2005年の歩みを、はりきってスタートさせた18人の元気なお友達。
なんたって憧れのばらぐみさんになれたのですから、
何をするにしても思いっきり楽しもうという姿がいっぱい。
黄緑色のバッチを胸につけ、ゆりぐみから廊下ひとつ隔てたお隣のばらぐみのお部
屋にくるだけで、急にしっかりしちゃうのには本当に驚くばかりです。
でも、華やかなことばかりでもありません。
白百合幼稚園の一番の大きなお兄さん・お姉さんとして、
ホールのおいす並べなど今までになかった「責任」が生まれます。
きっと大変な時もあったかと思います。
なのに、嫌な顔をするどころか、「ばらぐみなんだから、いいんだぁ!」
という誇らしげなお顔を、至る所で見ることがました。
この一学期、ばらぐみさんでは、
自然に目を向け、
色々な発見や感動をたくさん体験しました。
おたまじゃくしの卵のなんともいえない感触に
大騒ぎ。
野菜の栽培では、ピーマンのお花の色が
白だとわかって驚くばかり。
また、せっかく実ったきゅうりをカラスに
つつかれてしまったのを発見した時は・・・。
でも、そんな野菜のプランターに
かたつむりやカエルなどの可愛いお客様
を見つけると大喜び姿もありました。また、
今年幼稚園にやってきた青虫がきれい
なアゲハチョウに変身したときは、あまりの
美しさにうっとりしていたこともありました。
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そして迎えた6月の終わりー例年より遅く梅雨入りが宣言された日のことです。ば
らぐみのお友達と梅雨についてお話をする機会をもちました。本当は、春でもない、
夏でもない「梅雨」という季節があるということを話すつもりが、話が弾んで
「梅雨前線」という話にまで飛躍してしまったのです。話し終わった後、
ちょっと難しかったかなと思っていたのですが、なんと次の日、
ばらぐみさんのお部屋では
「天気予報に梅雨前線でとったね」
「うん、見た見た!」
「先生の書いたのとおんなじマーク書いてあったよね」
などという会話で持ちきりだったのには驚きました。そこで今度は
みんなで新聞を見て見ました。この日の新聞には、集中豪雨での被害の様子などがた
くさん出ていました。自然の力のすごさにみんな目を皿のようにしてその写真を見て
いました。私たちを取り巻く自然の素晴らしさ・美しさ・不思議さ・そして怖さを感
じたばらぐみさんなのでした。
ばらぐみさんでは陣取りゲームが大流行。ここで説明・・・陣取りゲームとは、
2チームに分かれて、ホールにひかれた線の上をあっちからとこっちから猛ダッシュし ていき、出会ったところでジャンケンをし、勝てば前進、負けたら退くというゲーム です。お友達はそのワクワク感がたまらないらしく、毎日のように「今日できる?」 と聞いてきます。それだけじゃ飽き足らず、朝の自由遊びの時間も大汗かいてやって います。時にはゆりさんのお友達も混ぜて楽しそう。そんな陣取りゲームを保育参観 でやらないなんてもったいないと、親子対決でやったのですが、とにかくすごかっ たぁ〜なにがって?お友達はもちろんいつものように大喜びだったのですが、それ以 上にお家の方がジャンケンをするたびに勝った!負けた〜と大騒ぎの大盛り上がり (笑)。ホールにはお家の方の歓声とお友達の笑顔がいっぱいあった楽しい保育参観 のお話でした。
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「今度幼稚園にきたら、みんなばらぐみさんだよ」と話した3学期の終業式から
4ヶ月が経ち、一学期も終わろうとしています。そして、季節は夏を迎えようとして います。この夏でまたまた大きく成長していくだろうみんなから目が離せないゆかり
先生です。暑さに負けず、この夏も元気ですごしましょうね。お泊り会もあるよ!
今年も盛り上がること間違いない!
乞う、ご期待!!
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