ひよこぐみのお部屋から 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　古川弘恵

秋を感じるイベントいっぱいの二学期。 　まずは、園バスに乗って 　おいもほりに出かけました。 　土の中にかくれんぼしているおいもを 　見つけられず、おいもの周りの土を 　先生がかきだして 　“あとは、抜くだけヨ”状態にしてから、 　お友達がピッとおいもを抜いてニンマリ笑顔。

　　後日の焼いも大会は、火が危ないのでひよこぐみは、
　お昼寝のお部屋にイスを並べて見学。　　
　焼きあがったおいもをほおばるお友達に
　「これは、みんながおいもほりしてきたおいもだよ」
　と話すと、食べる勢いが違いましたね（笑）。

　　そして、秋を見つけに運動公園にも出かけました。台風の影響でどんぐりや落ち葉が
　少なかったけど、ひよこぐみさんは気にしません！
　だって、まつぼっくりがたくさんあるんだもん！
　袋にたくさん入れて「こんなにいっぱい見つけたよ〜」と嬉しそうに見せてくれました。
　そうそう、幼稚園のお庭にもいろんな秋を見つけました。

　椿の実・椿の実を覆っていた皮（三つ葉のクローバーの形）を見つけて
　　「これ何？」
　と尋ねるひよこぐみさん。大事そうにポケットに入れて、
　時々出しては、ニンマリしてました。
　木蓮のつぼみは産毛があって、
　ぬいぐるみ好きのお友達にはたまらない逸品でした。（笑）
　

お友達といろんなことを経験して、 　秋もぐっと深まった頃 　「あらっ！ひよこぐみさんが、 　お兄さん・お姉さんらしくなったわぁ〜」 　と先生が感じた時がありました。 　 　それは、ある日のホールが始まる時のことです。ホールに並べられたイスまで歩いて　　入場のところ、 　今までひよこぐみのお友達は、　我先に走　る子、歩く子、でも途中でわき道にそれてし　まう子とそれぞれが好きなように入場してい　ました。

　と・こ・ろ・が、その日は１列に上手に並び、前に並んでいるお友達の肩に手を置いて
　“汽車ポッ ポ”になって入場したのです！ひろえ先生もよしこ先生も
　「上手！ステキ！お兄さん・お姉さんみ たい！」
　と思わず叫んでしまうほどステキでした。

　また、お礼拝で“聖書のお言葉”を言う場面で、
　ひよこぐみさんだけで言うチャンスが与えられました。ドキドキする先生が見守るなか

　「全てのことについて、感謝しなさい」

　と、大きな声で言うことが出来たのです！まだまだ、取った・取られたのケンカは
　まだまだ絶えないひよこぐみさんですけれどね・・・。

12月入って、ひよこぐみさんはアドベントカレンダーを 毎日１つずつ開けることを 　楽しみにしています。 　さぁ、イエスさまのお誕生をみんなでお祝いしようね!