入園してから早くも4か月が経ちました。 入園前までは、ずっとおうちの人と一緒に過ごしていたけれど、 おうちの人と離れ、初めての小さな幼稚園という社会にやって来ました。
みんなと一緒に座る・お話しを聴く・ゲームに参加するなど、 お友だちと同じ時間、同じことをして過ごさなければなりません。 けれども、『まだ遊んでいたいもん』という感じでお遊びを続けてしまいます。 幼稚園になじんできても、幼稚園全体の流れよりも、 お友だちとの遊びの方ばかりに盛り上がっていくすみれぐみさん。
カタツムリさんがつぶれそうになっていたのでした。 「みんなで触ったらカタツムリさんもビックリするし、 ちいさいんだからみんな優しく見守ってあげていてね。」 とお話しをして、手洗い場の上に一旦置いておきました。 ![]() ![]() しばらくして、手洗い場の上を見てみると…いるはずのカタツムリさんがいないのです。 辺りを探しても見つからなかったので、お友だちに 「さっきのカタツムリさん見なかった?」と聞くと 「うん♪今お風呂に入れてあげているんだ!」 とにっこにこで答えるので、『どれどれ〜?』と見てみると、いました! でもビックリ!なんと…おままごとのお茶碗にお砂が入っていて、 その中にカタツムリさんを入れ、一緒にかき混ぜていたのでした。 驚いたあや先生は、カタツムリさんを取り出し、すみれさんたちに見せ、 「お風呂に入れてあげたかったのはよ〜く分かるんだけど、 カタツムリさん動いてないね… 土の中できっと息が出来なくなっちゃったのかもしれないね。 みんなで助けてあげよう!」とお話しし、お水で少しずつお砂をとっていきました。 少し経つと、カタツムリさんは顔を出し、復活!歩き始めることができたのでした。 そのとき「助かってよかった〜!」とお話しするお友だち。 安心のお顔がたくさん見られました。 みんなカタツムリさんが元気になって本当によかったよね!
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