2008年12月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

12月23日

 午後10時、自宅に戻ると、おりんさんがまだ明日の学校の準備をしていた。
 クリスマスプレゼント交換会をするのだそうだ。
 可愛い鉛筆とノートを、ナイロン袋に入れていた。
 「こんな可愛いの、男子に持って行かれたらいやだなぁぁぁ・・・」
 「でも、それ、みんなで交換会するから、誰がゲットするのかわからないんでしょ?」
 「そう・・・」
 さて、誰の手元に渡るのでしょうか?
 で、
 「Wiiテニスやろうよ!」
 と、いうと、いやいやながら?対戦に応じるおりんさん。
 ・・・・あっという間に負けてしまった。
 パパは負けず嫌いなので、もう一度!
 でも、また負けてしまった・・・

 「次に、Wii野球やろうよ!」
 と、いうと、おりんさんもいやいやながら対戦。
 これは、勝った!
 気分良く寝るのであった・・・大人気ない。

12月22日

 「おりん、今日は合唱団何時まで?」
 「ん〜〜と、わからない。 予定表のシート見て!」
 「午後6時から8時までか・・・じゃあ、8時に迎えに行くよ! 今夜はママがお仕事でいないから!」
 「いいよ、来なくて!」
 「何でだよ、8時に行くよ!」
 「いいの、一人でバスに乗って帰ってこられるんだから。 パパは、ご飯でも作って待ってて!」
 「・・・・」
 と、いうわけで、そろそろ思春期のおりんさんは、パパが迎えに来るよりも、一人で帰って来たいのであった。
 とほほ。

 夕方、自宅に戻り、掃除。
 そしたら、おりんさんが帰ってきて、
 「パパ、今夜は迎えに来てくれる?」
 と、素知らぬ顔で切り出す。
 「どうしてよ? 今朝は、迎えに来なくていいって言ったじゃん!」
 「じゃあ、来ないの?」
 「いくいく、行きます!」
 「やったぁぁぁ!」
 って、どういう風の吹き回しか?

 どういう風でもなかった。
 夕方になって、外は冷たい雨が降り始めたから、迎えに来て欲しいのだった。
 「じゃあ、児童館で遊んでから、電車で合唱団に行って来ます!」
 と、そそくさと着替えて出て行くのであった。
 でも、慌てて出かけてしまい、傘を忘れていった。
 掃除の途中で、そのことに気がつき、児童館に傘を持っていく。

 午後8時、合唱団におりんさんを迎えに行く。
 晩御飯は、ママの作っていってくれた「キムチ鳥団子鍋」。

12月20日

 夜中にお手洗いに行ったら、同じく入れ替わりにおりんさんが物音も立てずに、すす〜〜〜〜っと入ってきた、まるで幽霊のように。
 あわわわわわ・・・とびっくりして叫ぶパパ。(パパはとても幽霊が怖いのであった。)
 こわがるパパを尻目に、何かを期待しているおりんさんの輝く瞳。
 そう。
 今日は土曜日。
 朝6時半に自宅を出発して、電車でTDLに行くのだ、ママと二人で。
 パパは、予算編成のお仕事があり、国会・・・・悲しい。
 おいてきぼりのパパのことは全く眼中にないおりんさん。
 久しぶりにママとTDLにいけるので、嬉しくて興奮して、夜中に目が覚めても、目がらんらんと輝いているのであった。

 で、朝5時半。
 パパが資料を読んだりニュースチェックしていると、いつの間にか静かに起き出して、着替えを始めるおりんさん。
 「早いじゃない、いつもそんくらい早く素直に起きればいいのに!」
 と、あてつけがましくいつもの朝寝坊をちくりと指摘するパパには答えず、
 「ふふふぅぅぅん♪」
 と、鼻歌で嬉しそうに着替えるのであった。

 そして、準備万端のママと一緒に朝6時半にはハリーポッターマフラーをして、目を輝かせて自宅を出て駅に向かうおりんさん。
 パパがベランダからお見送りの手を振っていると、嬉しそうに何度も振り向きながら、そして最後の角のところで立ち止まってまた手を振りながら、TDLへと風のように去っていくのであった。
 パパは、ふてくされてまたお勉強するしかないのであった。

12月11日

 4時起床、ニュースチェック。
 ん?
 12月11日!
 そうだ! おりんの誕生日だ!
 しかし、今日が遠足のはずのおりんは、ママがせっかくお弁当を作ってくれてるのに、なかなか起きない。
 ベッドに起き上がっても、だらだらとテレビを観ていて、なかなか着替えない。
 と、いうわけで、そろそろママの爆弾が落ちるかなぁ・・・と見ていたら、想像通りの展開で爆弾が落ち、しぶしぶ着替えるのであった。
 って、あんた、毎日同じパターンじゃないのさ!

 お誕生日の朝っぱらからもう、ほんとに。
 しかし、うれしそうに高尾山への遠足に出かけていったのであった。
 天気が良くてよかった!

 いったん議員会館にもどって執務後、あわただしく荷物を片付けて、いつもより早く自宅に戻る。
 おりんさん11歳の誕生日。
 ママがまだ青山で仕事の打ち合わせだというので、渋谷で合流し、久しぶりにお買い物することにする。
 お誕生日プレゼントを買いに行く。
 おりんさんを児童館に迎えに行き、そして電車で渋谷へ!
 6時半には、ママとつたやで待ち合わせし、さくらやで「Wii」ゲット。
 今さらながら、我が家にもWiiがやってくる。
 でも、機械音痴のパパとママは、見事テレビに接続できるのでしょうか?
 そういうことを心配しながら、渋谷の雑踏にまぎれて、109前の食堂で、うなぎ定食を食べて11歳をお祝い。
 おりんさんは、うなぎの味がまだわからず、天ぷら定食。

 帰りにサンクスでお祝いのケーキをゲット。
 しかし、自宅に着いたとたん、3人ともばたんキュー。
 おりんは、高尾山遠足の疲れ。
 ママは、朝からずっとお仕事の疲れ。
 パパは、おじさんの疲れ?
 したがって、「Wii」は、さくらやの紙袋の中に閉じ込められたまま・・・・なのであった。
 ケーキは冷蔵庫の中・・・

12月 2日

 夜、自宅に戻り、またしてもおりんさんの宿題に頭をひねる。
 平行四辺形と、三角形と、台形の面積を求める問題。
 いっしょにじゃないと、なかなか理解できないおりんさん。

12月 1日

 夜、自宅へ戻る。
 おりんさんと妻が待っていてくれて、珍しく3人そろって午後7時には食卓のテーブルを囲む。
 妻にお願いしていたとおり、豚カツ!
 それも、きむカツ風の、スライスされた豚肉を重ねて衣にして揚げた逸品。
 これがまた、柔らかくて抜群に美味しい!
 「サラダのそのトマトは、おりんが切ったのよ!」
 「豚カツの衣は、おりんがつけたのよ!」
 と、自慢する妻。
 嬉しそうに食べるおりん。

 晩御飯後、熱心に『ちゃお』を読むおりんさんだが、
 「宿題は?」
 とのパパの指摘に、凍りつき、ママにはテレビを消されてしまい、一挙に幸せな気分から、どん底に突き落とされたような涙目で、宿題を持ってくるのであった。
 いっしょに、平行四辺形と三角形の面積を求める宿題ドリルに取り組むのであった。
 (底辺×高さ)÷2・・・・って、これは三角形の面積の公式。
 (底辺×高さ)・・・・って、これは平行四辺形の面積の公式。
 ・・・だったっけ?と、おりんさんの教科書を引っ張り出してきて、一緒に確認しながら宿題に取り組む、算数の苦手なパパなのであった。
 図形の面積を求める公式・・・・だんだんと難しい問題になってくるなぁ。
 これじゃあ、6年生になったら、ついていけないんじゃないだろうかと、心配になるのであった。
 「イノセントラブ見よう!」
 と、月9をいっしょに見ながら、内田有紀ちゃんに見惚れていると、
 「たまきひろし」
 と、いう男性アイドル?俳優?の名まえに敏感に反応するおりん。
 「たまきひろし? と、はせひろし と、どっちがいいのさ?」
 と、聞くと、白い目で横目で見られるのであった・・・まるで比べるな!、いちいち発言するな!とでも言うような怖さで。
 そんなもんかい???

 

  

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