塚本真紀子
羽咋白百合幼稚園が、新しい園舎に引っ越してきて、記念すべき第一回目の入園式
に参加できたすみれぐみさん。
あれから、4ヶ月がたちましたが、あの初々しい日の出来事は、みなさんの記憶に 鮮明に残っている事でしょうか?入園式の日は、期待いっぱいの笑顔で、過ごせたお 友達もいれば、不安で泣いて過ごしたお友達もいましたね。 そして、先生との本当の幼稚園生活とは・・・と、いう本題に入ったのは、入園式 の翌日からでした。
子ども達は、初めて一人旅に出されたのですから、不安で仕方ない様子。
一人が泣くと、つられて泣いているお友達もいました。
いろいろと工夫をしてみるのですがお家の人の方が、
勝っていましたよね。
当たり前の春の風景ですが、みんなの心の痛みを感じて、先生もかわいそうな気分になったこともありましたよ。
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けれども、4月の途中からはお話を聞いてくれるお友達も増え、5月の連休明けか らしばらくすると、見違えるように真紀子先生のお話に耳を傾けてくれるようになり ました。
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一生懸命、お歌をうたったり、先生の質問に答えてくれたり。それは、それは、本
当の笑顔が見られるようになった瞬間でした。
また、お友達と一緒になって、遊ぶようになったのも、この頃からです。子ども達が、
活発に動き回るようになると、ケンカがあちこちで起こるようになりました。
まだまだ、自己主張が強いすみれさんなので、子供同士で解決することが難しい為、
先生が間に入り、その都度、集団生活での、ルールを改めて、お話ししています。
今、少しずつ、理解してきている今日です。言葉でのやりとりを聞いてみると、
「まぜて」
「かして」
「いいよ」
などの、「楽しく遊ぶための言葉」が自然とお口から出て くるようになりました。以前のすみれさんでは、考えられない言葉が飛び交っている 毎日なので、真紀子先生は、みんなの成長を心から、喜んでいます。
こうして、成長できたのは、みんなと共に、笑ったり、泣いたり、感動したりした、
毎日の積み重ねがあったからこそ。
まだまだ、一学期を過ごしたばかり。
一日一日を大切にし、子供たちと一緒に、新しい発見をしていきたいと思っています。 さぁ〜、待ちにまった夏休み。みんなは、どんな、夏休みを過ごすのかな?熱い 日々が続きますが、暑さに負けず、頑張って乗り切りましょう。夏が終わると、運動
会が待っています。
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