私たちの暮らしもう限界!「4・17集会」
「橋本内閣は退陣せよ!」「国民いじめの悪政、すぐにやめよ!」と、全生連・生活と健康を守る会は、四月十六日から十七日にかけて「春の中央行動」をおこないました。一日目には、国民健康保険や医療、介護保障、児童扶養手当などの要求をもちより、「人間らし<生きる権利を保障せよ」と厚生省にせまりました(交渉の詳細は2-3面に)。
翌十七日には、「許すな悪政!4・17国民総決起集会」に参加。おさえきれない怒りを行動の力にした二日間になりました。
どしゃぶりの冷たい雨が強まる中、「消費税を三%にもどせ!」「医療・年金の連続改悪反対!」「大型減税と不況打開を!」と、切実な要求をかかげ、「4・17国民総決起集会」(主催は国民大運動実行委員会など)が開かれました。会場の明治公園には、全国各地から一万人以上の人が集まりました。
生活と健康を守る会からも、そろいのゼッケンをつけておおぜい参加。午前中、国会議員への要請行動などを展開していた地方の組織の代表も集会に合流。「失政の橋本内閣はいますぐ退陣せよ」と気勢をあげました。
集会では、シルバーパスを守りぬくなど大きな成果をあげている都民運動を代表して、都生連の我伊野徳治会長が発言。「広く訴え、共同の行動をおこせば必ず成果を勝ちとれるということに確信をもち、今後もたたかいぬこう」と訴えました。
悪天候にもまけずに参加した会員・読者は、この怒りを地域や班に広げ、署名をさらに集めて、政府をおいつめようと決意を新たにしました。