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田舎のおじさん、「餃子スタジアム」道中記
 




 


何かで読んだ記憶を頼りに、私的に「要チェックポイント」マークが付いて、上京の機会があれば一度行ってみたいとと思っていた「餃子スタジアム」だが、思わぬ上京の機会、それも「新宿での用事」ということになり、お昼は「餃子スタジアム」ということになった。


出発するまでは「餃子ミュージアム」だとばっかり思っていたのだが、何か変である?「ミュージアム」の訳無いかと思って確認するとやはり「スタジアム」であった。 しかし、「餃子スタジアム」だけを覚えていたのでは、なかなかたどり着けないことを身をもって体験したので、ここに道中記をしたためて、次の機会の参考にしたいと思う。  

 

まず、悩むのが東京の交通網。
JRに乗ればJRの路線図が掲載されていて、山手線で池袋駅が表示されているので、そこに行けばよいわけだが、地下鉄や私鉄から入ってくると、乗り換えはどこが近いのか、果たして山手線の池袋駅が近いのかと考え出すと、それだけで時間は過ぎていく。
 

 

とりあえず「JR池袋駅」で降りて、サンシャインビルを目指せば「OK」なのである。
正確には、サンシャインインポートビルの2階と3階にある「ナムコ・ナンジャタウン」の一角に、一つのコーナーとしてそれは存在するわけである。
言うなれば、後楽園遊園地のなかにある「餃子コースターランド」みたいなものである。
此処に入るには、最低「ナムコ・ナンジャタウン」の入場券「300円(大人)」が必要で、此処に入場して初めて、餃子スタジアムの中の餃子名店街の各店舗が利用できるわけである。
 

 

田舎のおじさんは、池袋駅の構内には「餃子スタジアム」の宣伝ポスターが一枚ぐらいはあるから、それを頼りに「歩めばいっか!」ぐらいで軽く池袋駅に着いたのだが、さすが東京!!
人の流れと渦に押され、きょろきょろと周りの壁・柱のポスターのたぐいを眺めてもそれらしきものが見あたらない、付近詳細図なるがものも何カ所かあるのだが「餃子スタジアム」などは見あたらず・・・・・「困った!」
 

 

こうなると、頼りは「活字文化の世界」構内の小さな本屋さんで、ちょっと立ち読み。
東京名所めぐり、食べどころスポット、グルメの旅のたぐいをぱらぱらと見るがなかなか見あたらない。
結局池袋・・・「何とかスポット」のたぐいの記事の中で発見!!
細かいところまでよくわからないのだが「サンシャイン何とか街」みたいなところの、「なむこ・・・なんとか」に有るということだけを確認して、そちらの方向に向かって「GO!」
ここまでわかると、進路表示がやけに親切に見えるくらいわかりやすい。
 


 

 

駅をでると、すぐにサンシャインタワーが見えるので、もうそこに向かって歩くのみ、そこに向かう道路の案内表示も充実していて迷う心配もない。
しかし、「まいった!」ビルの中にたどり着いても、どこにも「餃子スタジアム」などと表示がないのである、とりあえず、「ナムコ何とか」を目指し、インポートビルに行く。
 

 

その間も「餃子スタジアム」の表示はみじんも無い!
そして、二階へ。
「ナムコ・ナンジャタウン」の入場口が待ちかまえている。
 


 

私は「餃子」を食べに来たのだ、餃子やさんはどこにあるのだと、しばし付近を探すがそれらしい雰囲気はない。
それどころか、その入場口が「餃子スタジアム」への入り口としっかり書いてあるから、なにがなんだか理解できぬまましばし考えた次第である。
 

 

結局、最初に説明したような状況だと判断し「300円(大人)」の入場券を買って、とりあえず「ご入場」である。
 


 

 

中は、遊園地の「お化け屋敷風」雰囲気。
おじさんには、どう見てもそうとしか見えない。
実は、入り口のすぐ右を入れば「餃子横町」に入るのだが「餃子スタジアム」「餃子スタジアム」と先を急ごうと思うのだが、「遊園地」のどこにあるのかもすぐにはわからず上に行ってみたり、関係のないアトラクションを探したりと右往左往。
 


 

 

 

ま、落ち着いて案内チラシを見ればすぐにわかることなのだが、「300円(大人)」の入場券を買って、ここでなかったらどうしようと、そんなことばかり心配する私には、長い長い時間が過ぎたのであった・・・・
 

 

まず、最初は「蒲田のはねつき餃子」
というのも、ここにくるまでに集めた情報では、待ち時間3時間というものもあり、ひょっとしたら「一食もありつけず敗退か?」との覚悟もしていたのである。
それで、とりあえず一品なにを選ぶかということで「選択」していたのがこれである。
 

 

店の前にたどり着くと、列が二つある店で食べる列と、店頭販売の列だ。
どちらも10人前後で、思ったよりすいているようである。もちろん店で食べる方に並ぶ。
どちらの列も、回転はいいようですぐに列がすすむ。
もっともほとんどの客が、餃子一皿を食べるだけだから店側の「出す速度」というか、焼く速度で決まるようだ。
列に並んで、10分もしないうちにもう入店となる。すぐに「はねつき餃子」注文である。「あ、一皿ね!」
 


 

 

なぜ「はねつき」なのか、すぐにおわかりかと思うが餃子と餃子の間に、羽のような皮が出来ているのである。
それが、カリッと焼けていて歯ごたえ、食感がたまらない。
中のあんこは、具だくさんで見た目にも「ふっくら」である、かみ切ると中からジューシーなだし汁があふれてくる。
噂にたがわぬ「あじわい」でした。・・・・とりあえず満足。
「餃子スタジアム」に来た目標はとりあえず達成である。
 

 

後は、「おまけ!」と思うと、すごい得した気分である。
 

 

次は「宇都宮餃子」ここは宇都宮12店舗を日替わり、時間割で3店舗ずつ一皿に出しているそうで、私は「シンフー」「ラーメンショップ」「餃子会館」の3店舗分をいただくことができた。
 


 

 

この日は比較的すいているのだろうか、だいたい10分もかからずにゲットできる。
こうなれば、まわれるだけまわろう!欲なものだ!と思いつつ次の標的へ!
 


 

次は、浪花ひとくち餃子「餃々(チャオチャオ)」私はこの日まわったなかでここが一番と思った、ちなみに二番は「石松」三番「はねつき」という具合かな。
で、このひとくち餃子「ひとくち」というくらいで、小さい。
普通の半分ぐらいであるが、しっかり「あんこ」の具のジューシーさが残っている、そして、なんといっても「皮」もちもちぱりぱりの食感。好きずきもあると思うのですが、このハーモニーに一番を付けました。

 


 

 

次に行ったのが、老舗・東京餃子「華興」。
ここは3個入りが選べる、たいがいは6個入りとかで何件も行くとなると一人ではこういう少数パックの店が「良心的」に思えるから不思議である。
 


 

 

最後は「静岡屋台餃子」「石松」。
 


 

なかなかの味と、もちもち皮の食感で「まる」です。
おまけに付いてる、モヤシの添え物をウリにしているようだが、私はありがたいとは思わなかった。ま、いらないというほどのこともないが。
 


 

 

ここまで、約一時間半。それぞれすべてを一人前ずつ完食したのでお腹も「来てます来てます」状態で、これ以上食べるのは味もわからなくなり、餃子さんにも申し訳ないとばかり、リタイヤ・・・「投了!」
 

 

ちなみに、最後に抽選補助券でくじ引きをしたところ・・・、これ、100円相当で一枚もらえて、10枚で一回くじを引けるというもの、14枚あったので餃子に払ったお金は千五百円ぐらいだったのだろうかと思う。
ちなみに、くじでは「ナムコ・ナンジャタウン」ペア入場券が当たった。
そうだ!お望みの方がおいでましたら、ぜひご一緒に残りのお店をチャレンジしたいですね、出来れば女性の方がいいのですが・・・・・・・・
 

 




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