Q

PC-9821APでは限界ですか?

A

 確かに現行機種はPentiumですし、MMXを搭載したものなどもでてきていますが、ビジネス用途に限って使用するのであればまだまだ使用できます。PC-9821AP(以下AP)はCPUがDX2 66MHzの機種です。発売当時としては十分すぎるぐらいのスペックだったと思います。しかしWindows95を動かすならばやはりPentium75MHzぐらいの能力は必要でしょう。そこで紹介したいのが「メルコ」から発売されている「ハイパーメモリCPU」です。型番は「EUA-QP」でクロック周波数は133MHzまで上げることができます(実質的な処理能力はPentium75MHzぐらいです)。さらに、名前からもわかるようにこのCPUボードにはメモリを増設することが可能で、容量は最大64MBまでです(メモリはSIMMではなくノート用のDIMMを使用します)。ノーマルでは14.6MBが限界なので非常にありがたいパーツといえます。いままでならCPUは交換できてもメモリの最大量が少ないために断念していたアップグレードも「ハイパーメモリCPU」があれば可能になるわけです。あとは、ハードディスクを大容量のものに交換すれば十分使えると思います。特にメモリが多く搭載できるようになるのでWindows95が問題なく動いてくれます。(別のページでBX2の改造を紹介していますが、ちゃんと現役バリバリで使用しています。)

戻る!戻る