「くらしに役立つ制度のあらまし」

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制度紹介のもとになっている「制度のあらまし」の解説です。
「くらしに役立つ制度のあらまし」(全国生活と健康を守る会連合会=「全生連」発行)

これが制度のあらましです


 それぞれの制度は毎年、法律の改定などによって 大きくや、微妙になど、常に変化しています。毎年の変化には目を離せません。本屋さんに は似たような暮らしの便利読本がありますが、この本はひと味違います。
 毎年年一回発行されており、最新版(1997/04)は1996年版で、1996年10月5日 の発行となっています。B5版で504頁となっており、本の厚さは2cmを超えます。こ の本は「全生連」が毎月発行している、「生活と健康」という月刊誌の臨時増刊として発行 されております。
 内容が充実していることはもちろん、その編集方針の良さで多くの人たちから根強い人気 を呼んでいます。

「96年度改訂版にあたって」を紹介します

 全生連・生活と健康を守る会は、42年間にわたって健康で文化的な生活を営む権利・人 らしく生きる生存権要求をかかげて運動を広げ、国や自治体にたくさんの制度をつくらせ改 善させてきました。
 くらしに役立つ制度は切実な要求をもとに、「一人はみんなのために、みんなは一人のた めに」と力を合わせ実現した国民共有の財産となっています。
 自民党・オール与党の政治は、21世紀にむけて、「国民生活に不可欠な制度をさらに根 本的に改悪しようとしています。同時に、「福祉が人を殺すとき」といった行政のしめつけ は、餓死・孤独死など、尊い命が奪われる事態が新ためて表面化している状況です。こうし て、ナショナルミニマムの確立が緊急課題となっています。
 住専問題以降、税金、予算は国民のために使えとの世論が急速に表面化し、政治不信の打 開とあわせて要求を実現するチャンスが大きく広がっています。
 全生連・生活と健康を守る会は創立40周年(1994年)に新「くらしと権利宣言」を 発表し、日本国憲法をくらしに生かす大運動にとりくんでいます。
 制度を知らずに苦しんでいる人がたくさんいます。こうした人々に呼びかける制度の適用 運動は、ますます大事になっています。制度の適用運動は政府の制度改悪を許さず、改善さ せ、くらしにまわさせる運動です。
 本書は、国民一人ひとりが権利として制度を活用し、政府の悪政とたたかう一助となるこ とを願い発刊してきています。積極的に活用くださるよう期待しています。

1996年10月
全国生活と健康を守る会連合会

「くらしに役立つ制度のあらまし」


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