Cxのパワーアップは、以下のパーツによって可能です。
●CPU
I・Oデータ機器の「PK-Cx100-L」定価34,800円(最近までメルコも低価格なものを販売していましたが、ついにカタログから消えました。)。これは100MHz動作するもので、チップにはIntel DX4 100を使用しているので、ソフトウェアによる制御は必要ありません。また、アセットコア・テクノロジーからもCx用のものを販売しています。こちらは133MHzというクロックでの動作が実現できますが、詳しいことが分からないので、直接メーカーなどに問い合わせてみて下さい。
●メモリ
専用RAMボードへの増設となります。メルコの「ESE-0MY」定価4,480円が利用できますが、これはソケットのみの0MBタイプなのでここに32MB以上のメモリを搭載したいところです。同じくメルコの32MBメモリ「EMF-32MH」定価24,000円を購入しましょう。
●グラフィックアクセラレータ
メルコの「WGN-DX4」定価22,000円が利用できると思います。これはきわめて高速なボードで、VALUE STAR(V12,13など)のPCIバス接続のグラフィックチップより速いという成績を残しているようです。ただし、CPUがI・Oデータ機器ですので(つまり他社製品なので)相性の問題が発生するかもしれませんから、メーカーに問い合わせるのが一番確実だと思います。(たぶん大丈夫だとは思うのですが...)
●HDD
I・Oデータ機器の2GBハードディスク「HDVS-2G/98VP」定価53,000円が安くて性能もよいのではないでしょうか。インターフェイスボードも添付されています。
ここでとにかく必要なのは、CPUとメモリです。Cxの場合i486SX33MHzという今となっては遅いCPUを搭載しているので早急に交換すべきでしょう。また、Windows95の使用を前提にするなら、メモリも大量に増設して下さい。