「学院長室から」

          
  
                               学院長 釜土達雄
 
 羽咋市の「子ども子育て会議」が先月より始まりました。現在は羽咋市での「子ども・子育て」に関するニーズを調査するためのアンケートが実施されています。全家庭ではなく、ピックアップした調査です。無作為に選ばれたご家庭の皆様には、あの膨大なアンケートのご苦労をおかけします。大事なアンケートです。このアンケートに基づいて「子ども・子育て」の施策が実行されることになります。わたしはこの羽咋市「子ども子育て会議」のメンバーのひとりです。ご協力に、心から感謝をいたします。
 二〇一五年四月から、保育制度は大きく変わります。専門的な話しですが、保育所に直接支払われていた「措置費」が、「施設型給付」に変わります。子どもたちも1号認定・2号認定・3号認定の子どもたちに区分され、それぞれ、保育所に入れる子ども、認定こども園に入れる子ども、幼稚園に入れる子どもと明確に区分がされるようになるのです。来年の九月頃には、丁寧にご説明できるようになるでしょう。
 それでは羽咋白百合幼稚園はどうなるか。羽咋白百合幼稚園は認定こども園ですから、今まで通りどんな子どもたちも入れる幼稚園として存続します。また、石川県とも相談して、私学助成を受ける幼稚園としても存続したいと、希望を伝えています。制度が変わっても、羽咋白百合幼稚園の大事なところは、変わることはありません。