少しずつ暖かい日も増え、お天気の良い日も多くなり春の訪れを段々と感じられるようになりました。「せんせい、お外行ってもいいですか!」と言う声もたくさん聞こえるようになってきましたね。春を見つけにお庭を探検するとプランターには緑の芽を発見。「チューリップー!!」と嬉しそうなDぐみさん。冬の寒い間に土の中でたくさん寝てニョキッと出てきたね、そんなお話も嬉しそうに「ニョキッ!」と手で真似たり「何色かな?」「まだ咲かないね〜」「もう少しかな〜」と楽しみにしているようでした。 三月二日には『おひなさまの会』がありました。ダンスもとってもお気に入りだったDぐみさん。♪石ころみちは〜♪♪パンパンパンがしパ〜ン♪とよく口ずさむお声が聞こえてきました。お部屋の時間が始まると「まんまるぱんやりたい!」「今日はきつねさんやる!」と声がたくさん挙がりましたね。お言葉も覚えてしまい、お友だちの方を向いてとっても積極的に。すっかり役になって楽しんでいたDぐみさんだったのでした。ダンスも踊りながらニッコリ。とっても素敵な笑顔をたくさん見せてくれたと同時にそれぞれの大きな成長が強く感じられたのでした。 おひなさまの会後にも他のクラスのオペレッタのダンスを教えてもらったりと歌ったり踊ったりとたっぷり楽しみました。オペレッタを通してさらにお友だちと一緒にする楽しさをたくさん感じることができたDぐみさんでしたね。 三学期も後半に近づくにつれ「もうすぐCぐみさん!」「おねえちゃんになる!」と聞こえてくるようになりました。一つ大きくなることに期待感を持ち、わくわくしながら過ごしているDぐみさん。一年前は初めての集団生活に戸惑いや不安な気持ちいっぱいで「ママ〜(涙)」なこともありました。でもそんなときにいつも手をとって優しくしてくれた周りのお兄ちゃんお姉ちゃんやお友だち。その安心感は大きかったことと思います。一緒に遊びに誘ってくれたりする中で少しずつ周りに目を向けることができるようになりましたね。今では新しいお友だちが来ると朝のお支度などなどたくさんのことを教えてくれようとしたり「一緒に遊ぼう?」と誘ってくれる声もたくさん聞こえます。きっと自分もお兄ちゃんお姉ちゃんに優しくしてもらったことが心のどこかに残っているのでしょう。今度は自分が!それが自然とできることはとっても素敵で嬉しい瞬間なのでした。 そんな優しかったAぐみさんも、もうすぐ卒業を迎えます。「Aぐみさん、やさしくしてくれた!」「Aぐみさんにプレゼントする!」とDぐみさん。Cぐみさんと一緒にご相談をして鉛筆立てのプレゼントを作ることに決めました。「○○ちゃんにあげたい!」「○○くんも!」と作りながらたくさんAぐみさのお名前が聞こえてきます。大好きなAぐみさんにプレゼントする!とお気持ち込めて作っていましたね。そしてお祝いのお歌やお言葉のご相談もしました。Aぐみさんへの感謝の気持ち、そしてお祝いの気持ちをたくさん込めて卒業式を迎えたいと思います。 そしていよいよDぐみさんもまた一つ大きくなります。この一年間でのそれぞれの成長は大きく、次には更なる成長があることでしょう。また楽しみです。一年間あたたかく見守り、そして支えて下さって、本当にありがとうございました。 |