二学期は、秋を身体で感じ取ることができた毎日でした。

秋といえば運動会。「運動会って何だろう?」と不安がるすみれさんや、ひよこさんに比べ、昨年、運動会という大舞台を経験したゆりぐみさんは、最初から、終わりまで、笑顔が耐えなることなく、楽しんでいる姿が見られましたね。

運動会では、だるま運び・かけっこ・パラバルーンをしました。
パラバルーンは、お友達同士が、そしてクラスが、一つにならなければ大きく膨らみません。最初は、ゆりぐみさんのお心がばらばらで、パラバルーンは膨らみませんでした。けれども、運動会ごっこをしていく中で、
「みんなで頑張る喜び。
力を合わせてひとつのものを作り上げる喜び」
を覚えることで、パラバルーンが、膨らむようになりました。

この頃より、パラバルーンを通して、
クラスのまとまりが少しずつ出てきたように思います。そして、迎えた運動会では、クラスが一つになって、最高の演技をお見せすることができました。大成功でしたね。
 
          

今年の秋は、「収穫」をおおいにした秋でした。
まずは、おいもほり。
昨年は、ほとんどのお友達が、おいもほりに興味を示さず、砂とたわむれていましたが、今年は、体中泥だらけになって、お友達と競い合うように、次から次へと、おいもをほっていました。

りんご狩りは、初めての経験とあって、
どのお友達も目をきらきらさせていました。
木になっている赤いりんごを選び、背伸びしながら、
必死にとっているゆりぐみさんの姿がとても印象的でした。
そして、七尾の東雲高校へ行って、
高校生のお兄さん・お姉さんと一緒に収穫した白菜や、大根とり。
広い畑を見て感動し、そして、大きな野菜を持ち、「とれたよ」と、よろめきながらも、
しっかり、胸に抱えていたゆりぐみさんの姿は、先生忘れません。



そんな、貴重な体験をし、土の中で取れるもの土の上でできるもの、木になるものを自分の身体で確認し、新しい発見をすることができました。収穫を通して、「秋」を堪能した日々でしたね。


そして、迎えた十二月。

クリスマス会に向けて、ダンスと、合奏に、毎日頑張って練習をしています。
みんなのお心を一つにして、運動会より、大きく成長した姿がお見せできたらいいなぁ
と思っている真紀子先生です。









お楽しみに。