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(99年 6月 6日 「生活と健康を守る新聞」)

「今月の主張」

憲法をくらしと平和に生かす 大運動を草の根からの展開へ



 失業者の増大や戦 争立法の成立強行、 ユーゴ空爆の続行な ど、暗いできごとが つづいています。  一方、いっせい地 方選いご、各地の生 活と健康を守る会に は、くらしの相談者 が、ふえています。国 民的な選挙戦のなか で、自民党の悪政へ の怒りが高まり、く らしを何とかしよう との思いが広がって いるからです。  地方選を通して介 護保険への 不満が表面 化し、自民 党のなかに も、このま までは総選挙に勝て ないとの空気が広が っています。そして 「介護保険の実施を 延期せよ」とか早目 の総選挙を求める声 が広がっています。 このように、介護保 険をめぐる私たちの たたかいは、自民党 と小渕内閣を追いつ めているのです。  戦争立法はアメリ カが引き起こす戦争 に参加する手引き法 であり、憲法が禁止 している戦争をおこ すものであり、断じ て許せないのは当然 です。戦争立法が成 立したとはいえ、こ の発動を許さないた たかいは、これから が本番です。戦争に 国民を総動員する有 事法制化や憲法の条 文改悪をねらうたく らみを阻止するたた かいとあわせて、今 後のたたかいがより 大事です。  憲法をくらしと平 和に生かす運動が、 これまでになく大事 です。全生連・生活 と健康を守る会は、 五月末の全国理事会 で、これまでの運動 をふり返り、九月の 全国活動者 会議(全活) から年末に かけての具 体的な方針 (次号に全文掲載) を決めました。  班会・班活動を中 心とする三点基本活 動をもとに全会員が 「私の要求」をはじ めとする要求運動と 会員・読者ふやしな ど「打って出る」と りくみを一段と強め る方針です。このな かで、不況被害から くらしを守る大運動 と、介護保険の根っ こからの改善・寝た きりにならないため の要求をふくめた介 護保障を確立する運 動を中心にすえるこ とにしています。同 時に、会員と読者を ふやす六月目標の達 成と班づくりなどを つよめることです。



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