今学期はゆりぐみさんのお部屋に新しいお友達二人が加わり、
よりパワーアップし、十七人のお友達で、元気にスタートしました。

三学期が始まると保育の中心であるホールの時間には、
お正月遊びが実演つきで、紹介された毎日でした。
そんな魅力的なお遊びにお友達は、目をキラキラさせて
「早く、やってみたい」と意欲満々の様子が見られました。


ある日のこと。お部屋で、
恒例のかるた大会をしました。
真紀子先生が読み札を読み、
お友達はいくつかのグループに分かれて
絵札をとるという形にしたのですが、
どのお友達も真剣な眼差しで、
大熱戦が繰り広げられた毎日でした。
  

それからは、自由遊びの時間に、お友達を誘い、
また、小さいお友達も仲間に入れてあげて、
遊びのルールを再確認しながら、そして、遊びを工夫しながら
お友達同士で楽しむ姿が見られるようになりました。

そんな姿から、「先生がいなくても、お友達同士でできるんだなぁ〜。
なんだかばらぐみさんに一歩一歩近づいてきたんだなぁ〜」
と逞しさを感じた真紀子先生でした。
そして、一月二十日の仮入園の日。
この日は、ばらぐみさんのお部屋に仮進級し、
一日お過ごししました。

そんな貴重な経験から、「もうすぐ、ばらぐみさん!」
と張り切るお友達が見られるようになり、
ばらぐみさんへの期待が、
より一層強まった感じがしました。
思い出せば、一年前。


自己主張が強く、バラバラのクラスで
「この先、どうなるのだろう?」と心配しましたが、
お友達と過ごす中で、徐々に一つの結束ができてきて、
お心も、身体も大きく成長した姿が見られた一年間でしたね。



大きな成長を、お見せする発表会では、
一人一人が自信を持ち、
舞台に立つことができましたね。
しかし、あのような日を迎えるまでには、
色々なドラマがありました。
ピアニカは初挑戦で、
最初はドの鍵盤の場所も分かりませんでした。


 
でも、お友達のお心の中には、
という気持ちから、
自主練習をしたり、またお友達と演奏を合わせてみたりし、
一人一人の楽しみ方は、違うのですが、発表会大成功という一つの目標に向かって、
頑張る姿が見られた毎日でした。

また、言葉遊びのへんしんトンネルでは、変身する言葉をどれにしようかと
みんなで相談して、セリフを決めたり、また、小道具の色選びも、
「この色がいいんじゃない?」と自分達で意見を出し合って、進めていきました。

ですから、自分達で作り上げた作品だったので、自分の出番の時はもちろん楽しみ、
他のお友達の出番の時も応援し、みんなで楽しめた毎日でした。
こうして発表会当日はゆりぐみさんらしく、
元気いっぱいなお姿をお披露目することができたのです。
大成功でしたね




ゆりぐみさんと過ごした一年間は、
元気いっぱいの毎日でしたね。
素敵な笑顔に囲まれ、楽しく過ごせた毎日は]感謝の気持ちで一杯です。

四月からは、待ちに待ったばらぐみさんですね。
今までの笑顔いっぱいで、
小さいお友達の力になってくださいね。
みんなの活躍に期待していますよ。


この一年間、
お家の方には色々とご協力をしていただき、
心より感謝しています。