「くらしに役立つ制度のあらまし」
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制度紹介のもとになっている「制度のあらまし」の解説です。(この写真などは最新号ですが、「目次やページ内での紹介は「97年度版」のままです。)
「くらしに役立つ制度のあらまし」 (全国生活と健康を守る会連合会=「全生連」発行)

これが制度のあらましです


 それぞれの制度は毎年、法律の改定などによって 大きくや、微妙になど、常に変化しています。毎年の変化には目を離せません。本屋さんに は似たような暮らしの便利読本がありますが、この本はひと味違います。
 毎年年一回発行されており、最新版は 2000・2001年版で、2000年 9月14日 の発行となっています。B5版で 568頁となっており、本の厚さは約2.5cmです。こ の本は「全生連」が毎月発行している、「生活と健康」という月刊誌の臨時増刊として発行 されております。
 内容が充実していることはもちろん、その編集方針の良さで多くの人たちから根強い人気 を呼んでいます。

「記念すべき2000・2001年改定版の発行にあたって」を紹介します

記念すべき2000・2001年改定版の発行にあたって

 『くらしに役立つ制度のあらまし』を、「生活と健康」誌の通常号からはじめたのが1973年 ですから、今回で27年目になります。今回は文字通り20世紀と21世紀にまたがる記念すべき改 訂版となりました。

 組織内外の多くの方がたに、本書『あらまし』を御活用いたださ、この機会に感謝申し上げ ます。

 27年前に「制度のあらまし」を発行することになったのは、多くの人びとが人間らしく生き るうえで、欠かせない諸制度の活用について、組織内の特定幹部だけでなく、多くの活動家が 対応できるようにとの願望からでした。その理由は、暮らしに欠かせない制度が、人間らしく 生きるために、たたかいとってきた国民的な財産であり、個別対応に終始する生活相談所とし てでなく、生存権保障運動の武器として活用する目的に役立てる必要からです。

 (1)生存権保障としての暮らしに欠かせない制度の改善・新設は、今年・2000年の11月で 46周年を迎える全生連・生活と健康を守る会運動の創立以来からの中心課題です。同時に、第 2次世界大戦、天皇制・暗黒政治による侵略戦争の終戦以後、半世紀にわたり、たたかってき た多くの団体の共同による国民的な成果です。

 ところが、自民党は1980年代の臨調「行革」以後、20世紀の半世紀にわたり築きあげてさた 国民的財産を21世紀への展望を切り開くとの口実のもとに労働法制や中小企業、農漁業政策 と、消費税の導入・増税などの税制や医療・年金、介護保険の導入、社会福祉、教育制度、公 営住宅などの公共住宅等の諸制度を、次つぎと改悪を強行する悪政を重ねてきました。90年代 以降での自民党の連立政権も、まったく同じ路線をとっています。

 (2)こうした30年にもおよぶ21世紀の序盤にかけての悪政と失政のなかで、深刻な経済不 況とそれによる失業と倒産は慢性化し、貧富の格差は拡大しつづけ多様な形態で命さえ奪う事 態が続出するといった重大な事態となっています。

 こうした経済政策と、生存権諸制度の連続改悪、戦争法や弾圧立法、底無しの政治腐敗など が、将来不安を増幅させて、長年にわたり悪循環となっている消費不況がつづいているのです。

 しかも、自民・公明・保守の連立与党と森内閣は、2001年度国家予算でも50兆円規模のゼネ コン型公共投資と2001年度からの次期軍備拡張計画を前提にしています。そして、消費税率の 2桁増税と課税最低限の切り下げなどの大増税や生活保護法の抜本改悪を含む社会保障制度、 教育基本法の抜本改悪を含む教育制度など緒制度の抜本的な改悪を、第9条と25条をはじめと する憲法改悪とあわせて、21世紀の序盤にも強行しようとしています。

 こうした、重大な事態のなかで、憲法を生活と平和に生かす「くらしに役立つ制度」を、活 用する人びとを大いに増やしながら、これらの人びとの要求と意見を新たな力にして、人間ら しく生きる21世紀へと明るい展望を切り開かれるよう、本書のさらなる活用を願っています。

2000年9月

全国生活と健康を守る会連合会

「くらしに役立つ制度のあらまし」99/00
「99・00年度改訂版発刊にあたって」


「くらしに役立つ制度のあらまし」98/99
「98・99年度改訂版発刊にあたって」


「くらしに役立つ制度のあらまし」97
「97年度改訂版発刊にあたって」


「くらしに役立つ制度のあらまし」96
「96年度改訂版発刊にあたって」


  



「制度のあらまし」を購入ご希望の方は
「全生連」に直接ご相談下さい。

書店では、
「白山書店」こちらが北陸三県の窓口となっています。
全国発送もして頂けるそうですのでご利用してはいかがでしょうか。
 


 


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