけだ！ 　自宅に戻ったら、すでに妻は仕事先から帰ってきていて、晩御飯の用意がしてあった！ 　ステーキと、モヤシ炒めと、ショウガ漬けと、キムチ。 　「ばんざ〜〜〜〜い！　ばんざ〜〜〜〜い！　ばんざ〜〜〜〜い！」 　と、万歳三唱してから、缶ビールで乾杯！

　

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