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(99年 5月 2日 「生活と健康を守る新聞」)


今月の主張


国会と地方議会へ くらしと平和憲法を生かす大運道を

 

 さわやかな5月で す。いっせい地方選 の道府県議選では、 自民党をひきつづき 半数以下に追いつ め、悪政を変える流 れが本流であること を示しました。
 今度は、民意に反 して過半数を占めて いる衆院を解散に追 い込み、総選挙をた たかいとる番です。
 このいっせい地方 選で、「大型開発か ら住民のくらしと福 祉、教育を」と、自 民党の悪政 と真正面か ら対決した 日本共産党 が「一人勝 ち」しました。これ は、この選挙戦でか かげた私たちの要求 を実現させるうえ で、有利な条件が新 たに生まれたことに なります。6月地方 議会にむけて、介護 保険など一連の要求 実現をせまる運動が きわめて大事となっ ています。
 国政では、会期が 1カ月半後にせまっ た国会内外での一連 の悪法を阻止するた たかいが緊迫してい ます。なかでも、ア メリカがしかける戦 争に日本をまきこむ 戦争法案(新ガイド ライン関連法) につ いて、小渕内閣と自 民・自由党は公明党 をとりこみ、4月末 の週にも衆院に送リ こもうと、「談合政 治」に躍起になって いました。
 戦争法案は、米軍 や自衛隊の基地ばか りでなく、国民や自 治体、空港や港湾、 道路や鉄道、病院や 公民館などが総動員 され、人命と財産が 攻撃にさらされる危 険なものです。これ は、憲法に違反する 暴挙です。 どんなに修 正してもダ メ、廃案し か道はあリ ません。
 全生連・生活と健 康を守る会は、「憲 法をくらしと平和に 生かす」を旗印にし て、45年間たたかっ てきました。私たち は、後半国会での戦 争法案の廃案をはじ め、消費税減税法案 の審議、一連の改悪 法案に反対し、6月 地方議会にむけての 要求運動を大きく展 開します。
 同時に、4月から 9月全生連全国活動 者会議(全活)まで の第2節に入った中 期計画の会員・読者 ふやしに、選挙戦で 広げたつながりを生 かして全力をあげる ものです。



 


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