特定のメディアに対する会見出席拒否に関する質問主意書

下記の質問主意書を提出する。
平成二十四年二月二十七日

提 出 者                  馳   浩

衆議院議長  横 路 孝 弘 殿

 報道によると、民主党の政調会長である前原氏は産経新聞の報道内容を理由に、記者会見への出席を拒否した。報道内容についてペンの暴力であると主張し、事実に基づかない悪口を書き、受容の範囲を超えた、と述べたとされる。

 事実であれば、公の会見で特定のメディアに対し、自らの批判をする報道内容を理由に排除を行うことは報道の自由への侵害であり、まして政権与党の政調会長である前原氏がこのような言動を取ったことは、極めて問題で、謙虚さが足りないと言わざるをえない。政府として前原氏の言動に対してどのような見解か以下質問する。 

一 前原氏が産経新聞に対して、記者会見での取材を拒否したことに関する事実関係、経緯について、政府として把握するところを示されたい。 

二 前原氏が指摘をする「事実に基づかない悪口」とは、産経新聞の報道のどの表現のことを指しているのか、政府として把握するところを、具体的に示されたい。 

三 前原氏が特定のメディアに対する取材拒否を行ったことに対して、政府はどのような見解か示されたい。 

四 今回の産経新聞への会見出席拒否は前原氏個人としての考えか、それとも民主党としての対応なのか、政府の見解を示されたい。 

五 今後も産経新聞に対する、会見への出席拒否は続けていく考えなのか、政府として把握するところを示されたい。 

 以上質問する。



衆議院議員馳浩君提出
特定のメディアに対する会見出席拒否に関する質問
に対し、下記答弁書を送付する

内閣衆質180第103号
平成24年 3月 6日

内閣総理大臣                  野田 佳彦

衆議院議長  横 路 孝 弘 殿

 

 衆議院議員馳浩君提出 特定のメディアに対する会見出席拒否に関する質問 に対する答弁書

一から五までについて

 お尋ねについては、政党の役員が行う記者会見に関するものであり、政府としてお答えする立場にない。 


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