夏の終わりに思わぬ病気が、災い転じて福とできるか
それは、9月に入ったすぐの日曜日、走っていると何かがおかしい背中の方に違和感がある、後で思うとすでにその時にヘルペスの影は忍び寄っていたのだ。
「ヘルペス」
「ヘルペス」(帯状疱疹)。かなりポピュラーな病気であると思っていたが、今までかかったことがなかった。今回初めてお世話になり「身をもって」お付き合いができた。
病院では、よく聞く病気なので「痛い」という話は聞いていた。ひどいケースでは「熱」が出て、点滴のお世話になる、入院する。といったこともあるという。
私の場合は、約一週間、今日現在もう治りかけてきたようで、痛みはあまりなくなってきた。経過的には「軽い」方だったようだ。
はじまり
背中の中心よりやや右より、肩甲骨の下あたりに「ふれるとヒリヒリするニキビ」ができた。エライぴりぴりするのでおかしいなと思ったのが月曜日、そういえば日曜日走ったときに背中のあたりがなんか変だなと思っていたのがこれだったようだ。
自分で、やっと指先が届くぐらいのところなのでさわれないしよくわからない、「家人」にこれはニキビか「とびひ」かと聞いたところ「つぶつぶが5〜6個出ている、水疱かな、だけどあせもみたい」と、そんなに痛そうなできものには見えないという。
しばらくさわっていたせいか、「ピリピリ」が中の方までうずいてきた。・・・・「変だぞ」。
「噴火口」のないできものでこんなに痛いわけがない、しかも、ニキビのように根があるわけでもない。これはなんだ・・・「ヘルペス」。これしかない。
診察はやはり「ヘルペス」
翌火曜日、8日朝から痛みが出てきた、痛みは「ピリピリ」もさることながら、中の方が痛くなってきた。職場で「ペンチにつねられたような痛さ」と言う人がいたが、まさにそのような痛みだ。
しかし、いつもいつも痛いわけではない一時間に一回ぐらい痛む。右腕の付け根、肩甲骨の下あたりが痛む、何か右腕の特定動きが痛みを誘発するようだ。
朝は忙しい、午前が過ぎた。もうだめだ午後一番で診察してもらう。診断は「ヘルペス」。
「帯状疱疹」の病名の通り身体の神経にそって帯状にできものがでるのだが、診察の時は5センチぐらいの楕円形に固まってできものが「生えている?」
塗り薬を塗って、飲み薬をしっかり飲んで7日間「ウイルス」と戦おう。
ところで、ヘルペスは「体力低下」が主な原因だけど、何か心当たりは?。と医者に聞かれるが「夏バテ?」毎日のように走っているのにバテているとは思えないし。
だんだん痛くなる
だいたい、ケガをしているわけでもないのに痛いというのは何なんだ。痛みを感じる神経がウイルスのせいで痛いという信号を出しているのか。
火曜日の夕方ぐらいは、胸の方まで痛みが響いてくる。こんな痛み方は我ながら「情けない」。
結局、痛みは増すばかり、痛むタイミングも増えてきた。水曜日は何とか一日出たけれど、木曜日お休みした。金曜日休むと長らくの休みとなってしまう。とりあえず、休みの間安心できるようにと、金曜日に仕事をしてみた。
痛かった。が、痛いのも「どう痛いか」「どんなタイミングで、どんな痛みが」が分かりかけてきた。やみくもに痛いのと違うので「痛み」とうまく付き合えるようになってきた。
結局連休は 「ヘルペスとともに」
こんな時に限って天気はいいし。しかし、ご覧の通り「ページ作り」はすすみます。
さあ、行進(更新)しよう。ヘルペスとともに。