「会員のみなさんへ」第三回全国理事会

• （97年５月１１日付「守る新聞」）

　先日、開かれた全国理事会から全国の会員 のみなさんに呼びかけます。

1、班会のおさそい（案内）がありましたら、 忙しいでしょうが、顔を見せてください。
2、お知り合いや近所の人に「生活と健康を 守る会」のことを話してください。
3、「会」に入ってもらいたい人がいました ら、電話などで教えてください。
4、一部でも、二部でも「守る新聞」を配っ てください。会費や新聞代の集金を少しで も受け持ってください。
心からおねがいします。

　会員のみなさん

　「生活と健康を守る会」の班や事務所には、 毎日のように因りごとや相談が零せられてい ます。「会」は、その一つひとつにていねい にこたくさんの 困りごとを解決してい ます。「もっと早く会 のことを知りたかった」 とか、「なんでも話し合え、助け合えるすば らしい会なんですね」などの声が寄せられて います。
　全国の仲間が力をあわせて、白内障の眼内 ・レンズに保検を使えるようにし、児童扶養手 当と遺族年金を高校卒業まで支給させ、生活 保護世帯のクーラー保有を認めさせ、歩行支 援カーを支給させるなど、たくさんの願いを 実らせてきました。
　秋田県では、公金（税金）の不正支出を「生 活と健康を守る会」が、徹底追及して県知事 を辞任に追い込みました。クーラー保有や餓 死・孤独死の事件など、みなさんの命とくら しにかかわることで、「生活と健康を守る会」 がテレビや新聞にも取り上げられ、．全国各地 で「会」が議題になり、いま輝いています。

　会員のみなさん

　全国の仲間は、消費税の引き上げをやめさ せようと、 短期間に二 十七万人分 もの著名を 集めました。
　残念ながら、 四月一日か ら五％になつてしまい、「納得できない」「思 っていたとおり重く大変」と感じているので はないでしょうか。
　医療費の負担もずいぶん大変になっている とおもいます。それに加えて、国民健康保検 料（税）が引き上げられたり、お年よりの福 祉制度が悪＜されたり、「いまの暮らし」が できな＜なってきているのではないでしょう か。
　こんな時だからこそ」みなさんの町内や団 地で「生活と健康を守る会」をつくり、みな さんの力をあわせて大きくしていきましょう。

一九九七年四月十九日

全国生活と健康を守る会連合会 第三回全国理事会

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