こだわりの課題へ 戻ります



   

マラソンデビューします「11月9日かなざわ市民マラソン」

 11月9日(日)金沢市民マラソンで、マラソンにデビューします。なんせマラソンなどというものはやったことがない、子どもの頃に学校で校内マラソンをやったであろう、というぐらいである。
 実は、ここ数年前から意識して体を動かすようにしてきてはいるが、「マラソン」というと、今ひとつ申し込むまでのきっかけがつかめなかった。
 それが、「10月9日」このレースの締め切りという日に「今から市役所へ行く」という友人が職場へ来たのがきっかけとなった。
 この申込書に署名すると、「今なら」間に合う、というわけである。まだ期間がある話だと「考えてみる」となって、きっとうやむやになる話だったろうと思うのだが、「今しかない」という言葉に魅かれて、決意が勝手に固まってしまった。
 人間、決断するということはたいがいこういったものだろう。
 さて、申し込んだからには・・・・「最低完走はしたい」、そう思って走ってみた。走り初めて「一分」なんと「一分」、「苦しい」しかし走る。走り続けると少し楽になってきた、ような気がしてきた。とにかく、今日はここまでと決めたところまで行き、帰ってきた。・・「苦しい」。
 「こんなはずではなかった」
 時間にして18分、距離は、家人がいうには「約3Km」だという。これでは、「5Km」走れるだろうか?不安がよぎる。
 友人に申込用紙を見せられたとき「10Km」コースかなと思った。しかし、初めてだし、実際に走ったことはないし、様子を見るのにとりあえず「5Km」、ま、楽勝か!(もちろん入賞とかでなく完走は)と思った。
 これは大変なことになった。
 しかし、申し込んだ以上は走るのみ。
 次の日は、こわくてその「約3Km」コースを走れず、なんだかんだと自分に言い訳をして「約2Km」コースを急きょ設定。それでも苦しい。
 用事があったりして、走れない日もあり、しばらく2Kと3Kを走ってみる。
 そろそろと、バイクの距離計で計って「4.3Km」コースを設定。走ってみる。3Kぐらい、18分ぐらいで苦しくて足が前に出なくなる。とぼとぼ走って、家が見えてくると、何とか歩かずに走り切れた。「4.3Km」だ。
 しかし、これによって「3Km」コースは走りきる、自信みたいなものができた。
 私の走りは、走り出すとまず「すねあたり」が痛くなる、と思っていると、1Kぐらいで呼吸が乱れてきて、足が気にならなくなる。それからしばらく深呼吸したり、腕をぶらぶらさせたりとしながら走ると、2Kぐらいで急に楽になり始め、「この調子ならバンバン走れるぞ」といった気分になる。
 ところが、間の3Km地点。ここが苦しい、自分でしているはずの呼吸が、胸に入っているのだろうか、と思うような状態になる。「足がとぼとぼ状態」である。
 今の段階では、その状態のまま家に転がり込む状態(もちろん終了後ストレッチしているが)である。
 10月25日(土)、いよいよ本番リハーサル。「6Km」コースを設定。走る。「35分」。まずまずのタイムである。「苦しかった」しかしこの時は「3Km」の壁はなく、もちろん苦しいのだが、苦しいなりに、ずっと苦しさが続く状態であった。「こんなもの」と思って走れば走れるのか?・・・と思うようになった。
  次の日26日(日)寒い日であった。いろいろ用事があり日中走れず、しかも夕食の準備当番も引き受けてしまった。食べると走るのがつらい、走るなら夕食の準備がすんだ今だ。
 昨日は距離を走った、距離は走れる自信みたいなものがついてきた。次は「タイム」だ、1k「6分」のペースで走っているので「6分」ペースならいける。
 このあとの練習次第では、「5分」いや「4分台」までいけるかもしれない。何でも「ハマル」性格の私なのです。
 かなり気温も下がった7時頃、それでも念入りに5分以上はストレッチをして走り始めた。
 走り始めて、いつものように足首の少し上あたりが痛い、もう少し走ればこの痛みも消えるだろうと思っていたら、足の裏が痛い。
 いつもの痛みと違う。「疲労骨折」?。
 前に「箱根駅伝」だったと思うが、聞いたことのある病名がまず頭に浮かんだ。
 しかし、足を蹴ったときが痛い。
 左足が着地の時は痛くなく、蹴り出す時に痛い。これは何だ!1Km地点でも痛みは消えない。左足を前に出そうとすると痛みが走る、「骨折」なら着地の衝撃が一番痛いはずだ。「骨折ではない」寒さのせいで筋肉が堅くなり痛いのか。
 1.5Km地点で足が上がらない「痛い」。走るのをやめて歩いて帰ってきた。歩き出すと歩くのまで痛い。「何なんだ」。
 翌日、痛みは続く「走るのはまずい」とにかく痛みが取れるまでは安静だ。
 27日〜29日まで「片山津温泉」、ここで柴山潟湖畔を走る予定だったのに。ホテルの中さえ「徐行移動」
 29日、帰ると同時に「整形外科受診」、片山津温泉に一緒に行ったレントゲン技師さんに「X−P」を5枚も撮ってもらう。Drの診断は「アキレス腱付着炎」アドバイスは「なれないことを急にするもんじゃないよ」であった。
 湿布と固定、さっそくテープを買い求め安静第一。勤務後は「スーパーライザー」という最新機器でレーザー治療である。
 今日10月31日痛みは無くなった、Drの診察は11月5日。
 走れるのであろうか。



あなたのご意見・感想・メッセージの送り先: ksk@po.incl.ne.jp

ホーム hirotaのこだわりの課題

ページ全体のご紹介(初回時必見)