2007年 1月
 


   

 

鈴音ちゃん成長記録(はせ日記から抜粋)

 1月24日

 国会対策正副委員会後、おりんさんの小学校へ。
 今日は学校公開日、授業参観日。
 「教育問題」に精通しているはずの俺にしたって、こうして公立小学校の日常活動を一日中見られるのはまれだ。
 よって、授業ばかりではなく、休み時間や給食時間や終わりの会など、あますところなく見学させていただく。

 「はせー、はせのお父さん来てるぞー!」
 とのお友達のくすくす笑いを受けながらも、お父さんが授業参観に来てくれて、嬉しい、恥ずかしい、緊張のおりんさんなのであった。

 それにしても、だ。
 小学校3年生のクラスには、本当にもう、次々といろんなことが起こる。
 休み時間に廊下に出ようとした児童が、廊下を勢いよく走ってきた児童と激突して扉の角に頭をぶつけたり・・・
 明日の連絡事項プリントを、日直が職員室の前に取りに行くのを忘れたり・・・
 それを待っていて終わりの会が遅れたり・・・

 給食をなんどもおかわりする子どももいれば、最後まで牛乳を残している子供もいるし・・・
 おりんさんが給食後に具合が悪くなってお手洗いに行っている間に、同じ班のお友達が給食の配膳を片付けてくれたり・・・
 先生はひっきりなしに児童の連絡帳に目を通したり、声をかけたり、注意したり、ほめたり・・・・・

 やっぱし、どう見ても、一クラス35人とかは多い。やっぱり、30人以下が限度ではないか、先生が丁寧に子どもを見て声をかけて上げられるには・・・・などなど、気がつくことが多い。

 明日、社会科見学で国会見学に来る6年生の担任の先生とも打ち合わせをし、校長先生や教頭先生にもご挨拶して、充実の学校見学は終了。
 最後は、集団登校の最後尾にしたがって、おりんさんといっしょに自宅に戻るのであった。

 1月23日

 夕方、公文に行くおりんさんを送り迎え。
 ママはお仕事! やった、晩御飯作れるぞ! こないだは失敗作だったので、気合を入れて作る。

 御飯は、興法寺村の高田法定くんが丹精込めて作ってくれた「耕(たがやす)」ブランドのコシヒカリ。
 そして、野菜スープ。たまねぎをオリーブオイルで炒めてから、にんじんとリンゴを入れて一時間かけて煮込む。味付けは中華スープ少々と塩コショウのみ。ぐつぐつと煮込むと、たまねぎはとろける状態。
 そして、焼きソバ。野菜をシャキッと炒めてから、麺を丁寧にほぐして味付けスープを入れる。

 さぁ、おりんさんの採点はいかがか!
 「ひゃくてん!」
 と、いうわけで、おりんさんは、パパが準備した晩御飯を残らず平らげてくれるのであった。

 「パパー、明日は学校開放日だよ、授業観に来てね!」
 「あいよー!」
 「やったー。何時に来る?」
 「・・・・お仕事の時間見てからね。」

 「本当に、来れるのー・・・」
 「い、行きます、必ず行きます!」
 と、いうわけで、明日は朝の「配置薬議連総会」と「国会対策正副委員長会議」と、法案説明と、委員会人事調整だけだった、はず。早く終わらせて、学校に駆けつけねば!

 1月17日

 夕方、はやめに自宅に戻り、おりんさんと二人で、区立美術館へ。
 おりんさの「絵」が、学校代表で飾られているということで、こりゃバカ親としては駆けつけねば終生の後悔。車に乗って、いそいそと区立美術館へ向かうのであった。

 駐車場に停め、手をつないで、美術館2階へ。
 おりんさんは他の学校の作品を先に見ていて、なかなか自分の作品のところへは行かない。
 最後の最後の美味しいところは残しておこうという性格なのかな。

 そして、じゃじゃーーーん。
 おりんさんの作品とご対面。
 先日ママが先に観に来ていて、写メールで送信してもらっていたから、なんとなくはわかっていたのだが、
 「あれ? これ、ワニじゃないの?」
 と聞く。

 「ワニじゃないよー。このタイトル見てごらんよー!」
 と、すねるおりんさん。
 タイトルには、「まかふしぎなチョウ」 とある。

 「へぇぇぇ、蝶なんだ・・・・」
 「そう。これが角(触覚)で、これが目で、これが模様で・・・」
 と、説明するおりんさん。

 言われてみれば、そういう気もするが、やっぱり2メートルくらい離れて目を細めてみると、どうしてもワニ。
 「ワニでも良いし、蝶でもいいの。だって、摩訶不思議な蝶なんだから!」
 と、いうわけで、どっちでもいいのだが、でも、この色を重ね塗りしていたり大胆なデッサンとか、ひょっとして、天才?・・・などと嬉しい気分のバカ親なのであった。

 夜は、映画の試写会で近所の奥様方とビョンホン様を観に行ったママの代わりに、ドライカレーを作る。
 「え〜〜〜、これ、ママの味と違うよ?」
 「いいんだよ、パパにはパパの味を作りたいんだから。ママに習うとけんかになっちゃうでしょ、パパは人に習うのが下手なんだから。」
 ・・・しかし、御飯を炒めるときにバターを入れすぎちゃって、ジョビジョバな味になってしまったのであった・・・失敗作。

 しかし、落ち込むパパに気を使って、
 「いいよいいよ、これ食べられるから、一応美味しいよ!」
 と、慰めるおりんさんなのであった。
 ・・・・ちっきしょーーー。もっと修行を積まなければ。

 1月 2日

 「パパ、明日の朝は、金沢に出かけるときに起こしてね。リーちゃんが寝ている間に行かないでね!」
 と言っていたのに、いざ起こそうとすると、
 「う〜〜〜〜ん、うるさい! ね〜む〜い〜〜!」
 と、ごねているのであった。
 ふんとうにもう。

 1月 1日

 さっそく、朝起きて書初め。
 「友だち」と新聞紙に何度も練習してから、本番。緊張して、「友」の字のはらいが、半紙からはみ出してしまうおりんさん。
 「どうしよー、どうしよー!」
 「いいんだよ。元気がいい証拠なんだから。気にしない気にしない!」
 と慰めながら、宿題のノルマを果たす。

 ちょっと落ち着きのないおりんさんではあるが、書道をしているときは、びしーっと集中して書いているのであった。
 「パパ、国語と書道の先生なんだよねー」
 「そうだよ」
 「いいなぁ、字が上手で」
 「だいじょびだいじょび。パパだって最初はへたくそだったんだから。練習したら上手に書けるようになるから!」
 「そうかなぁ、だいじょうぶかなぁ。」
 「だいじょびだいじょび。この、「ち」の字なんてとーっても上手だよ!」
 「そう!?」
 と、嬉しそうなおりんさんなのであった。

 

  

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