ゆりぐみのお部屋から  

                         山本 美奈

 暑い暑い夏も終わり、初めてのお泊り会を経験し、
ひと回り大きくなって、二学期をスタートさせたゆりぐみさん。
そんなお友達を待っていたのは
「運動会」。
元気いっぱいのゆりぐみさんを
アピールできた楽しい運動会
でした。 けれどもそれは
今だから言えること。
本番では見事に大きく
膨らんだパラバルーンで
したが、運動会の一週間前
までは、何回やっても膨らま
ず、お友達も先生もちょっぴり
落ち込んだ時があったのです。
 

そんな時でした。たまたまそこを通りかかった古川先生に、
「こうしてごらん」とアドバイスをもらいました。やってみると、
なんとあっという間に大きく膨らますことができたのです。
まさに「目から鱗」とはこのことで、
あの時のお友達の嬉しそうなお顔といったらありませんでした。
もちろん、その日以来、
今まで以上にパラバルーンを楽しむことができるようになり、
あの本番での素晴らしい演技となったのです。
 
 「秋」もたくさん堪能しました。
爪の中まで泥だらけになりながら頑張ったおいもほり。ばらぐみさんが用意してくれたおいもを食べたやきいもパーティー。
あまりのおいしさにおかわりさんが続出しました。そしてお手製の
「おでかけバッグ」
を首からかけ、まつぼっくり拾いにも出かけました。色々な「秋」を目で見て、手で触れ、味わったゆりぐみさんでした。
 

そして十一月の終わりから、
ゆりぐみさんは「ピアニカ」に
挑戦し始めました。
初めは音がなるだけでも嬉しくて、
「ブーブー」と一人一人が勝手に音を出すもんだから、
先生がどんなに大きな声をだしても聞こえない・・なんてこともありました。
でも日を追うごとに、ただ弾くより
「何かをちゃんと弾いてみたい」
という気持ちが見え始めたのです。
そこで繁在家先生を講師にむかえ、本格的に練習を開始。
 「上手になりたい!」
というお心が、お友達のやる気に火をつけたのでした。
そして今はそのピアニカ演奏を、
お家の皆さんに聞いてもらうことをとっても楽しみにしています。

十八日のクリスマス会で華々しくデビューする予定のゆりぐみさんです(笑)。

暖かい応援をよろしくお願い致します。
 






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