全国の会員・読者のみなさん
新しい年を迎えて今年こそは、と決意を新たにされていることと思います。
昨年は新年そうそうから、「国民の税金を『住専』に使うな、税金は低所得者・
国民のために使え」との大運動を共同でくり広げてきました。
この運動は、震災被災者への個人補償の拒否、薬害エイズや感染症O157、餓
死・孤独死など尊い命を奪う自民党政治・オール与党の悪政に対して怒りと結びつ
いて発展しました。
そして、5%消費税の中止が最大の争点となった総選挙では、日本共産党が躍進
し、オール与党の各政党は得票をのきなみ減らしたのです。
昨年は、政・官・財(業)が結託したワイロ事件が新たに表面化しました。特に
国民の生命と健康暮らしに責任を負う厚生省の官僚が補助金(税金)・福祉を食い
ものにする政治への国民の怒りははかりしれないほどです。
県民の税金を食いものにした秋田県では、ついに知事を辞職表明に追い込みました。
会員・読者のみなさん
誰もが健康で文化的な生活を営む権利保障の基準(ナショナルミニマム)を確立
する運動は、人間の尊厳を守り国民全体の生活をよくしていく道です。
今年は憲法が実施されて五十周年となります。教育基本法や地方自治法などの五
十周年でもあります。国連の「貧困撲滅十年間」が始まる年です。
こうした記念すべき今年、班会・班活動を活発に要求運動をおうせいに展開し、
新しい会員・読者を大いにふやしましょう。