就学援助改善を早く
金沢市教育長に集団申請
金沢教育運
動連絡会が四
月二十八日、
石原多賀子・
金沢市教育長
あてに、就学
援助制度の改善などを申し
入れ、四十三
人分の集団申
請をしまし
た。
申し入れに
は、金沢生活
と健康を守る
会、新日本婦
人の会金沢支
部、金沢民主
商工会などか
ら約三十人が参加しました。
申し入れ内容は、
@一九九○年に改悪した就学援助制度
の基準を早急にもとにもど
し、社会保険料・生命保険料
控除分を基準に復活すると同
時に、現行の生活保護基準の
一・三倍から一・五倍に拡
大、
A住宅ローン、事業用の
借り入れ金返済、保育料、医
療費、仕送りなどを基準に含
め、生活実態に則した基準に、
B三十人学級の実施、当面、
小学校一年生、中学校三年生
のクラスから実施、
C市直営の自校方式による学校給食を
早急に実施
−など七項目。
金沢市の昨年度の就学援助
受給者は二千九百九十四人で
受給率は過去最高の七・四五
%に達しています。
申請後、山本敏郎・金沢大
学教育学部助教授が「二十一
世紀の学校をつくる−リッチ
になるための学校から福祉と
参加の学校へ」と題して講演
しました。
交渉には日本共産党市議団
(升きよみ団長、四人)が同席しました。