「学院長室から」

          
  
                               学院長 釜土達雄
 
 三月の園だよりの「学院長室から」で、羽咋白百合学院の前理事長川原潤さんが亡くなられたことをご報告いたしました。
 その後、園だよりが発行され、三月二三日に卒業式が執り行われ、新学期の準備が始まった二五日、月曜日。川原理事長の前に理事長を務めて下さった島田耕三元理事長が亡くなられました。
 川原さんが亡くなられたのは三月一〇日。島田さんが亡くなられたのは三月二五日。続いての出来事でした。さびしくなりました。
 わたしは、島田耕三さんは良く知っていましたが、島田耕三さんが理事長をつとめておられた時代の羽咋白百合幼稚園は、あまり良く知りません。川原潤理事長の時代から羽咋白百合幼稚園に直接関わるようになったからです。それでも、理事長を退いてからも理事をつとめて下さいましたから、良く知っているのです。川原理事長、島田耕三理事、茶木喜代一理事、そして鈴木リデヤ理事の下で、お仕えをしてきました。今では全員、天に召されています。本当に、さびしくなりました。
 現在の羽咋白百合学院の理事は富山県で学校法人や社会福祉法人の理事長をしている風間宣夫先生、学校法人の理事長を長い間務めていた小堀康彦先生、羽咋教会牧師の内城恵先生。そして羽咋白百合幼稚園の繁在家真紀と、わたし釜土です。
 川原前理事長の席が空席のため、ひとり欠員となっていますが、わたしがいちばんの年長者です。