「書斎から」
          
  
                               園長 釜土達雄
 
先にお話ししていた認定こども園の整備工事。まだ、いつから始まるのか、どのような工事になるのか、詳細は決まっていません。けれども準備は着々と進んでいます。
 まずその前に、羽咋白百合幼稚園の耐震診断をいたしました。耐震診断が、工事の補助金の条件となっていたからです。羽咋白百合幼稚園園舎の耐震診断が完了いたしました。
 結果は、ls値0.72 q値1.06でした。ls値は0.6よりも大きくなければなりませんでしたし、q値は1.0よりも大きくなければなりませんでしたが、いずれもクリア。「地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い」との診断結果です。耐震補強工事等は必要ないこととなりました。ご安心ください。
 そして、この耐震診断結果により、工事の準備は一気に前に進むことになったのです。
 現在は、設計事務所が最終図面のための準備をしております。
 大まかな計画は、まず未満児保育室の増築があります。現在の園舎のとなりにある子育て支援センター。その入り口の車庫が取り壊され、そこに未満児保育室が増築されます。それにより、厨房横から、この保育室に向かって渡り廊下がつくことになります。厨房は全面改修、大人用のトイレも全面改修です。
 ひよこ・たまごのお部屋は、部分改修されます。多目的ホールも部分改修です。電灯の交換とエアコンの取り替えが行われます。その間にあるトイレは、全面改修です。
 すみれ・ゆり・ばらのお部屋は照明の取り替え、ホールも照明が取り替えられて明るくなる予定です。エアコンのなかったゆり・ばらのお部屋にはエアコン設置の予定です。水道の配管工事もやり替える予定です。全保育室のトイレの改修工事は出来ませんが、トイレは浄化槽から公共升を使った下水利用に切り替えられる予定です。
 もちろんこれらは予定の項目。工事予算の総額が決まっているので、予算を超えると順番に削っていかなければななりませんが、出来るように工夫したいと思っています。
 さて大きな問題点は、その間の厨房はどうなるのかということ。厨房は、ばらぐみのとなりに、仮厨房を設置して急場を過ごす予定です。
 また次の大きな問題は、オープンハウスをどうするかということ。十月十六日の予定ですが、園内改修工事を十六日前に改修を終えるのか、十六日以降に改修を行うのか。そこが思案のしどころです。施行業者が決まった時点で、設計事務所を交えて相談したいと思っています。
 いずれにしろ、良き工事になるように、祈っています。
 ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします