俊友会合唱団 5周年記念演奏会
星野富弘:作詩 新実徳英:作曲
「花に寄せて」

星野富弘さんの詩画の真髄にふれたくて

 

 私たちは星野富弘さんの詩画の真髄にふれたくて彼の故郷を訪れ、彼が心を込めて描いた絵と詩を展示してある富弘美術館を見学し、彼が育った東村の自然も感じてきました。その成果を生かして演奏できたらと思います。

平成12年11月26日(日)
午後1時30分より 開場   午後2時より 開演
七尾サンライフプラザ 大ホール にて
入場無料
ゲスト オーケストラ・アンサンブル金沢 フルート奏者 岡本えり子
主催:俊友会合唱団
後援:七尾市教育委員会、七尾市文化協会、財団法人石川県音楽文化振興事業団、
    石川県合唱連盟、社団法人七尾青年会議所、北国新聞社、ラジオななお

 PROGRAM
《オープニング》 能登の夢       作詞 森繁 久彌
                       作曲 岩代 浩一
1ステージ 《秋は北の国から》   指 揮 大森 俊彦   ピアノ 平野 千恵

  「フィンランディア」     訳詞 関  忠亮
                  作曲 Jean Sibelius
  「モスクワ郊外の夕べ」  訳詞 穂高 玉郎
                  ロシア民謡
                  編曲 江口 泰央
  「ちいさい秋みつけた」   作詞 サトウ・ハチロー
                  作曲 中田 喜直
  「もみじ」           作詞 高野 辰之
                        作曲 岡野 貞一
                         編曲 源田俊一郎
  「秋の女」                 作詞 佐藤 春夫
                          作曲 大中  恩

2ステージ 《お楽しみゲスト合唱団》指 揮 大森 俊彦        ピアノ 平野 知恵
       和倉フロイデ、コーラス高階、和倉少年少女合唱団
和倉フロイデ、コーラス高階、和倉少年少女合唱団
「里の秋」、「もみじ」、「野菊」       文部省唱歌
「夕日が背中をおしてくる」     作詞 阪田 寛夫
作曲 山本 直純
「ふるさと」               文部省唱歌
「Believe」      作詞・作曲 杉本 竜一

3ステージ 《星野富弘さんの詩画の真髄にふれたくて》
  混声合唱とピアノのための    指 揮 中村はじめ
       「花に寄せて」より  ピアノ 塩崎真紀子
  T.たんぽぽ            作詞 星野 富弘
  W.つばき・やぶかんぞう・あさがお 作曲 新実 徳英
  Y.みょうが
  Z.ばら・きく・なずな −母に捧ぐ−
           〜休憩〜
ゲストコーナー          フルート 岡本えり子
   《美しいフルートの調べ》   ピアノ 中村はじめ
  「浜辺の歌」  作曲 成田 為三  編曲 野田 暉行
  「七つの子」  作曲 本居 長世  編曲 林   光
  「アルルの女」よりメヌエット 作曲 Georges Bizet
  「ハンガリー田園幻想曲」   作曲 Albelt Franz Doppler












4ステージ 《エンディング》
 混声 「サリマライズ」      指 揮 大森 俊彦
    「わたりどり」
 女声 「カントリーロード」    ピアノ 上田 昭子
 男声 「雨」           指 揮 脇本 浩伸
    「筑波山麓男性合唱団」
    「見上げてごらん夜の星を」
 女声 「秋桜」          指 揮 勝井 宏美
    「瑠璃色の地球」
 混声 「ソーラン節」       指 揮 大森 俊彦


星野富弘(四季抄「風の旅」著者)
 昭和21年4月24日生まれ。
 群馬県勢多郡東村の小、中学校を経て、県立桐生高校、さらに群馬大学教育学部保健体育科を卒業。高崎市立倉賀野中学校に、体育教師として赴任。わずか2ヵ月後、クラブ活動の指導中誤って墜落。頸椎損傷を負う。9年間の病院生活の後、不治のまま退院。
 手足の運動機能は回復しなかったが、口に筆をくわえて、すばらしい詩画を創作したり、自ら下顎レバーで動かせる車椅子で散歩したり、静かな生活を送っている。昭和56年結婚。
 ふるさと東村の草木ダムのほとりに、富弘美術館が建てられ、作品が常設されている。
富弘美術館の住所 群馬県勢多郡東村草木86 電話0277-95-6333

 美しさに感動できる心さえあれば、私にも絵が描けるのではないかと思った。らんの花は、一枚の絵として仕上げた最初のものである。そのころはまだ首の力が弱く、一本の線を引くのにも重いものを引きずるような感じだった。それだけに一番思い出に残っている作品である。三日かかって埋めた、バックのサインペンの線を見ていると、日記帳を開くように、その頃がよみがえってくる。最初に引いた線は、聖書の一節を思いながら引いた。「すべての事を、つぶやかず、疑わずに行いなさい」(ピリピ人への手紙)
 苦しい時に踏み出す一歩は心細いものだけれど、その一歩の所に、くよくよしていた時には想像もつかなかった新しい世界が広がっていることがある。私の口の筆も、そのような一歩に似ていたと思う。よだれを垂らしながら、ありったけの力をぶつけて引く線のうしろに、らんの花がひとつずつ増えていくのは、絵というよりも胸の中に開きはじめた希望だった。 (星野富弘著 四季抄「風の旅」本文より)


ご挨拶 本日は、ご来場いただきまして、誠にありがとうございます。お陰様をもちまして、無事5周年記念演奏会を迎える事ができました。これもひとえに、皆様方の並々ならぬご支援によるものと、深く感謝をいたしております。東村を訪ねたとき、いみじくもある団員が言った「奥様、富弘さんに『神様に会えてよかったですね』と伝えてください」と。芸術の秋のひととき、私達の合唱のハーモニーと,アンサンブル金沢の岡本えり子さんのフルートの音色をお楽しみいただければ、まことに幸いに存じます。         橋屋 愈

富弘美術館を訪ねて
 美術館に入ってすぐ、真ん前に、白い壁紙のうえに大きく書かれた文章に度肝を抜かれた。富弘さんが口で書かれた文が拡大して焼きつけられたものだと気が付き、その文字の力強さにすっかり感動してしまった。今書いているわたしの手から生み出される私の文字はあんな力強さを持っていない。
ひっそりと、あるべき場所に掲げられた数々の詩画のすばらしさ。あの美しい形と色が一筆、一筆、口と顎で描かれたものだとは到底信じられなかった。そして、添えられた言葉が宝石のように輝いていた。  村本道子

 星野さんの詩を見ていると神様の愛をいっぱい感じます。一生の中で神様に逢える人は何人いるでしょうか。死ぬことよりも辛い、苦しみや悲しみが、神様を知った喜びに変わった星野さんは、「けがをして良かった。」と言っています。
 星野さんの生きとし生けるものへの深い愛を、生きる喜びを、心を込めて歌いたいと思います。  伯耆礼子

   富弘さんの作品が優れているのは説明するまでもない
   入館料300円
   土産品の種類の少なさ
   営利を追求する昨今、真実に気づいている人は違う
   どうしても必要なものは唯一つ
                                          北原ヒロミ 
 私たちは星野富弘さんの詩画の真髄にふれたくて彼の故郷を訪れ、彼が心を込めて描いた絵と詩を展示してある富弘美術館を見学し、彼が育った東村の自然を感じてきました。その成果を生かして演奏できたらと思います。
                                          川崎律子

 群馬県東村と、富弘美術館は本当に良かったです。
 富弘さんの家の前の坂を歩いたとき、すぐそこに富弘さんに出会えたような気がしました。そこには、富弘さんが毎日眺めた風景が広がっていました。
 家に帰ってから、富弘さんの本を読み返しました。絵が上手であるだけではなく、彼の正直でユーモアのある素晴らしい人格に魅せられました。深い感動と感激でずっと涙を流しっぱなしでした。苦しみや喜びの言葉が、美術館で食いつくように見たビデオの中の富弘さんの笑顔と重なりました。今、私の心の中の大きな部分を、富弘さんが占めています。
 最近、私は歌の練習の仕方を変えました。富弘さんが、花をじっくり眺め、色を奥さんと何度も確認しながら一筆一筆気の遠くなるほどゆっくり描くように、歌う時、この歌い方は富弘さんの気持ちを十分表しているか、作曲者の意図を表現しているか、指揮者に忠実かと常に自分に問いながら、何度も何度も、確認し合いながら歌おうと思うようになりました。富弘さんありがとうございました。   河野信子

出演者名簿
ゲスト     岡本えり子
指揮者     大森 俊彦  中村はじめ
ピアノ伴奏者  塩崎真希子  上田 昭子  平野 千恵

ソプラノ       アルト       テノール
上島真知子(SM)  稲村 浩子     石橋 良和
上田 昭子(P)   尾古富美子(SM) 大森 俊彦(指導者)
勝井 宏美(PL)  片山 七恵     清水 直也(PL)
金岡 逸子(SM)  川崎 律子(PL) 中村  務(PM)
河野 信子      北原ヒロミ(SC) 平野 忠男
岸 江美子      木村真理子     山本 純也
左近 清美(会計)  黒崎 美春
三味 春美      桑原 了子     バス
杉浦 祥苗(SM)  白根亜希子(P)  小島 新生(PM)
高田 裕子      津田 京子     高橋 一彦(L)
中村 由実(PM)  西川 明子     多田 直広
中村はじめ(指導者) 萩原八重子     丹後 孝昭
藤秀富美枝      春木みわ子     橋屋  愈(代表)
伯耆 礼子      古川かおり(P)  脇本 浩伸(PL)
山本江見子      村本 道子
           森田喜代美
           森山 典子(PM)

PL:パートリーダー
SC:ステージコーディネーター
P :ピアニスト
PM:パートマネージャー
SM:サブパートマネージャー
L :ライブラリアン

今回出場できなかった団員
ソプラノ 荒木 和子  大中 敦子  岡部 順子  国分由紀子
     佐竹 麗子  鴫島 博美  能戸恵津子  橋屋 友子
     林 百合子
アルト  大岩優紀子  大島 美咲  沢田三起子  高橋智寿子
     畠山 和子  古川 裕恵  谷内 仁美
テノール 滝川  清  春木  憲  平戸 哲郎

ボランティア・スタッフ
     上田 満哉  高橋 節子  田治 俊孝  鳥居 正子
     野見 輝夫  谷内久仁子

ご案内 大森俊彦先生と中村はじめ先生の指導のもと、楽しく練習しています。基本となる発声のしかたから、本格的な合唱曲・唱歌・ポップスと幅広く歌っています。毎週金曜日の午後7時30分から、ワークパルで練習していますので、どうぞおいでください。
 問合せ先 〒926-0041 七尾市府中町 260番地
      俊友会合唱団  橋屋 愈  TEL(0767)52-1593
         E-Mail mhyt1124@po.incl.ne.jp
           URL http://www.incl.ne.jp/~mhyt1124/
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