俊友会合唱団
 第5回定期演奏会

「心の四季」

吉野 弘  作詩
高田三郎  作曲

      平成12年12月9日(日)
      午後1時30分より 開場
      午後2時より    開演
七尾サンライフプラザ 大ホール にて


主催:俊友会合唱団
後援:七尾市教育委員会、七尾市文化協会、石川県合唱連盟、
   北国新聞社、ラジオななお
PROGRAM
《オープニング》 「能登の夢」      作詞 森繁 久彌
                     作曲 岩代 浩一

1ステージ  《小丸山公園『利家とまつ』銅像建立記念》
   「加賀賛歌」         作詞・作曲 小林 亜星
            指    揮 脇本 浩伸
            ソプラノソロ 河野 信子
            ピ  ア  ノ 南  秀子
            ヴァイオリン 橋屋麻知子

2ステージ  《新世紀が平和であることを祈って》
         (児童合唱と混声合唱のための童話)
   「ぞうれっしゃがやってきた」より
            指    揮 大森 俊彦
            ピ  ア  ノ 塩崎真希子
     T.サーカスのうた       原作 小出 隆司
     V.雪よふるな          作詞 清水 則雄
     Y.悲しみの日         作曲 藤村記一郎
     Z.いくさの終わる日まで              
    キャスト
  サーカスの司会者                 橋屋  愈
  動物園の園長(バリトン・ソロ)          春木  憲
  サーカスのゾウつかいの娘(ソプラノ・ソロ) 和倉小児童
  軍人                         小島 新生
  猟友会の人(射撃手)               脇本 浩伸
  子供議会の議長                  和倉小児童

「ぞうれっしゃがやってきた」解説
 日本が中国と戦争を始めた昭和12年頃、サーカスよりも動物園の方が平和に暮らせるだろうとサーカスから東山動物園にやってきた4頭のぞう、アドン、エルド、マカニー、キーコは子供たちの人気者。
 でも戦争が激しくなり、食糧難や「動物園に爆弾が落ちたら動物が人を襲うだろう」と各地の動物園では動物たちがつぎつぎと殺されていきました。名古屋の東山動物園でも動物たちを守ろうとしましたが、「非国民!」とののしられ、数々のいやがらせの中、とうとう軍や警察によってたくさんの動物たちが銃で撃たれ、毒入りのエサを食べさせられ死んでいきました。
そんな中で北王園長さんを先頭にぞうだけでもと必死で守り、エサを作るために空き地を耕して畑にし、それでも足りないため空襲の中を荷車を引いてエサを捜しまわりました。しかし、寒さと飢えでキーコとアドンは亡くなってしまいました。
 そして、戦争が終わった後、生き延びた2頭のぞうの内1頭だけでも貸してほしいという10万人の子ども議会の代表が東山動物園にやってきました。しかし、お互いに支えあって生きてきたマカニーとエルドを引き離すことはできませんでした。それを聞いた国鉄は、子供たちの夢を乗せた、特別仕立ての「ぞうれっしゃ」を全国各地から名古屋へと向かって走らせたのです。

〜休憩〜

3ステージ  《世界の愛唱歌》
             指 揮 脇本 浩伸
             指 揮 勝井 宏美
   「サリマライズ」        オランダ民謡
   「アニー ローリー」      スコットランド民謡
   
   「虹のかなたに」(女声合唱)   作曲 Harold Arlen

   「ビビディ・バビディ・ブ」   作曲 J.リビングストン
   「おじいさんの古時計」     作曲 Henry C.Work

4ステージ  《天使の歌声・和倉少年少女合唱団》
             指 揮 大森 俊彦
             ピアノ 平野 千恵
   「ロボット」          作詞 サンプラザ中野
                   作曲 福田和加子

   「御祓川」           作詞 坂田 映子
                   作曲 山本 文茂

5ステージ  《合唱の原点を訪ねて》
        混声合唱組曲:高田三郎「心の四季」より
             指 揮 大森 俊彦
             ピアノ 綿谷 朋恵
     T.風が          作詞 吉野  弘
     V.流れ          作曲 高田 三郎
     W.山が
     X.愛そして風
     Y.雪の日に
     Z.真昼の星

「心の四季」解説
 歌っていると心が静かになる。歌っていると何かに祈りたくなる。「心の四季」はそんな歌だ。言葉の一つひとつが身体(からだ)にしみこんでくる。いつのまにか温かいものに包まれ、自分が真白になっている。
 風・光・雨・雪・流れ・山・星・・・・自然を歌っているようで、実は語られているのは人間そのもの。日々、悩みもがき、それでもなおまっすぐに生き続けようとする人間の姿だ。
 作曲家高田三郎の音楽はすべて、「自分は誰なのか、人間とは何なのか」を問う祈りの音楽である。飾らず、おごらず、ひたすら真実のあるべき姿を求め続ける。
 時には風となり、桜の花びらを散らす。時には山となり、人をその懐(ふところ)に抱(いだ)く。時には雪となり、激しく降りつづける。そして、星となり、真昼の空できらめく。そう祈りながら、私たちは歌う。


ご挨拶
 本日は、この様に多数の方にご来場いただき、誠にありがとうございます。団員一同感謝の気持ちで一杯です。お陰様をもちまして、私たち俊友会合唱団は、発足してはや七年目を迎える事ができました。これもひとえに、皆様方の並々ならぬご支援によるものと、深く感謝をいたしております。すべてにおいてまだまだ未熟な私たちですが、何卒これからも更なるご支援とご指導のほどをお願い申し上げます。
 さて昨年末、5周年記念演奏会を終え、今年始めより研修旅行や合宿も加えて取り組んできました「心の四季」は、俊友会発足当初から歌ってまいりました「蔵王」、「水のいのち」、「海鳥の詩」、「花に寄せて」と同じくコーラスを愛する仲間達に歌い継がれてきた名曲です。
 上記解説にもありますが高田三郎の醸し出す曲は、いつも私達に言い表し難い感動を与えてくれます。その感動を表わし、そして、皆様に伝えられる様精一杯歌いますので、私達の合唱のハーモニーをお楽しみいただければ、まことに幸いに存じます
 平年13年12月9日
俊友会合唱団 代表 橋屋 愈