ゆりぐみさんは、4人のNEWフェイスが加わって、
元気いっぱいに、スタートしました。
4月当初は、大部分のお友達が、すみれぐみさんから、
憧れていたゆりぐみさんに進級したとあって、何をするにしても、
嬉しくて仕方がない様子が見られた毎日でした。
けれども、ゆりぐみさんになって、まだ浅い時間しか経っていないので、
おにいさん、おねえさんという自覚がなく、
まだまだ甘える様子が見られ、
「○○してください。○○できな〜い」
とあちこちから真紀子先生に、助けを求める声が聞こえた4月でした。

真紀子先生は



と不安になったのですが、
ゆりぐみさんの生活が落ち着いた頃の、
5月の連休明けぐらいから、自分の力を信じて、
前向きにTRYしてもらうことにしました。

もちろん最初から何もかもがうまく出来たのではありません。
一つのことができるようになるまで繰り返し励ましたり、
上手く出来た時には共に喜びを分かち合いながら、少しずつではありますが、
自分の力で頑張る姿が見られるようになってきました。
けれども、まだまだ自分達の力だけでは、解決できないことがたくさんあります。
中でも、ケンカは日常茶飯事です。

「先生、○○ちゃんが、おもちゃを貸してくれない。
○○ちゃんが、○○をとった〜」
と言う言葉は、いつも飛び交っています。
お友達と仲良く遊びたいのだけれども、
自己主張が互いにぶつかり合い、
ついついケンカになってしまうのが現状です。

けれども、ケンカが悪いわけではありません。
ケンカを通して、相手を思いやる心、
遊びのルールを学ぶことができるのです。
今、ゆりぐみさんは、お友達と仲良く遊ぶ為に
学んでいる最中です。
まだまだ応援が必要ですが、
素敵なゆりぐみさんになってくれることを願って、
真紀子先生は応援していきたいと思います。



そして、季節は夏を迎えようとしています。
ばらぐみさんと、ゆりぐみさんのお部屋の間にある
テラスで育てていたお野菜が実り、種から育ててきたお花が開花する準備をしています。
ゆりぐみさんのお友達も、お野菜達が成長する姿をじっと見届けてきました。

そして真紀子先生も、この一学期間共にお過ごしし、
みんなの成長を見届けてきました。
泣いたり、笑ったりしながら過ごした毎日は、
宝物でした。まだまだ一学期を過ごしたばかり。
これからも、色々な経験をし、新しい発見を共に探そうと思っています。

そうそう、夏にはメインイベントでもある
「お泊り会」があります。
初めての経験なので、
ドキドキしているかもしれませんが、大丈夫!
先生や、お友達がついていますからね。

お泊り会で今以上に、
心も体も成長してくれる事と思います。

楽しい夏にしようね。ゆりぐみさん!