「くらしに役立つ制度のあらまし」

出版案内へ
  [ 目 次 ] 生健会へ 戻ります



制度紹介のもとになっている「制度のあらまし」の解説です。
「くらしに役立つ制度のあらまし」 (全国生活と健康を守る会連合会=「全生連」発行)

これが制度のあらましです


 それぞれの制度は毎年、法律の改定などによって 大きくや、微妙になど、常に変化しています。毎年の変化には目を離せません。本屋さんに は似たような暮らしの便利読本がありますが、この本はひと味違います。
 毎年年一回発行されており、最新版は 1998年版で、1997年 9月 1日 の発行となっています。B5版で512頁となっており、本の厚さは2cmを超えます。こ の本は「全生連」が毎月発行している、「生活と健康」という月刊誌の臨時増刊として発行 されております。
 内容が充実していることはもちろん、その編集方針の良さで多くの人たちから根強い人気 を呼んでいます。

「97年度改訂版発刊にあたって」を紹介します

         全生連・生活と健康を守る会は1954年11月20日、「働かせろ、食わせろ、病気を なおせ」をスローガンに誕生しました。その後、健康で文化的な生活を営む権利・ 人間らしく生きる生存権要求をかかげ、全国各地で43年間にわたって運動を広げ、 国や自治体にたくさんの制度をつくらせ、改善させてきました。
 暮らしに役立つ各制度は、切実な生活実態と悩みや要求をもとに、「一人はみん なのために、みんなは一人のために」と、多くの国民・団体と力を合わせ実現した 国民共有の財産となっています。
 政府・与党は、国会で充分な審議もせずに、消費税率5パーセント引き上げの予 算を成立させ、医療や児童福祉法の改悪、女子保護規定の撤廃などを強行しました。 さらに、21世紀に向け財政構造改革、教育改革、社会保障構造改革、経済構造改革、 金融システム改革、行政改革の6つの分野での諸制度の抜本改革を打ち出していま す。
 こうした悪政のもとで、餓死・孤独死など、尊い生命が奪われる事態がかつてな く広がっています。
 オール与党政治に対する国民の怒りと「暮らしを守りたい」の願いは大きく広が り、国政、地方選挙では怒りの審判があいついでいます。医療改悪に反対する署名 が1,800万人をこえるなど、悪政の打破と要求を実現する条件が高まっています。
 仝生連・生活と健康を守る会は、「餓死や孤独死をなくし、人間らしく生きる最 低生活保障生活の確立・憲法を暮らしに生かす」大運動にとりくんでいます。
 制度を知らずに苦しんでいる人がたくさんいます。こうした人びとに呼びかける 制度の通用運動は、ますます大事になっています。適用運動は制度の抜本改悪を許 さず、改善させ、新たな制度を新設する力となります。
 本書は、国民一人ひとりが権利として制度を活用し、自民党・オール与党の悪政 とたたかうための一助となることを願って発刊されました。積極的な活用を期待し ます。
1997年9月

全国生活と健康を守る会連合会

「くらしに役立つ制度のあらまし」


あなたのご意見・感想・メッセージの送り先: ksk@po.incl.ne.jp

・生健会への案内

・ページ全体のご紹介(初回時必見)